2025年9月28日(日)

 

 

ガーン『え?そのへんぶらぶらって、ここだけ?』

 

と、文句タレののえまろの機嫌を損ねないようやってきたお寺。

鹿沼市にある「医王寺」

 

 

ここにも少しだけ彼岸花があるね~、なんて軽い気持ちで行ってみたら・・・

 

 

聞いたことない寺なのに、めっちゃ立派なお寺!

 

 

これが「金堂」

小さく思えるかもしれないけど、かなりデカい!

 

 

しかも、このでっかい屋根が茅葺なのに驚く。

このお寺のお堂は焼失したものが多く、江戸時代に再建されたもので、そこからは、今に至るまで保存を継続しているとか。

これだけのものを維持するのはかなり大変だろう。

 

 

日光東照宮の彫師がいたと言われ、見事な彫刻屋台の伝統がある鹿沼。

彫刻屋台並みに立派な彫り物!(←言い方入れ墨か!)

 

 

ちょっとすごくない~?って、のえまろ興奮気味。

しかも、田舎と言えど、土地が3万坪って!

 

 

こちら、中から見た「仁王門」。門の外を拡大すると、高速道路が見える。

宝永4年(1707)に建立された仁王門は、明治35年(1902)の足尾台風により倒壊し、平成4年(1992)に新しい仁王門が再建されたそう。

 

 

金堂の裏手にある「弘法大師堂」これも茅葺だ。

 

その横にちょこんとある「地蔵堂」

これは2001年に栃木市西方町に所在する円満寺薬師堂を移築したものなんだって。

 

 

そして、これが「唐門」

東照宮の唐門をちょっとだけ思い出させる白い門。しかも立派な茅葺屋根だ。

 

 

彫刻も、東照宮の唐門と似ている。

調べると江戸初期に日光東照宮の陽明門を模して建てられ、500を超える彫刻があるんだそうだ。

 

 

ほんとに、こんなご立派なお寺があることを知らなかった~!!

そして、金堂の横にある葵の紋と「東照宮」の表示が謎。

 

 

最後に「金堂」の迫力の茅葺屋根を。

昭和初期までは、麻の茎の芯を使った、麻殻葺き(あさがらぶき)だったんだとか。

 

 

屋根の一部を拾った~!!


 

この日は、夕方遅くなったので、他のお堂は回らなかったけど、次回は全部を見て回ってみたいなぁ。

お堂の中には、仏像も多数あるらしいし、観光気分でまたこよう♬

と、機嫌が直ったのえまろであった。

 

こうして「化粧したのに1か所かーいイラッ」問題を無事に回避したダンさんだった。

グッジョブグッ

 

 

秋ぶらとちぎ@茅葺のお堂がすごい!「医王寺」