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2025/5/15追記:
公式サイトで「予約なしパビリオンマップ」が公開されています。

バージョンが更新されていくようです。

 

最新版はこちらから:

Map | EXPO 2025 Visitors
 

2025/5/15時点の最新版:

 https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/uploads/0508_JPMAP_NR_v10.png

 

意識していませんでしたが、あらためて会場マップのページを見てみると、バリアフリーマップ、センサリーマップ、点字マップなど、いろいろな地図があるのですね。

 

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※本記事は特定の政党を支持または批判する意図は一切ありません。

 

万博会場は案内表示が少なく、SDGsの観点から紙の地図は基本的に配布されていないとのことで、「どこに何があるのかわからず困った」という声があちこちで聞かれます。会場では紙の地図が1枚200円で販売されているという話もありました。

 

私も地図の使いづらさにはちょっと困っていたのですが、先日、ポストに一枚のチラシが入っていました。大阪維新の会が作成した、万博をアピールする内容で、裏面にはチケットの買い方など、表面は「各国のパビリオンがどこにあるか」が描かれた地図がついていました。

 

これが見やすくてちょっとびっくり。

ふだん使っている公式ガイドブックの地図とはまったく違う感覚で、「これは便利かも」と思っていたところ、今度は子どもが学校でもらってきた冊子に目が留まりました。

 

大阪府・大阪市が作った「大阪・関西万博の見どころガイド」です。府内の学校で配られたようですが、この中に掲載された地図がまた、びっくりするくらいわかりやすい。

 

というわけで今回は、この3つの地図を比べてみた感想をまとめてみたいと思います。

 

 

  チラシの地図:とにかくシンプルで見やすい

 

大阪維新の会が配布したチラシの地図は、海外パビリオンの配置だけに特化したとてもシンプルなもの。企業館やトイレ、飲食施設などの情報は一切なく、国名と建物の位置だけがはっきり描かれています。

 

 

でも、それが逆に「どこに何があるか」を一瞬で把握するのにちょうどいい。特に、通路の描写がすっきりしていて、動線を考えるのにとても便利です。

 

2025年1月時点の情報ということで、施設名が「合同館E」のようにやや事務的な表記のままになっている箇所もありますが、海外パビリオン用としては使える地図だと思います。

 

 

  公式ガイドブックの地図:情報量は抜群、でもちょっと大変

 

公式ガイドブックに掲載されている地図は、まさに「全部入り」。

トイレ、飲食、ショップ、バス停、休憩所など、あらゆる施設が網羅されています。

 

 

必要な情報がすべて載っているのはありがたいのですが、情報量がとにかく多いので、目的の場所を探すのに手間取ることもしばしば。

 

特に、パビリオンの名前が地図の外に一覧で書かれていて、「この国のパビリオン、どこだっけ?」と探すのに時間がかかる場面も多いです。

 

 

  見どころガイドの地図:子ども向けだけど実用性バツグン

 

そして、子どもが学校でもらってきた「見どころガイド」の地図がこちら。

これが意外とよくできていて、見やすい。

 

 

トイレや飲食場所などの詳細は載っていませんが、「どこに何があるか」がシンプルに、かつ的確に表現されています。チラシ地図と違って企業館なども描かれていて、建物の上にパビリオン名が書いてあるのも助かります。

 

これ、どこかにデータがないかなぁ、と探してみたら、ありました!

以下のサイトで【閲覧用】のPDFを選ぶとダウンロード可能です👇

 

 

地図は4ページ目。

ガイドとしては大阪推しが強すぎてかなり偏った内容ですが、地図はいいですよ!

私はこちらを印刷し、クリアファイルに入れて会場に持っていくことにしました。

 

 

  3つの地図、それぞれに使い道がある

 

どの地図が良いかは、そのとき何を知りたいかによって変わると思います。

  • パビリオンの場所をざっくり把握したいなら、チラシ地図(ただし海外パビリオン限定)。

  • 会場全体の施設を細かくチェックしたいなら、公式ガイドブック。

  • 必要最低限の情報をさっと確認したいなら、見どころガイド。

私はこの「見どころガイド」の地図が一番しっくりきました。

子ども向けに作られているからこそ、視認性やわかりやすさが優先されていて、大人にもありがたい内容になっています

 

トイレ・飲食場所の検索用として、パーソナルエージェントアプリも使いたいですが、紙の地図はこれ1枚でいこうかな、と思っています。