「ラケル」といえば、今や日本中に約50店舗もあるオムライスの専門店ですね。
そのラケルが、1963年に前身となる「コーヒーショップ ラケル」として虎ノ門にオープンしてから、今年は50周年なんだそうです。
久しぶりに訪ねてみることにしました。
どうせ行くならと選んだのは、渋谷 宮益坂店。
宮益坂店が出来たのは、なんと1975年なんですって…わー。
ファンシーというよりは、昭和の香りがぷんぷんします。
最近のラケルは、デパ上のレストラン街などにあるので、ちょっと雰囲気が違いますね。
ギシギシいう扉を開けて入ると、思わず「そうそう、コレコレ」と口に出しそうになって、はっと口を押さえる感じ。
だって、これですもん。
この、目がチカチカするような赤い格子のテーブルクロスに、独特の壁の色や飾り付け。
そうそう、ラケルと言えばこれですよね。
イギリスの湖水地方(イングランド北西部)のダイニングをイメージしているんだそうですよ。
ランチメニューはこちら。
ラケル特製煮込みソースのオムライス880円、50周年記念ロイヤルオムライス980円、とろーり卵のデミグラスハンバーグオムライス980円ほか 各スープ、ドリンク付き 税抜き価格 +280円でデザート付き
オムライス!と思ったのですが、「数量限定」の文字に惹かれて(笑)フレンチトーストを食べてみることに。
ドリンクは、アイスティーにしました。(他に、コーヒー、ウーロン茶、レモネード)
プラス280円でデザート付きというので、デザートも注文しちゃいました。
ヨーグルトサンデー、キャラメルブラウニーサンデー、濃厚キャラメルプリンなど。
まず来たのは、ラケル濃厚コラーゲンコーンスープ
コラーゲンペプチド約1000mg配合だそうで。
うーん。
味は普通です(笑)
その後の料理が濃厚なので、できればあっさりスープを希望!
よく見ると、器が「不思議の国のアリス」。
他にもピーターラビットの食器も使われているそうです。
やはり、イギリスをイメージしているからでしょう。
無地の器に慣れているせいか、ちょっとチープに見えてしまうのは私だけ?
ま、かわいいので、これで良しと(笑)
そして来ましたー!
ジョセフィン~ラケルフレンチトーストプレート~デザート付き1300円(税抜き)
ラケルといえば、有名な「ラケルパン」。
テイクアウト用に売られているほどです。
ふわっとしたやわらかめなパンで、ほんのり甘いです。
そのラケルパンを使って作られたフレンチトースト。
もともとやわらかいラケルパンを使っているので、かなりやわらか。
甘さ控えめなので、付属のシロップをたっぷりかけました。
右奥にあるのは、ヨード卵・光を使ったキッシュ。
レンジで温めたのか、パサパサした感じが残念。
作りたてならおいしいでしょうね。
奥はサラダとローストビーフ。
全体にこってりしてるので、サラダがもう少し多めに欲しかったです。
キッシュなくても良いので、サラダの増量を希望します!
見た目以上にお腹いっぱいになりました。
デザートを待ちます。
そういえば、スタッフの方の赤い格子のヒラヒラのユニフォーム。
これもまた、そうそう!と思い出します。
かわいいですよね。
お店のサイトで調べたら「レイチェルドレス」というのだそうですよ。
デザートが来ました。
キャラメルブラウニーサンデー
生クリーム、バニラアイス、バナナ、ブラウニーと、シンプルなサンデー。
でも、潔くてこれはこれでおいしいです。
女性向きのお店と思っていましたが、平日のランチタイムだったので近所のビジネスマンの方がたくさんいらしていてびっくりしました。
男性のおひとりさまは、ほとんどがオムライスを注文。
ボリュームありますもんね。
さて、久しぶりに訪ねた「ラケル」。
宮益坂店は初めてだったんですが、昭和から時間が止まったような不思議な感覚でした。
店内のインテリアや、スタッフの方の「レイチェルドレス」。
低い天井のぎゅっと詰まったようなお店の雰囲気や、アリスのイラストの器。
ある意味、あか抜けない感じはあるけれど、これが「ラケル」らしくて、いつ訪ねても変わらないものがあるっていいなって思いました。
同じラケルでも、レストラン街のラケルとは全然違う雰囲気を味わえるのが宮益坂店です。
ゆっくりとオムライスを召し上がりたい時に、ラケル宮益坂店を訪ねてみて下さいね。
ラケル ⇒ http://www.rakeru.co.jp/index.shtml
最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
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