8月7日に神奈川県横須賀市で行われた「海上自衛隊サマーフェスタ2010」に行ってきました。
前回は
、護衛艦きりしまと、駆逐艦フィッツジェラルドに乗艦した様子をお伝えしました。
今回は、まずランチのご紹介。
横須賀と言えば、「よこすか海軍カレー」で町おこし中。
「ヨコスカレー」という事で、マスコットキャラも「スカレー」くん。駅前に立っていますよ。
そして、このイベントの恒例もカレーです。
1食 450円
オーソドックスな味ですが、みんなおいしそうに食べていました。
私も毎年、これを食べるのが楽しみなんですよねー。
こちら、一時ブームとなった「戦闘糧食(いわゆるミリメシ)」の展示。
こちらPAC-3。パトリオット(ペトリオット)ミサイルの発射に関するシステムのようです…。
これは、重油もれ事故などで活躍する、オイルフェンス。海に重油などが広がるのを防ぎます。
そして、写真を撮る子供に大人気。「護衛艦ちびしま」名前がかわいらしくて、とても好きです。
そして、またヘリの救難展示の時間となりました。今回はモモレンジャーが助けられる様です。
乙でーす どもー
ヘリ、かっこいいなぁ…。
砕氷船しらせは、12650トン、長さ138m 幅28m。平成21年5月就役。
南極観測隊の物資や人員の輸送などで活躍しています。
このペンギン、等身大なんですって。うそん。大きすぎて、なんかかわいくないです。
実際はもっとやせているそうですが、身長は大きいもので130cmもあるとか。
そして、こちら。
南極の氷です!!
氷の中のたくさんの気泡が見えますか?
手で触ると氷が溶けて、炭酸のようにプチプチとはじけるのがわかります。
閉じ込められていた大昔の空気が出てきているんですね!
他にも、南極で獲れる魚の紹介(カジカなど)や、隕石の展示もありました。
艦橋には、艦長さんと副長さんの椅子。ここからは、何が見えるんでしょうね。真っ白の世界なのでしょうか。
副長さんのお部屋と、一般隊員のお部屋。当たり前ですが、かなり違います。
さて、砕氷船しらせにお別れをしまして、いよいよ最後は、補給艦「ときわ」です。
8100トン、長さ167m 幅22m 平成2年就役
海上自衛隊の艦船に、洋上補給をするために造られました。
補給艦という性質からか、いままでの護衛艦などとは雰囲気が全然違います。
とにかく、何かを注入できそうな、ホースのオバケや、管がたくさん付いています。
テロ対策特別措置法で、インド洋に行った艦がありましたね。
そして、船が動いたまま、管で繋がって補給している所をテレビで見ました。
この艦でしたか…。
さて、ときわの見学も終わり、階段を下りようとしていたら、見えたのがこちら。
潜水艦です。こちらは詳しい事は秘密。中を見学できるのは子供だけ。
艦内が狭いからというのが理由ですが、実は秘密が多いからじゃないかなー?と勝手に思っています。
全然関係の無いおはなしですが、この巨大な「浮き」みたいなもの。
何となく、スタジオジブリの作品に出てきそうな感じしませんか?
…あれ?どなたも同意して下さいませんか?
あぁそうですか…。
そして、最後の最後にもう一度、ヘリの救難展示を見ます。(もうお腹一杯ですか?)
真ん中に、置いて行かれた方を、船がすぐに助けに向かいます。
今行くぞー ぜえぜえ、きっついわー
まあまあ 今日はこれで終わりだから 私がパンダだってこと、誰か気付きましたかね?
たぶん、誰も気付かなかったよー
さて、2回にわたりお送りしました、横須賀自衛隊のサマーフェスタ2010、いかがでしたか?
楽しんでいただけたでしょうか。
自衛隊がこういった催しをするのは、国民に仕事内容を理解してほしいという気持ちが強い様に思います。
イベント中も、「私達は海で活動しているので、みなさんと直接関わることがあまりありませんが…」なんて放送を流していました。
各パンフレットにも、必ず「時間の許す限り艦内をご覧頂き、○○(名前)と海上自衛隊の現状をご理解頂ければ幸いです」と書いてあります。
いろいろあるんだろうなぁ…と考えずにいられません。
さて、最後は、今日一番の笑顔でお別れです。
最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
おしまい
※当たり前ですが、写真に添えたセリフ等は全てフィクションです。