ほんの少しなのに、曲がらないもんですねえ。
ちょっと愕然としましたよ。
でね、手すりにしっかりつかまって、前回よりもしっかりと立てました。
そして、摺り足で半歩前に足を出す。
…これができない。
出した足を引っ込める。
…これなんて、怖すぎて声が出ちゃう。
ちゃんと先生がそばで支えてくれているのですが、やっぱり怖くて…おっかなびっくりでした。
まだ痛めた足に全体重を乗せることは出来ないので、歩くことはおろか、手すりなしで立つことは出来ません。
ふー。
でも、皆さんに応援していただいているので、がんばってますよ!
そういえば、先日のこと。
4番さん(患者の気持ちを読めない看護師さんの仮名)が担当の時、私に言いました。
「リハビリは進んでいますか?」
私は答えます。
「初めて手すりにつかまって立ったんですが、足がガクってなるんじゃないかって、怖かったです」
皆さんなら、なんと声をかけてくれますか?
4番さんは、こう言いました。
「でも、ガクってなんてならないわよ」
え?
手術をして、初めて立つ患者さん、誰でも怖いと思うんです。
ちゃんと立てるかなって、思うに決まってますよね。
もちろん、立つことが可能になっているからこそ、リハビリの先生も立ってみましょうと言ったわけですが、それとこれとは別問題。
気持ちの問題なんです。
4番さん以外の看護師さんとも同じような会話をしました。
その人は、こう言いました。
「そうですよね!はじめは怖いですよね!
でも大丈夫。だんだん慣れますよ」
そうですよね。
そうやって、患者の気持ちに寄り添って欲しいですよね。
4番さんが担当になると、いつも心の中で
「だーかーらー!!」と突っ込んでしまうワタシなのでした。