大阪・関西万博の楽しみは、展示だけじゃありません。 会場内で味わえる【ラウンジ&ダイニング】では、世界に誇る“日本の食文化”を上質な空間で体験できます。
最近では「飲食店の食事の価格帯が高すぎるのでは?」という報道も目にしますが、今回はあえてその中でも“飛びぬけて高いほう”のラグジュアリーレストランを調べてみました。
高級寿司・鉄板焼き・ホテル級ビュッフェ、そして“完全個室”のフレンチコースまで。 贅沢な時間を過ごせる選択肢もある「食の万博」の一面をご紹介します。
ラウンジ&ダイニングとは?
- 場所:大阪・関西万博E14 ナショナルデーホール「レイガーデン」2F
- 営業時間:10:00~21:00(会期中無休)
「ラウンジ&ダイニング」では、海外からの来場者にも日本らしいおもてなしを感じてもらえるような工夫がされています。 公式エントランスは現代的なデザインと温かみのある照明が組み合わさっていて、洗練された雰囲気です。
場所は、東ゲートよりの海に面したところで、リングの外側になるようです。
こちらで楽しめるのは、
-
職人の手さばきを間近で楽しめる「鮓 晴日」の寿司カウンター
- 会話と香り・音を楽しむライブキッチン「うかい亭 大阪」の鉄板焼きカウンター
- 上質なサービスと料理を個室で楽しめる「レセプションルーム」
- 眺望の良い空間で自由に選べる「ビュッフェ」
詳しい情報と最新のメニュー、写真は公式サイトで見ることができます。
すでに各店舗の予約もスタートしているようです。
公式サイト:
具体的にみていきましょう👇
鮓 晴日[はれのひ]|大阪鮓の伝統を、五感で味わう
寿司カウンターで職人の技を目の前に。 関西の鮓文化をモダンに再構築した“上方鮓の真髄”を味わえます。
※サービス料10%別、90分制、要予約
▶ 鮓コース「晴れ」
- コースのみ:22,000円(税込)
- ワインペアリングA付き:46,200円(税込)
- ワインペアリングB付き:38,500円(税込)
- お通し
- 鉢物
- にぎり9貫
- 押し寿司(小鯛・富士サーモン)
- 棒寿司(鯵・鯖)
- 厚焼玉子
- 煮穴子
- 本まぐろ炙り
- 赤だし
- 巻き寿司
- お抹茶
▶ 鮓コース「祭り」18,000円(税込)
鉢物を除いた「晴れ」コースのライト版。
- コースのみ:18,000円(税込)
- ワインペアリングA付き:42,200円(税込)
- ワインペアリングB付き:34,500円(税込)
うかい亭 大阪|鉄板焼きのライブ感を五感で堪能
特選牛、伊勢海老、鮑など、贅沢食材が登場する鉄板焼きコース。
※130分制、サービス料10%別、要予約
▶ ディナーコース
- コースのみ:38,000円(税込)
- ワインペアリングA付き:62,200円(税込)
- ワインペアリングB付き:54,500円(税込)
- 車海老と春野菜のサラダ(オーロラソース)
- 蛤のクラムチャウダー
- 天然鯛と春豆
- 鮑の岩塩蒸し(海藻バター)
- 神戸牛ステーキ
- ガーリックライス
- デザート(赤い実のショーフロワ・プティフール)
▶ ランチコース
- コースのみ:28,000円(税込)
- ワインペアリングA付き:52,200円(税込)
- ワインペアリングB付き:44,500円(税込)
・天然鯛のマリネ
・蛤のクラムチャウダー
・伊勢海老と春豆 ポワレ
・旬 野菜
・うかい厳選牛ステーキ
・ガーリックライス
・赤い実のショーフロワ
・プティフール
レセプションルーム|静かな空間で楽しむ、美食のフルコース
プライベートな空間で本格フレンチのコース料理とワインを堪能できます。
※各コースともにサービス料10%別/要予約制
▶ コース「はなみずき」
- コースのみ:33,000円(税込)
- ワインペアリングA付き:57,200円(税込)
- ワインペアリングB付き:49,500円(税込)
【前菜】
-
カリフラームースを引き立てる華やかな野菜のテリーヌ
-
才巻海老 やま山葵
-
パテ・ド・カンパーニュと旬のフルーツ
-
淡路産玉葱のビシソワーズ コンソメジュレ
【ポワソン】
-
国産伊勢海老を印象つけた一皿 ソースブイヤベース
【ビーフ】
-
神戸牛のポワレ トリュフ香る赤ワインソース
【デザート】
-
