前回は、河津で下車し「河津桜」を見に行った…というところまででした。
前回の記事はこちらから ⇒ http://ameblo.jp/mimimisuke/entry-11988947240.html
そして、夕方。
お願いしていたホテルのバスに迎えに来てもらいいざ、ホテルへ!!
バスに乗ったはいいけど、どんどん奥に入っていきます。
ホテルを決める時にいろいろなレビューを読みましたが、いらした方はみなさん「下田だというのに、海でも山でもないところにホテルがある」と書いていました。
海でも山でもない所のホテル?
一体どこに建っているの?
実は答えはホテルの名前にありました。
「里山の別邸 下田セントラルホテル」
里山!そうか、海でも山でもなく里山か。
バスはぐんぐん進み15分ほど乗ったでしょうか、「いったいどれだけ別邸なんだよ」と思った頃、田んぼと畑の間に、ホテルらしきものが。
敷地が広いので、建物は低くかなり広いスペースを使っているみたいでした。
とってもオシャレなロビー。
ここに座ってチェックインできるようでしたが、とっても低いイスでした。
私は膝の具合がよくないのでカウンターの方に変えてもらいました。
オシャレなイス。
今まで何とも思わなかったけれど、特に膝が曲げにくい年配の方にはこういう低いイスは厳しいでしょうね。
自分がケガをしてみて初めてわかったことです。
スイセンが綺麗。
お部屋は一番安いツイン。
これに和室がついた部屋が標準のようですが、満室だったのと安いのと(笑)で、こちらのお部屋に。
窓からの景色も良くないけど(笑)ビジネスホテルに泊まることも多いので、同じツインでもこの広さに感激。
そして、テーブルの上にあったこれ。
リングホルダーとでもいうんでしょうか。
外したピアスやリングを置いておくものですよね。
こういうの、ありそうで意外と無い気がします。
小さな花器に、マトリカリアのような小さな花がさりげなく飾ってあったのもいいなぁと思いました。
さて、とりあえず夕食までに温泉に入って、冷えた体を温めましょう。
お風呂上りに、牛乳が用意してあるとか。
わーい、そういうのうれしいな。
中居さんの話では、7時くらいには無くなってしまうので、お早めにとのこと。
わー、いそいで行こう(笑)
お風呂の前には小さい冷蔵庫があって、ビンに入った牛乳とコーヒー牛乳が。
数が微妙だったので、お風呂前に飲んじゃいました!(笑)
これでゆっくりお風呂に入れるわ(笑)
脱衣場はそれほど広くないのですが、お風呂は天井が高く開放感があります。
とても気持ちの良いお風呂でした。
広い湯船は、手足を伸ばしてリラックスできますねー!
そして、少し休憩して夕食へ。
レストランへ向かうのですが…。
ここ、どうやらカエルをマスコットにしているらしく。
通路もずっとこんな感じ。
カエル、石、カエル、石…と並べてあります。
ちょっとこわい。
そういえばロビーにも…
ぎゃっ、大きなカエルの親子…。
ワタシ、このホテルとは趣味が合わないかもしれないです…不安。
レストランへ行くと、入り口に吊るし雛が。
伊豆 稲取が吊るし雛の発祥の地だと聞いたことがあります。
さあ、ごはんだー!!
食前酒と前菜。
ランチマットが梅の花ですね。
右上から時計回りに。
蒸し鶏と胡瓜の胡麻和え
サーモン汐辛風 長芋餅
海老手毬黄身寿司
蟹真丈信田巻 菜の花道明寺
姫栄螺の旨煮
同行者が注文したお酒が面白い。
ふぐのヒレ酒ならぬ、金目鯛のヒレ酒(笑)
スタッフの方曰く、フグのヒレ酒よりも穏やかな味…だそうです。
普段私はあまり飲まないのですが、今回は何となく飲んでしまいました(笑)
しずおか あらごしみかん
完熟ミカンたっぷりのお酒で、つぶつぶオレンジみたいな懐かしい味でした。
甘くてさっぱりしてて、ほとんどジュース!
私にはぴったりのお酒でした。
こちら、火を付けますねと、卓上のコンロに火をつけるおねえさん。
…でもね。
さっきはちゃんと閉めてあったはずのフタが、ちょっと開いてるの。
ぎゃー、誰かこっちを見てるー!!
