2023年2月19日(日)
2月19日(日)(車)
宇都宮発 東名に乗って、沼津ICから、韮山方面
韮山反射炉・展望デッキ・蔵屋鳴沢でつるし雛
蛭ヶ島夫婦・茶屋でランチ
眞珠院・八重姫御堂
願成就院・北条時政墓・運慶仏
北条氏邸跡(円成寺跡)
北条寺・北条義時夫妻墓所
北条義時邸跡
16:00チェックイン(沼津泊)
17:00沼津港深海水族館 シーラカンス・ミュージアム
18:00夕食(沼津市場付近)
なかなか天気は回復しない。暴風雨はけっこう激しい。
それでも、のえまろは突き進む!!
で・・・早めのお昼にしよう(←ヘタレ)
やってきたのは、蛭ヶ島公園。
広い公園かと思いきや、ポケットパークのようなこじんまりとした場所。
平日の昼間、ましてや、この嵐の中では、観光客はいない。
いるのは、のえまろぐらい
ここに、鎌倉殿と政子がたたずんでいる。
鎌倉旅のときは、「鎌倉殿の13人」は見終わってなかったけど、今回は、最終回まできちんと見てきたからなっ
平清盛の継母・池禅尼の命乞いにより奇跡的に生き延びた頼朝は、14歳でここ、姥が小島に配流となり、34歳で旗揚げするまでの20年間をここで過ごしていたとのこと。頼朝の配流された蛭ヶ小島とされる地は、現在の蛭ヶ島公園であろうということで、この銅像が建てられた。
そして、この姥が島の頼朝夫婦の眺める先には、
富士山ばーん!!
・・・って、ここでも見えるはずがない、暴風雨
晴れていたら、こんなふうに見えるらしい。
とりあえず、暴風雨が収まることを祈って、ここにある茶屋でランチだ。
これから、魚三昧の予感なので、敢えて魚以外の名物を求めてやってきた。
これこれ、これが食べたかった!成願餅!(←かなりマニアック)
頼朝が三島大社への百日参りの折、草餅を献上していた老婆の伝説のお餅。
これ、予想以上に、おいしい!
そして、椎茸そばをいただく。
あま辛く煮てある椎茸を乗せている昔ながらのお味。
冷たいお蕎麦にしたが、お蕎麦のコシもあってなかなかのもの。
成願餅は、「せいがんもち」と呼んでいたが、最近、「じょうがんもち」にしたらしい。店内に貼ってあるメニューが二条線で訂正されている(←画像撮り忘れ!)
そのことについて、御主人に聞いてみて、とネットにあったので、どうしても聞きたくて聞いてみた。
まず、老婆の伝説を聞く。
源頼朝が三嶋大社へ参詣していたおり、頼朝に草餅を献上していた老婆がいた。その老婆への恩返しに建立したと言われているお寺を老婆は喜び「我一生の願い成れり」と言ったことから「成願寺」(じょうがんじ)としたとのこと。
その頼朝にふるまったと言われるお餅を「成願餅」としたが、同じ名前など畏れ多いということで「せいがんもち」と呼ぶことになった。ずっと、「せいがんもち」として慣れ親しんでいたが、2021年にテレビロケにやってきた、つるの剛士に話をしたところ、「じょうがんもちって名乗ってもいいんじゃないの~?」というコメントがあったとか。
このテレビ番組の放送を見ていた「成願寺(じょうがんじ)」の住職から、茶屋に連絡が入り「遠慮せずに、ぜひ、”じょうがんもち”という呼び名を使ってください」と。
晴れてこの香ばしい草餅が、成願餅(じょうがんもち)となったのだ。
ご主人が親切な方で、休憩中の地元ボランティアガイドの方と、いろんなお話をしてくれた。ボランティアガイドの方がとってきてくれた、「梛の葉っぱ」
これは、この公園に、植えられている木の葉っぱ。
ナギの葉は裂けにくいことから、「縁が切れない」縁起の良い木とされ、縁結びや夫婦円満の木としても崇められている。公園にあった、説明ばーん!にいいことが書いてある。
いい話を聞かせていただいたお礼も兼ねて、ここの茶屋で売っている「ナギの葉しおり」を購入。150円で、夫婦円満を買う
ゆっくり休んで、いい話も聞いて、楽しい旅となりそうな予感。
ご主人にお礼を言って、あとは、暴風雨がやんて富士山が見えれば・・・・
って、甘かったーー!!
ヅラだったら、飛びまくってんで!!
伊豆ひとり旅@鎌倉殿に思いを馳せる蛭ヶ島公園