タイパビリオンは比較的入りやすいと聞いていたのですが、私が行った日はかなりの混雑ぶり。18時を過ぎてもかなりの列で、「あ、これは予約があってよかったな」と感じました。

 

 

  鏡と象が迎える、タイらしいエントランス

 

入口に近づくと、ステージ横の演目表が目に飛び込んできました。そこに書かれていたのが「赤アリの卵の狩り」。なかなか衝撃的なタイトルですよね? 併記の英語をみると、おそらくダンスみたいですが、いったいどういうものなのか、想像が追いつきません。サムライアリ的な何か?  見てみたい…!

 

 

エントランスには、象のオブジェが数体立っていて、可愛らしい印象。

建物の側面には鏡面パネルが使われていて、屋根のカーブが映り込むデザイン。実際よりも建物が大きく見えるような工夫がされていて、思わず「なるほど〜」と感心してしまいました。

 

 

  観覧は挨拶の練習からスタート

 

館内は、たぶん50人くらいの単位で案内されていたと思います。

最初の部屋では、パビリオンのマスコットキャラクターが紹介されたあと、スタッフさんがタイの挨拶について説明してくれました。両手を合わせて軽くお辞儀、というあのポーズです。実際にみんなで声に出してやってみる場面もあって、いきなりの参加型。思わず笑顔になりました。

 

 

 

  映像と展示で味わう、文化と健康

 

次の部屋では、タイの自然や文化を伝える映像を鑑賞。いわゆる観光プロモーション的な映像なんですが、水鉄砲を手にした大人たちが本気で遊んでいる姿が何度か出てきて、すごく印象に残りました。きっと水かけ祭りの様子だったんじゃないかな。楽しそうな雰囲気が画面から伝わってきました。

 

 

その次は展示室へ。この瞬間、「あ、東南アジアに来たみたい」と感じました。タイ料理屋さんに入ったときのあの香りがただよっていました。

 

タイ式のマッサージ器具は手に触れられるようになっていて、私も肩に試してみました。かなり効きそうです。そして、すごく丈夫そう。

 

 

このほか、料理の紹介もありました。

テーブルにお皿を置くと料理の映像が映し出される仕掛けもあって、子どもたちが大喜び。見た目にも楽しい工夫がされていて、全体的に体験型の要素も多かったです。

 

 

 

  最後はお土産コーナー

 

出口はお土産コーナー。今までみたパビリオンの中で一番広くスペースがとってあったと思います。スキンケア用品やシルク製品、日用品など、タイらしいものがずらっと並んでいました。

 

 

多くの人がじっくりと商品を手に取って見ていて、私もジム・トンプソンの生地を使った小物に、つい手が伸びそうに…。でもふと、「ここじゃなくても買えるかも?」と我に返って、その場ではぐっと我慢。今はネットでじっくり吟味しているところです。

 

館外にあったこれは、何だったんだろうか。登竜門?

 

 

タイパビリオンは全体的に明るくて楽しい雰囲気でした。予約も比較的取りやすいほうだと思います。混雑しているときは列ができていましたが、それでも他の人気パビリオンに比べると、わりと早く見られる印象です。