冬紅葉の季節の鎌倉旅行シリーズ。自由気ままが楽しいひとり旅。

 

2022年12月8日(木)

 

思った以上にハードでヘロヘロになって下りて来たが、

根性で建長寺の境内を回る。

 

 

 

建長寺

正式には巨福山建長興国禅寺といい、山号は地名の巨福呂から、寺号は年号からつけられ、本尊は木造地蔵菩薩坐像。​​鎌倉五山の第一位、臨済宗建長寺派の本山です。

 

総門 巨福門

 

1253(建長5)年、鎌倉幕府第5代執権北条時頼が中国(宋)の高僧蘭渓道隆を迎えて創建した日本最初の禅宗専門道場。創建当初は中国の径山万寿寺と同じく主要な建物が一直線に並ぶ伽藍配置であったといわれますが、大地震や火災の被害にたびたびあい、そのつど再建され、現在の堂宇はほとんど近世の再建・移築になるものです。

 

山門

 

寺宝としては、蘭渓道隆像(絵画)などの国宝をはじめ数多くの文化財があり、中でも1255(建長7)年に北条時頼がつくらせた梵鐘は、その美しさが関東第一といわれています。

 

梵鐘(国宝)

 

 

立派な門や建造物が集まる大規模寺院。これは京都のお寺にも劣らない、りっぱなもの。

そして、紅葉もステキだった。

 

 

 

建長寺に隣接している「鎌倉学園」

建長寺派の師弟育成〜始まった学校で、卒業生では堺正章さんやサザンオールスターズの桑田佳祐さんなどが有名。桑田さんが建長寺三門前でライブしたこともあるんだって。

 

 


唐門といえば、見ないわけにはいかない。ぜひ、日光東照宮の唐門と比べて・・・って鎌倉時代と江戸時代で比べちゃねぇ。でもこの屋根は江戸時代に増上寺から移設されたもんだとか。いろんな時代の建造物が、集まって建長寺を構成しているみたい。

 

方丈の唐門(国重要文化財)

 

外からみた唐門。

 

内側からも見た唐門。向こうに紅葉が見える。

 

 

中に入ると、庭園が広がる。ベンチで休みながら、この庭を眺める。もう動きたくないぞzzz

 

池泉庭園(国名勝)

 

仏殿(国重要文化財)

 

画像が曲がっとるが、修正がめんどくて、許してタラー

現在の仏殿は東京・芝の増上寺より、徳川2代将軍「徳川秀忠」の夫人「崇源院(すうげんいん)」の霊廟が1647年(正保4年)に移築されたものらしいです。

 

建長寺本尊 地蔵菩薩坐像
 

中も見ごたえのあり!

 

ご立派だけど、そろそろ修復が必要かなって感じあり。

 

坐高約2.4メートル、台座を含めると5メートル、建長寺の巨仏は地蔵菩薩。

禅寺なのに本尊が釈迦如来ではなく地蔵菩薩なのは、地蔵寺から始まったからなんだとか。

 

 

法堂

 

 

半僧坊に行く前に見かけた朝のおつとめ風景。こんな荘厳な光景を見ることができた。建長寺はこんなにお坊様がいるんだ。さすが鎌倉の有名寺院。高野山みたいだ。


 


ここに、千手観音像と釈迦苦行像があるらしいが見当たらず。

そして、ここ法堂には水墨の雲龍図があったらしいけど、見るのを忘れる笑い泣き

 

 

おつとめご苦労さまです。

 

ヘロヘロだったけど、ちゃんと見て良かったみどころたくさんの建長寺。

ただ、やっぱり疲れてしまって、他の北鎌倉周辺の寺院は今回は諦める。

そして今のピンチな状況は…

 

・ランチ予定のけんちん汁の「点心庵」は長蛇の列あせる

 ※建長寺はけんちん汁の発祥の地。

・スケジュールが押している汗

・スマホのバッテリーが切れそうあせる

・体力すでにゼロ付近汗

 

にやり『へい!タクシー!』

 

タクシーで鎌倉駅まで戻る。

そして、オサレな鎌倉ランチを諦め、鎌倉駅でチェーン店 CAFE LEXCELにて、ランチ&充電&体力回復。屈辱笑い泣き

 

 

 

 

 

 

冬紅葉鎌倉@日本で最初の禅寺♡建長寺