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ルクセンブルクパビリオンは、いつ見ても行列が長く、なかなかタイミングが合わず入れずにいました。今回はたまたま入場規制が解除された瞬間に通りかかり、思い切って並ぶことに。案内では「80分待ち」ということでしたが、実際には約60分ほどで入場できました。

 

 

待機列は建物の脇を何度も折れ曲がっており、自分がどのあたりにいるのか分かりにくい構造。列は進んでいるとはいえ、ゴールが見えないと何となく心配になりますね。

 

 

 

  ツアー形式で徹る、心の鼓動の物語

 

中に入ると、まずはルクセンブルクという国の概要を映像で簡潔に紹介。自然と都市、産業が共存する国の魅力が伝わってきます。

 

 

2つ目の部屋では、多言語国家・多様性国家としてのルクセンブルクを、さまざまな人々が語りかける映像展示。同時に複数の映像が流れており、来場者自身が「興味のあるものを見る」というスタイルでした。

 

3つ目の部屋は、中央に黒い球体が浮かび、周囲にコンソールが置かれた不思議な空間。一見、「悪のマザーコンピューター」っぽいですが、後から考えると、テーマが「ドキドキ」なので、おそらく心臓をイメージしたものだったのかなと思います。

 

 

ここでは、環境、宇宙開発、自然などのテーマを選んで球体に飛ばすことで、球体が変化していくようになっていました。

 

最後の展示は、靴を脱いでネットの上に座り、没入型映像を鑑賞するというものでした。ネットがゆらゆらと動くため少し不安定で、座るだけでも自然と緊張感が生まれます。ドキドキというテーマにふさわしく、映像だけでなく身体感覚でも心の揺れを体験するような演出が印象的でした。

 

 

 

  入館者限定のレストランも

 

展示が終わると、そのまま館内レストランへ。ここは入館者しか利用できないレストランとのことで、あまり待たずに着席できました。

 

私が注文したのは、

  • グロンペレキッヘェルヘン(ルクセンブルク風ポテトフリッター) 2300円

  • ジンジャーエール 600円

提供が紙皿だったのはちょっと意外でした(万博ではよくあるスタイル?)。独特の香りがありましたが、味はとても良かったです。しっかりボリュームもあり、お腹いっぱいになりました。

 

 

行列を抜けた先にある、ちょっと不思議で心地よい「ドキドキ」体験。楽しかったです!

 

レストラン横にあったボーリング場