未来の都市。今回で2回目の訪問です。
前回は駆け足だったので、もう一度ゆっくり見てみたくて、3日前予約で取りました。シアター入場ありとなしがある中で、私が取れたのは「なし」のほう。本当は「あり」がよかったので、少し残念。


  会場は西ゲートのさらに西!アクセスは事前に要確認


場所は西ゲートのさらに西側、まさに海のすぐそば。私は西ゲートから入る派なのでさほど遠く感じませんでしたが、東ゲートから来場する方にとってはなかなか遠く感じるエリアだと思います。

気温が高い日や疲れがたまっている時間帯は、アクセスのしやすさも含めて来場プランを練るのが良さそうです。


  未来社会Society5.0を体感する展示


建物に入ると、まずはSociety5.0(ソサエティ5.0)の概要を伝える導入映像。デジタルとリアルが融合した社会を、わかりやすく提示してくれます。



その後は、参加企業による展示ブースへ。ここがまさに「未来の都市」のコアといえる部分。エネルギーや交通、農業、防災など、さまざまな分野における新技術やアイデアが並んでいて、まさに万博らしい内容でした。

ただし、複数企業の共同パビリオンにありがちな課題もあり……。
各ブースで個別の待機列が発生するため、全部回るには、時間と体力がかなり必要です。


  映像展示中心に鑑賞 現実感と疑問も


私は今回は体験系にはあまり並ばず、映像展示を中心にいくつかを鑑賞。技術やコンセプトそのものは興味深く、「こんな都市ができたら面白いな」とワクワクする一方で、実際に実現するにはどういう仕組みとお金が必要なのか、という点は気になるところ。


「これを実現するには、誰がコストを負担するんだろう?」「このビジョンで投資を集められるのかな?」といった疑問もよぎります。
個人的には、現実からの距離感がまだ少しある印象で、具体的なビジネスとしては“様子見”かな、という気持ちにもなりました。


  午後は混雑、でも空調が効いていて快適


訪問したのは午後遅めの時間帯。パビリオン内はかなり混雑していて、ちょっとゴタゴタとした印象も。ただ、空調はしっかり効いていて、猛暑日だったこの日も中はとても快適でした。

そして出口を出ると、そこには「空飛ぶクルマステーション」。一瞬、ゼントラーディのバトルポッドみたいだなぁ…なんて思いましたが、よく見ると全然違ってますね。



未来社会の可能性を描くスケール感のある展示でしたが、じっくり体験するには時間とタイミングがカギになりそうです。

次に行く機会があれば、ぜひ「シアターあり」で見てみたいなと思っています!