かんころ餅をぼんやりした記憶で作る | お出かけ大好き  みみみのごはん

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皆様は、「かんころ餅」をご存じですか?

長崎県五島列島の郷土菓子なのだそうです。

「かんころ」というのは、土地の方言で「さつまいもを薄く切り、干したもの」のことだそうです。

お餅に「かんころ」を混ぜて作ったものなんだとか。

もち米が高価だったころ、おいもを入れる事で量を増やして食べたということのようです。

 

子供の頃、母がお土産にもらってきて、初めて食べた「かんころ餅」。

なんとなく干し芋のような香りがして甘くておいしかったようなうっすらとした記憶があります。

もう何十年も前の事ですけれど(笑)

 

 

なぜ突然、かんころ餅の話になったかと言いますと、母が冬の間作って食べまくっていた「干し芋」が食べきれず、残ってしまった…というところから始まります。

 

母が大切に干し続けたさつまいもは、互いに叩くと 備長炭か!というようなキーンと美しい音がするくらいのカッチカチ。

これをどうしようかという事になり、思い出したのが「かんころ餅」だったのです。

作り方を検索してみると、カッチカチに干したサツマイモを蒸かし、もちと一緒につけばできるよう。

 

これならいけそう!

まずは、カチカチの干し芋を4時間くらい水に浸けてもどしてみました。

(カチカチの時の干し芋の写真を撮り忘れました…)

 

 

いかにもふやけた感じ(笑)

これを後で混ざりやすいように細かく刻みました。

 

 

そして、もち米と一緒に炊く!

ちょうど母のところに、父の実家から送られてきたもち米が少し残っていました。

 

 

あ!しまった!

 

 

素人目に見ても、「餅」が少なすぎる…。

これでちゃんと「餅」になるのかしら…不安。

 

とりあえず我が家には餅つき機はもちろん、ホームベーカリーも無いので、手動&全力で餅をつきますよ。

いろんなレシピに載っていた通り、すりごまと砂糖を足しました。

 

すりこぎで、ただひたすらに良く混ざるようにつきました。

手が痛くなったけど、何とかこんな感じかなと。

でも、これを型となるお弁当箱に入れた時に確信しましたね。

 

 

冷蔵庫にも一応入れてみましたが、これはきっと固まらないなと。

本当ならもっともち米を入れたらいいのでしょうが、あいにくもう在庫がありません。

 

仕方ないので、イチかバチかで切り餅をレンチンし、混ぜてみました。

再びモッチャモッチャとお餅をついて、切り餅が一体化したころ、いけそうな予感が!

 

ふたたび型に入れて、冷蔵庫へ。

 

待つことしばし、やりましたよ、固まりましたよ!!

やっぱりもち米の量が少なかったんですね。

 

そして厚めに切りまして、いよいよ食べていきましょう!

 

 

 

 

ふふふ、さつまいもみたいなおいしそうな色!

焼いて食べます。

いろんな食べ方があるのかもしれませんが、我が家のは砂糖控えめだったので、たらっとめんつゆを垂らして、みたらし風味で食べてみました。

それがこちら!

 

 

もうこれしか残っていませんでした(笑)

家族には大好評。

ふつうの切り餅とはちょっと食感が違って、さつまいもが入っているからか、お餅の粘りが少しゆるい気がします。

 

本格的なかんころ餅とは似ても似つかない感じになりましたが、家族には大好評なので、良い事にします。

いつか、本場のかんころ餅、食べてみたいです。

 

 

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