フタを閉めようにも、中でがんばっちゃってて、動かないし。
とりあえず、火をつけて頂いて、そっちの方はあんまり見ないようにしておきます…。
次はおつくり。
お刺身が、カンパチ、マグロ、タイ
奥が甘エビと温泉卵、右がウニといくらがのったお豆腐。
ああ、幸せ…。
そして、記憶から消しているうちに例の奴が完成いたしました。
鮑の源泉蒸し
あわびさん、ごめんよ。
おいしくいただきますからね。
次は、伊勢海老の鬼殻焼き
ああ、伊勢海老って素敵。
甘くてフワフワしてました。
そして、本日のメインイベント(笑)
金目鯛姿煮
今回のプランは、どのホテルに泊まっても伊勢海老と鮑の料理と、金目鯛の煮つけが付くというプランでした。
2人だと切り身というホテルもありましたが、こちらは1匹。
もちろんサイズダウンしているのでしょうが、やはり1匹の方がうれしいですよね。
ご飯とお椀が来て。
デザートでおしまい。
デザートは普通(笑)
でも、お料理はどれもとってもおいしくて満足感がありました。
伊勢海老も、鮑も、金目鯛も、みんな小ぶりだったけど、どれもおいしくてとっても幸せな時間でした。
旅に来たんだなぁって思いましたよ。
おいしかったです。
ごちそうさまでした!!
部屋に戻ったら、
イロイロ飲んで2次会だ!と思っていたのですが…。
昼間休みなく歩いたせいか、もう眠くて眠くて。
いつもよりも早い時間に寝てしまいました…。
ちゃんと目覚ましをかけてから気を失ったワタシをほめて下さい(笑)
そして朝。
朝食を食べにレストランへ。
部屋からは見えない里山の景色がありました。
この田んぼや里山の景色を含めてこのホテルなんだなぁって思いました。
ホテルの窓からこういうある意味「普通の景色」が見えるってちょっと新鮮です。
あまりに普通すぎて、作り物じゃないかっておもっちゃった(笑)
朝食はビュッフェ!
朝から食べるぞー!!
あちこちに小皿や小鉢が置いてあるのがうれしいです。
煮物とかをお皿にいれると、となりと味が混ざっちゃうんですよね。
品数はそれほど多くありませんが、朝食には十分の品ぞろえ。
お味噌汁が、「伊勢海老だしにふのり」だったり、焼き魚が鮭ではなく「金目鯛の西京漬け」だったりと、下田らしさを出しているのがうれしかったな。
温泉卵が苦手な私は、生卵があったのがうれしかったです!
何よりも感心したのは、昨夜は梅のランチマットだったのに、朝になったら「おススメ観光マップ」に変わっていたこと!
朝食を食べて、これから出かけるお客の事を考えての事なんですね。
すごい、こういうの出来そうでできない事ですよね。
小さなプレゼントをくれたり、ウエルカムドリンクを用意してくれるホテルもありますが、それってホテル側としたらあまり手間がかからないサービスですよね。
部屋の野の花や、リングホルダー、そしてバイキングの場所に小皿がたくさん置いてあったり、こういう観光案内のランチマットなど、ホテル側にしてみたら手間がかかることばかりなのに、宿泊者の事を考えてしてもらえるのはとてもうれしいです。
こういうところが人気なのだと来てみてわかりました。
なかなか予約が取れないというのも納得です。
このホテルに宿泊してよかったです。
皆様にもおすすめしますよ。
楽しい時間はあっという間。
チェックアウトの時間になりました。
ちょっぴりさみしいな。
でも
見て下さいこの天気!!
昨日の雨がうそみたい!
今日は、この旅の目的地へ行きます!
下田駅でバスの往復チケットを買いました。
そう、爪木崎(つめきざき)。
ここには300万本とも言われる野水仙が群生しています。
水仙まつりも終了間近で(現在は終了しています)見頃は過ぎているのですが、どうしても見に行きたい!ということで向かいます!
今回はここまで。
次回は、最高に青い海と彼方に見える伊豆七島、そしてまだまだ可憐な花を咲かせるスイセンの花の様子などをご紹介します。
もう少しだけ、お付き合いくださいませ。
最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
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