子どもの「ここ行きたい!」がすべての始まり
万博のパビリオンのなかで、子どもが「ここに絶対に行きたい!」と熱望したのが、ガスパビリオン《おばけワンダーランド》。
これは何としてでも連れて行ってあげたい…と、気合を入れて予約争奪戦に挑みました!(まあ、気合を入れても取れないことのほうが多いんですけどね)
そして、無事に予約が取れたときの達成感!「よしっ、任務完了!」という気持ちでした。
このパビリオンは、私自身も気になって、事前にいろいろ情報をチェックしていました。実際に体験してみると、事前情報から想像していたところを違ったところもありましたが、子どもは終始ニコニコ。結果的に、来てよかったなあと心から思える時間になりました。
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ワクワク体験スタート!
所要時間は全部で40分。
まず案内されたのは、もやもやと煙が漂うお部屋。ここで、おばけキャラの「ミッチー」によるガイダンス映像が始まります。雰囲気たっぷりで、もうこの時点でテンション上がってました。
次の部屋がメインエリアで、ここでVRゴーグルをつけておばけに変身!ただし、VR体験は7歳以上が対象。7歳未満のお子さんは、専用デバイスで体験することになります。
ゴーグル装着はちょっとバタバタ
ゴーグルは自分で装着するスタイルなんですが、うちの子は一人ではちょっと難しいところもあって…結局、私が手を貸しながら自分の分も準備して、ちょっとしたバタバタに。でもなんとか時間内に完了しました!
そしてゴーグルをつけてみたら…びっくり!周りの人が全部おばけに見えて、自分の足も消えてる!?「うわ〜!」と、思わず声が出ちゃいました。
ストーリーも演出もドキドキ
このVR体験は、「欲張りおばけ・シーオーツ」をみんなでやっつけるストーリー仕立てになっていて、手から光線が出たり、床が抜けたような映像があったりと、ドキドキワクワクでした。
ちなみに私はVR酔いしやすいタイプなんですが、子ども(おばけの恰好になってるけど)が気になってそちらばかり見ていたせいか、不思議と大丈夫でした。
学びコーナーもちゃんとある
シーオーツを倒したあとは、隣の部屋で「イーメタン」のお話。CO2やエネルギーの仕組みを、映像と説明で分かりやすく紹介してくれます。
さらに次の部屋では、パネルを見たりハンドルを回したりしながら、楽しく学べる工夫がいっぱい。しっかり遊びながら学べるのがいいですね。
最後はお楽しみのお土産タイム
出口を出ると、お土産コーナー。子どもにねだられて「おばけたちのにじいろグミ」(540円)を購入しました。黒いグミを「シーオーツ、食べちゃうぞ〜!」とご満悦でパクパク。いい思い出になりました。
お子さん連れにおすすめのパビリオン
全体を通して、子どもが楽しめるポイントがぎゅっと詰まったパビリオンでした。大人も楽しいですが、特に小学校低学年くらいまでのお子さんにはぴったりだと思います。
ちなみに、バーチャルパビリオン「空飛ぶ夢洲」にも《おばけワンダーランド》が登場しています。こちらもゲーム性たっぷりで楽しい内容になっていました!
子ども分だけ予約もアリかも?
予約枠が少ないこともあって、家族全員分の予約を取るのはなかなかハードルが高いのですが、公式情報によると「ご予約の体験者1名様につき、同伴者1名様まで予約不要で入場可能」とのこと。つまり、子ども1人の予約でも保護者が付き添いとして一緒に入ることができます(ただし同伴者が体験する場合は、別途予約が必要です)。
実際、私も、2か月前、7日前、3日前の各予約で惨敗をくり返し、これ以上予約が取れないようなら、子どもの分だけでもなんとかゲットしたいと考えていました。子どもだけの予約することで、家族全員分を狙うよりも予約が取りやすくなるかもしれません。
▶ 公式サイト