大阪・関西万博の来場者をサポートしてくれる新アプリ「来場者向けパーソナルエージェント」が、4月上旬にリリース予定とのこと。これは“デジタル万博”を象徴する取り組みのひとつとして位置づけられています。
スマホにインストールして使うアプリで、AIが利用者の好みや行動に合わせて、パビリオンやイベントの情報、ルート案内、混雑予想などをしてくれるというもの。
「万博の中を一緒に歩いてくれる賢いコンシェルジュ」みたいなイメージでしょうか。
それにしても開幕直前のタイミングでリリースとは、開発に携わる方々は、今ごろ本当に寝ずに頑張っていらっしゃるのかもしれませんね…応援したいし、できればもう少し早く使ってみたかったなぁという気持ちもちょっぴり。
公式サイト:
パーソナルエージェントって、なにができるの?
このアプリで公式に案内されている主な機能は以下の通りです。
-
会場のリアルタイム混雑情報、パビリオンの空き情報をチェック
-
現在地から目的地へのルート案内(ARナビにも対応予定)
※ARナビは、スマホのカメラで撮影した映像に進行方向の矢印などを重ねて表示してくれる機能です。地図が苦手な人でも迷わず移動できるとのこと。
-
あなたに合ったパビリオンやイベントをAIが提案
-
1日の周遊コースをAIが自動でプランニング
つまり、朝から晩まで「次なにしよう?」と迷うことなく、ストレスフリーに楽しめるということですかね。
万博IDと連携? 便利機能がたくさんありそう
イメージ画像によれば、施設の予約時間が近づくと通知が届く機能が搭載されていることがわかります。予約情報は万博IDで管理されているので、このアプリもIDと連携して動作するのではないかと思います。
時間の管理がスムーズにでき、しかも最適な移動ルートまで提案してくれるのはとても便利そう。
私自身、子ども連れで動く日はバタバタしがちなので、こういったサポートは本当にありがたいですね。
万博アプリ、またひとつ増えるけど…
この「パーソナルエージェント」はスマホにインストールして使うタイプのアプリ。
万博関連のアプリは既に、EXPO 2025 Visitors、EXPO Wallet、EXPOみゃくぽ、EXPOホンヤクをインストールしています。
他にも、各パビリオン独自の体験用アプリが必要なところもあるので、「またアプリ増える〜!」というのが正直なところ。でもこれは会場内の情報を一括管理できる「本命アプリ」になるのかもしれません。
私は通期パスで何度も訪れる予定なのでまだいいかなと思いますが、1回だけの訪問予定の方にとっては、これだけのアプリ群は少しハードルが高く感じるかもしれませんね。
通信環境が気になる方は…
アプリを活用するにはネット環境が必要ですが、会場では無料のローミングWi-Fiが整備される予定とのこと。通信量を気にせず安心して使えるのはうれしいですよね。設定方法については、こちらの記事もぜひチェックしてみてください👇
万博をもっと楽しむための“相棒アプリ”として、パーソナルエージェントにはかなり期待しています。
あとは…本当に間に合うかどうか、ちょっとドキドキしますが(笑)、きっと仕上げてくれると信じています!