スティッキー トフィープディング
-
バニラアイスとナッツプディングソース
-
プティフール
▶ コース「さくらそう」
- コースのみ:27,500円(税込)
- ワインペアリングA付き:51,700円(税込)
- ワインペアリングB付き:44,000円(税込)
【前菜】
-
カリフラームースを引き立てる華やかな野菜のテリーヌ
-
才巻海老 やま山葵
-
パテ・ド・カンパーニュと旬のフルーツ
-
淡路産玉葱のビシソワーズ コンソメジュレ
【ポワソン】
-
国産伊勢海老を印象つけた一皿 ソースブイヤベース
【ビーフ】
-
国産牛肉のプレゼ トリュフマッシュ
【デザート】
-
スティッキー トフィープディング
-
バニラアイスとナッツプディングソース
-
プティフール
どれも美味しそうで、こんな場所で一度は食事してみたいなあ…と憧れてしまいます。価格はかなり高めですが、それも含めて特別な非日常の世界。万博という特別な舞台で体験できるのは貴重ですね。
うちのように小学生の子がいると、そもそも一緒に行けるのか気になってしまいますが…、子ども用のメニューは見当たらず、たぶん難しそうです。予約システムにも「子ども」の選択肢はなく、価格帯や雰囲気的にも大人だけでゆったり過ごすための空間なのだと思います。
ビュッフェ|家族で楽しめる、ちょっと贅沢な食空間
一方で、眺望の良い開放感あるエリアにあるビュッフェは、家族連れでも気軽に立ち寄れるカジュアルなスタイル。子ども料金も設定されていて、小さなお子さん連れでも利用できそうです。
料理はなんと約70種類!世界各国のメニューが並び、万博らしい多国籍な味を楽しめるとのこと。
予約は不要です。
- ローストビーフやビーフシチュー、「夢の大地豚」のローストポークなど、お肉メニューが充実していてどれも美味しそう。
- シーフードのブイヤベースやソフトシェルクラブのフライなど、お魚系もなかなか豪華。
- 鹿や猪を使ったジビエ料理もあって、ちょっと珍しい体験ができそうです。
- ホタルイカのパンナコッタやサーモンのロミロミなど、ちょっと変わった前菜も。
- フォーやショートパスタ、カレーやナンまであって、アジア系の料理もいろいろ。
- ベジタリアンやプラントベースのメニューもちゃんとあって、選択肢が広い。
- デザートはマカロン、ケーキ、プリン、フルーツなど種類豊富。
- パンもクロワッサンやフォカッチャなどいろいろあって、サラダや温野菜と一緒に楽しめそうでした。
▶ 料金(税込)
- 大人:8,800円
- 子ども(7〜12歳):4,400円
- 6歳以下:無料
ちょっと豪華な万博グルメを家族で体験するなら、ここはぴったりの場所かもしれません。 うちの子は少し偏食ぎみなんですが、ここなら食べられそうなものがきっと見つかると思います。 家族の誕生日の食事で行ってみたいねと話しています。
服装はどうする?ドレスコードについて
これだけの価格帯のお店になると、やっぱりドレスコードが気になりますよね。
万博に行くとなると、基本は動きやすい服装や歩きやすい靴になると思いますが、ラフすぎると失礼かも…と少し心配になります。
世間的に、ビュッフェであれば、清潔感があって少しきちんとして見えるカジュアルな服装なら問題なさそうです。Tシャツや短パン、サンダルは避けたほうがよいとのこと。
寿司や鉄板焼きなどのレストランでは、万博会場という場所柄ジャケットまでは必要ないのかなと思いますが、襟付きのシャツやきれいめな服装を意識しておくと安心かもしれません。
万博で“食”を楽しむという選択肢
今回の万博では、展示やパビリオンと同じくらい、「どんな食事ができるのか」を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
こちらのラウンジ&ダイニングでは、特別な時間を彩る4つのスタイルが用意されているようです。
🍣 本格寿司を堪能するなら《鮓 晴日》
🔥 五感で楽しむ鉄板焼きなら《うかい亭 大阪》
🌸 記念日には《レセプションルーム》の完全個室コース
👨👩👧👦 家族で行くなら《ビュッフェ》で多国籍メニューを気軽に
どのお店も、公式サイトに美しい料理写真が掲載されています。 すでに予約可能になっているので、気になる方は早めのチェックをおすすめします!