8月31日は、特別な日でした。
32年間も池袋サンシャインシティにあった、「サンシャイン国際水族館 」が営業最後の日をむかえていたからです。
サンシャイン国際水族館は、地上約40メートルのビルの屋上にある、珍しい水族館として人気を集めました。
東京にお住まいの方なら、一度は訪ねたであろう、とても有名な水族館です。
最近では水槽の魚類だけでなく、屋上部分にフェネックやミナミコアリクイなど陸の動物を展示したりして、それも人気だった様子。
しかし場所柄どうしても狭く、最近の大型水槽を見慣れた私達には、少し物足りませんでした。
そして、今回の全面改装。
まるまる一年の休館です。
それでは、この昭和の雰囲気漂う水族館に別れを惜しみつつ、駆け足でご紹介します。
専用の受付までありまして、カメラをかついだ人々で、ごった返しております。
サンシャイン国際水族館といえば、入口の外にある「リュウグウノツカイ」の標本が有名です。
このお二人さんが、ここでずーっと楽しそうにお話していたので、彼らもセットでお届けします。
それでは、中に入っていきましょう。
入口付近にあるのが、マイワシの群れの水槽です。
今では珍しくないのかもしれませんが、当時は本当にびっくりしました。
同じ方向にぐるぐる回る大量のイワシは、ものすごく印象に残っています。
メインの水槽は、みんなに大人気。
カップルも、家族連れも、就活さんも、みんなとても楽しそう。
さて、ここで問題です。
これは何でしょう?
見てくださいよ。このディズニーキャラクターみたいな、油断した顔。
アレ、気持ち悪いですか?生理的にダメ?あら…。
真ん中の魚が、こっちをを見ているような…。
ふたりで、お魚をなでなで。
ラッコは、イカをずっとモグモグ。くるりくるりと動いて、なかなか撮れませんでした。
「ピグとも」ならぬ「カメとも」に、しばしの別れを告げに来た女性。
食いつき方が、半端ないっす。
このクリっとした目がかわいいのが、「ミケリス」
こいつが、どこにいるかと言いますと…
こんな感じ。上の方に、ちゃんと巣穴がありました。
水の中には、もちろん魚がいましたよ。
同じ地域の生き物を同時に展示するやり方だそうですが、リスは寝ぼけて落っこちたりしないんでしょうか。
そして、ここで魚たちのコーナーはおしまいです。
動物達のコーナーを見る前に、お土産屋さんをチェック。
何か、ちょっと狂気な感じ。
ガーデンイールでしょうか。私も好きですよ。
外のステージでは、最後のイベントを待ち構える報道陣のカメラ。
無邪気に遊ぶ子供達。水族館よりも楽しそう。
さて、ここからは陸上動物のコーナー。
「ねーねー、何か騒がしいね」 「ホントだねー」 今日は子供よりおっさんの数が多いわ。
ZZZZ…ZZZZ…
この騒々しい中で、よく寝られるわね。
楽しい家族の思い出。
来年きっと、また会いましょう。
早足で見て歩いた、サンシャイン国際水族館最後の日、いかがでしたか?
リニューアルオープンは、2011年の夏。
その時はぜひ、また訪ねてみたいと思いました。
それでは最後は、くすっとくるかな?ダジャレでお別れです。
こころのサザエになってください。
最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
おしまい