最近の“待機室”、ひどすぎませんか
最近の万博サイト、開くたびに待たされますよね。
ボタンをひとつ押すたびに「待機室→次の待機室…」と部屋替え。ここで10分、次で30分、その次で1時間――さすがに、ずっと付き合っていられない…という気分になります。
あの待機列ページの万博ロゴマーク(口を開けたミャクミャク?)の画像を見るたびに、「勘弁してよ」とつぶやいてしまいます。
いちばんのストレスは予約関連
先日までは「万博で一番嫌なのはゲート前の行列」だと思っていましたが、私が今、いちばん心が削られるのは予約まわりに変わりました。
予約が取れないのはまだ諦めもつくけれど、サイトにアクセスできない/表示されない/エラーに飛ばされる/待機室10万人待ち…となると、さすがにしんどい。
現地で並ぶ覚悟はありますが、スマホの中でも延々と待たされる——モチベーションがじわじわ下がってしまいます。
いったいどこの誰が開発してるの?
どこの会社が開発しているのだろうと思い、万博の契約情報を確認してしまいました。
「万博アプリ・万博ポータル開発保守運用業務」の業務委託費は約8億円。
「入場券販売・予約管理(TKC)業務」は約3億6千万円。
なんというか、規模のわりに意外と安い? と感じつつも、金額に関係なく“きちんと使えるもの”にしてほしかった。
改修もかなり入っている気がしますし、これらの会社にとって、この事業はもう赤字なのでは…とか、この先「万博サイトを請け負いました」と胸を張っては言いづらいだろうな…と、つい余計な心配までしてしまいます。
そして今の設計は、やっぱり人の心理への想定が甘いのではと感じます。早い者勝ちのルールなら、誰だって“人より早く取りたい”と動きますよね。その動きを受け止める仕組みがサイト側に足りていない、という印象です。
会場でもネットでも待つのは疲れます。
それでも、予約が取れたら私はまた万博に遊びに行くと思いますが、アプリはできるだけ開きたくないのが本音。
これから駆け込みで初万博の方は、正直なところ大変だろうな…と感じています。