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通期パスを持っている方にとって、万博のパビリオンを効率よく回るには計画的な予約が欠かせません。しかし、予約枠は最大3つまでしか持てず、一度申し込むと予約枠が「ロック」されるため、適切なタイミングで申し込むことが重要です。

 

今回は、通期パスを最大限に活用する方法を考えてみました。

 

 

  パビリオンの抽選・予約の基本ルール


まず、予約ルールを再確認。

大阪・関西万博では、次の4つの方法でパビリオンの予約ができます。

 

抽選種類 申込期間 結果発表 注意点
2か月前抽選 来場
3か月前~2か月前
来場日の
2か月前
抽選申込後~発表の間、当選後は予約枠がロックされる
7日前抽選 来場
1か月前~8日前
来場日
7日前
抽選申込後~発表の間、当選後は予約枠がロックされる
3日前先着 来場3日前~前日 空枠先着順 当選後は予約枠がロックされる
当日枠 会場入場後、予約枠を消化するごとに新たに予約可能 - 当選後は予約枠がロックされるが、すぐ消化

 

上表のとおり、申込みから抽選までと、当選後から来場までの期間は、新たな予約が取れなくなります(「ロック期間」)。

 

 

  「ロック期間」って何?

 

パビリオン予約に申し込みをしたり、当選して予約が確定している場合、来場日を別の日に変更すると、その予約申込みや当選が消えてしまいます。来場日を動かしたくない場合、予約枠が自由に使えません。

これを仮に 「ロック期間」 と呼びます。

 

例えば:

  1. 7月1日に万博に行くと決めて、4月1日(3か月前)にパビリオンの2か月前抽選を申し込む。

  2. 5月1日に当選が確定。

  3. 7月1日まで、その予約枠は使えない。

実際には4月13日(開幕日)から7月1日まで、この枠は動かせない状態になるので、残りの枠で入場をやりくりする必要があります。


せっかくの予約枠が2か月以上つぶれているのは、なんとも残念です。なお、後述しますが、4月30日に予約申込みをすれば、ロック期間を少し短縮できます。


  

  パビリオン予約を増やしつつ、ロック期間を短くするには?

 

万博を楽しむためには 、できるだけ多くのパビリオンを予約したいところです。2か月前抽選から参加すれば、抽選回数が増えるのでパビリオンを予約できる可能性が高くなるでしょう。しかし、2か月前抽選ばかり使っては、そもそも来場できる日が少なくなりますよね。

 

では、たくさんのパビリオンを予約しつつ、ロック期間を最小限に抑えるにはどうすればよいのでしょうか? 考えてみました。

 

 

  ❌ NGな予約の仕方(ロック期間が長くなる)

 

  • 毎回2か月前抽選ばかり使う
    言わずもがなですが、枠が長期間ロックされ、新しい予約を入れられない日が増えます。せっかく通期パスを持っているのに、これはもったいない。
     

  • 抽選申込期間の開始後すぐに申し込む。
    2か月前抽選、7日前抽選を申込期間がはじまってすぐに申し込むと、抽選結果を待つまでロックがかかってしまいます。

 

  ⭕ おすすめの予約戦略
(ロック期間を短くしてパビリオン予約を増やす)

 

✅ 2か月前抽選は「どうしても行きたい日」に使う
 予約枠が長期間ロックされるため、本当に外せない日だけに活用するのがベスト。多用すると他の日の予約が取りにくくなるため、頻繁に行く人ほど慎重に選ぶ必要があります。
 

✅ 7日前抽選と3日前先着予約を交互に使う
 1週間と3日間のロック期間をバランスよく組み合わせることで、新しい予約枠を早く開放し、継続的に予約を確保することができます(当選すれば、ですが)。例えば3日ごとや1週間ごとに行く人は、この方法を取り入れることで柔軟にスケジュールを調整できます。


✅ 当日枠を活用して、予約できなかったパビリオンを補う
 ロック期間がなく、最も自由度が高い方法。人気パビリオンのキャンセル枠が出ることもあるため、直前まで粘ることでチャンスをつかめる可能性があるかも。

 毎日行く人は、パビリオン予約なしで入場する枠を用意しつつ、7日前抽選と3日前抽選を間に入れていくのがよさそうです。


予約申込締切のぎりぎりに申し込む

 申込期間の早めに申し込んでも当選確率が上がるわけではありません。ぎりぎりまで予約枠を開放しておきましょう。

 

 

  予約枠をうまく活用して万博を楽しもう

 

数学的にこれが絶対にベストとは言い切れませんが、予約枠を最大限に活用し、できるだけ多くのパビリオンを確保する方法としては、良いやり方ではないかと思います。

 

2か月前抽選・7日前抽選・3日前先着予約・当日枠をバランスよく使うことで、ロック期間を短くしながら、スムーズに予約を取ることができます。ご自身の来場頻度に合わせて調整しながら、柔軟に予約を組み合わせるのがポイントです。