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大阪・関西万博のシグネチャーパビリオンのひとつ、「いのちをめぐる冒険」。開幕前から気になっていた方も多いのではないでしょうか?
 

私自身、ずっと楽しみにしていたパビリオンのひとつで、今回ようやく体験することができました。

 

▶ 過去記事

 

 

このパビリオンでは、事前予約が必要な体験が2つあります。

  • 超時空シアター「499秒 わたしの合体」

  • ANIMA!(アニマ)

私はこのうち、ANIMA!に当選。VR酔いしやすいタイプなので、個人的にはこちらがぴったりでした。

 

 

 

  河森正治氏の演出!「ANIMA!」で生命の神秘を体感

 

所要時間は約30分(演出時間は約8分)。


入場前に、注意事項が書かれたカードが配られます。刺激に弱い方、小さなお子さんやペースメーカー使用者のために、振動のない場所で体験することも可能とのこと。こういった配慮があるのはありがたいですね。

 

 

30人ほどが一緒に体験しました。

案内に従って進んでいくと、そこは布の幕が何重にも垂れ下がる狭い空間。
そして、床からは低く唸るような音とともに、時折「ざわざわ…!」と振動が。
これだけでも十分に非日常感がありました。

 

 

 

  無彩色の世界から、命が芽吹く色彩へ

 

上映が始まると、まず現れたのはモノクロの世界。
そして、ふくろう(?)のような生き物が登場したあたりから、場面は一転。
色とりどりの光や音に包まれ、一気に命のエネルギーが広がっていきます。

 

 

床が震え、布にも映像が投影され、音は四方八方から。
この没入感は、まさに「体験型アート」。どこを見ても刺激があり、ただ立っているだけでどんどん引き込まれていくような感覚でした。

 

 

  五感で感じる“いのち”の物語

 

正直なところ、事前に「強い音や光の演出あり」と聞いていたので、少し身構えていました。でも、精神的に負担を感じるような怖さはなく、「圧倒されるけど、心地いい」という感覚に近かったです。

 

 

言葉でうまく言い表せない体験でしたが、終わってからもしばらく余韻が残るような、そんな不思議な時間でした。「視覚・聴覚・触覚」を使って感じるこの体験は、誰にとっても記憶に残るはずです。

 

 

いのちの尊さや多様性を、言葉ではなく「感覚」で届けようとするこの試み。
一度体験してみる価値、大いにあると思います。

 

 

▶ 公式サイト