「雪だ!だけど遺跡へ行くよ!!」
昨日は雪で大変な目にあったけど…。
新幹線に乗る4時まで、青森を満喫しますよ!!
…と張り切ったものの、窓の外は吹雪。
大広間へ行ってみると…何と!!
目の前の青森湾から見える「湯之島」の向こうに、青空が見えてるじゃありませんか!!
湯之島が3Dのように、浮かび上がって見えますよ!!綺麗!!感激です!!
食事を済ませ、チェックアウト。
ありがとう浅虫温泉。またね!
除雪作業、お疲れ様です。
雪下ろし、お疲れ様です。足元お気をつけて。
そして、乗ってきた青い森鉄道、ばいばい。またね!
つららが珍しい東京の人。(私の事ですが。)
わーい、晴れた!と、ついつい喜んでしまう学習能力の無い私。
次の瞬間…。
また、吹雪です。
そうだった、これを繰り返すのでした。
仕方なく、屋根のある場所へ。
ここは、ファッションビルの「AugAアウガ」です。
その地下に突然現れるこちら。
ここは、再開発でAugAが出来る前にあった、駅前市場の店舗がそのまま入って作られたそうです。
ですから、突然「市場」の雰囲気になるわけですね!!
他にも、野菜や菓子、青森のお土産を扱う店もあります。
ホタテやりんごなど、見ているだけで青森を感じる物がたくさん売られていました。
そして今回、初めて行く場所があります。
それは、通称「古川市場」。
観光案内所で聞いた所、ここの「のっけ丼」が今、売り出し中なんですよとのこと。(それって釧路のぱ○りじゃ…。)
…それでは、行って見ましょう。
このあたりは、いかにも市場らしく、包装用品や金物屋などが集まっていました。
そして、やっぱり目立ったのが、こちら。
長靴の充実っぷり!!
世の中にこんなに長靴が売られているなんて、知りませんでした…。
東京ではまず見かけないですね。
さすが雪国って感じです。
そして肝心の魚菜センターに入ってみました。
ところが…。
どうも、「のっけ丼で盛り上がってますよ!!」という雰囲気ではないのです。
もちろん、それ様に食べる場所が確保され、鮮魚店には一切れずつが小皿に乗って売られているのですが…。
何となく、盛り上がっていないのです。もちろん購入している人も、召し上がっている人もいないのです…。
これは、これから盛り上がっていくのでしょうか。
さて、少しどんよりした気持ちになった所で、次の場所へ行きましょう。
それは「青森県観光物産館アスパム」です。
しかし、この頃から雪が強くなり、あまり止み間がなくなってきました。
そして時折、強い風とともに粉雪が吹き付けて…コレ、吹雪ってやつですよね?
右の写真の奥に、かすんで見える三角の建物…これがアスパムです。
近づいたら大きく見えましたが…。
吹雪のせいで、すっかり霞んでいます…。
とりあえず、全身の雪を払って中に入ります。
ああ、暖かい&明るい…。
特に「地場セレクト」は、かなり地元密着のマニアックなものを扱っているので、大好きです!!
他にもレストランや展望台などがあります。
すると、こんなものを見つけました。
「全国初!ほたてエキス入り、ほたてソフトクリーム」
そりゃあ、もちろん食べてみましたとも!!
えーっと、結論から言いますと、幸か不幸かホタテの味はあまりしませんでした。
ほとんど牧場ミルクという感じの味で、遠くに旨みの素のような、磯の香りがしました。
もしかして、これがホタテエキスなんでしょうか。
ものすごくまずいわけではありませんが、わざわざ食べるほどでもないかなぁ…と思ったり。
津軽三味線の演奏が始まってしばらくすると、なにやら動くものが。
でた!「いくべえ」です!
「いくべえ」が、津軽三味線をBGMに、思いのほか激しく動く姿は、こちらからご覧下さいませ
。
さて、アスパムでお土産も買い、堪能した所で最後の目的地へ向かいます。
乗ったのは、「シャトルdeルートバス ねぶたん号」です。
これで向かうのは、何と「三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)」。
吹雪ですけど大丈夫ですか?と観光案内所の方に聞いたら、通路は除雪してあるから大丈夫ですよ!とおっしゃるので、信じてみました。
雪の中をゴトゴトと進んで、やっと到着です。
ここは何と入場無料です。
そして、ボランティアの方の解説があります。
行かれる方は、ぜひこの説明を受けてください。そうすると、世界が広がりますよ。
今は雪深いという事で、まずは建物内のジオラマの前で説明をしてくださいました。
三内丸山遺跡は、縄文時代前期から中期にかけての集落跡です。
数百人が一緒に暮らしていたと言われているそうです。
それでは、実際に遺跡を見に行きましょう!
あ、やっぱり雪だらけ。時折雪が強まる中、必死でついていきます。
こんなに広い空間が待っていました。
建物跡などはたくさん残っていたものの、建物などは学者先生の意見を元に作られた想像の部分が多いそうです。
でも、当時こんな建物を作って、大勢で生活していたのだとしたら、本当にすごいですよね。
この穴は、「六本柱建物跡」です。
ここからは、腐食を防ぐ為に木の先端を焼いた柱の一部が発掘されました。
ここに何がどのような状態で建っていたのかは、まだ学者の間でも議論されているのだそうです。
とりあえず、いろいろな意見の中立的な物として復元されたのがこちらの建造物です。
ボランティアガイドさんの軽快なしゃべりでとても楽しかったです。
お世話になりました!!
さて、全身に付いた雪を払い、今度は展示スペースを見学します。
写真撮影が可能との事なので、少しだけこちらに載せますね。
たいした道具も無かったはずなのに、よくこんなに綺麗に作れましたよね。
さすがに新しい展示室。楽しく、かわいらしく作られていました。
こちらでは、本物の土器を復元している係りの方。
気が遠くなりそうですが、どうぞがんばってください。
さて、そろそろ帰りの新幹線の時間です。
三内丸山遺跡ともお別れ。
そして、またシャトルdeルートバスねぶたん号で、今度は新青森駅へ向かいます。
バスは雪の為に20分くらい遅れていました。
しかし、何とか新幹線には間に合いました。新青森到着です!
そして、ほんの少しの時間をぬって、ラーメンを食べました。
「地産地消飲食ゾーン」の太宰らうめんと津軽のめしや「めぇ」です。
どちらもまあ、何と言うか、とりあえずおなかが一杯になりました。
さて、いよいよ、青森ともお別れです。
ありがとう、青森。またきっと来るからね ばいばい。
長く続いてしまった、函館から青森の旅いかがでしたか?
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
おしまい
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