2022年6月18日(土)

 

一番行きたかった、一番見たかったのが、中禅寺の立木観音さま。いざ潜入。

勉強を兼ねてるので説明が多いのはお許しを。

 

 

  中禅寺と日光開山

 

中禅寺(ちゅうぜんじ)は、784年、日光開山の勝道上人によって建立された日光山輪王寺の別院。中禅寺湖という名前は、この中禅寺のそばにある湖だからなんだそう。

 

 

 
勝道上人は735年、現在の真岡市南高岡で生まれたと伝えられる。修行を経て僧の資格をさずかり、その後、上人は、北方にそびえる男体山をめざし、精進岳にたどりつく。下山して大谷川(だいやがわ)を渡り、対岸の二荒山ろくに行こうとしたが、谷深く流れの激しいこの川を渡ることができなかった。
このとき、神仏に祈り、神の助けで川を渡ったという伝説があり、その橋が山菅橋(やますげばし)、今の神橋(しんきょう)と言われている。
また、大谷川を渡った上人は、そこに、四本竜寺を建て、その寺が、日光山で最も古い寺で輪王寺(りんのうじ)の起こりである。

 

 

男体山登山に失敗した上人。782年の春、上人は、3度目の登頂をめざす。
決死の覚悟で山頂をめざした上人は、3度目で男体山の頂上に登りつくことができたと伝えられている。

上人は、その後、中禅寺湖のほとりに、神宮寺を建て、自作の「立木観音」を本尊にまつる。二荒山神社も上人が建てたと言われる。

今や、日光東照宮がダントツ人気の日光の世界遺産だけど、輪王寺と二荒山がもっとも古い寺社なのだ。人気と歴史は、比例しない。だから、二社一寺が仲が悪いと言われている理由がわかる真顔

 

  愛染堂と愛染かつら

 

愛染明王と桂の木。

これも知らない日光!こんなところに映画のロケ地?!

この大きな木は、二代目だが、『愛染かつら』という映画のロケ地らしい。映画がハッピーエンドだったせいなのか(←見たことないけど)縁結びにご利益があるとされている(〃艸〃)ムフッ

 

 
 
愛染カツラは、長野県上田市別所温泉の北向観音境内に生育するカツラの巨木で、川口松太郎がカツラの木と隣接する愛染明王堂に着想を得て、小説『愛染かつら』を書き上げた。映画『愛染かつら』の撮影地は、栃木県日光市にある中禅寺であり、同寺の境内にある、撮影で用いられた桂の木も「愛染かつら」と呼ばれる(ただし、撮影に使われたものは落雷にて焼失、現在のものは二代目)。映画は、1938年公開

愛染明王は、「愛欲・煩悩を悟りを求める心に導き、様々な悩みを救ってくれる」らしい。ってことは、この小説は、愛欲ボケした煩悩MAXなふたりの恋愛を導く小説やねんなぁ(←こら!)

 

縁結び(家庭内平和)を願おう。金網ごしの愛染明王さまに。

 

  波之利大黒天

 

波之利(はしり)大黒天は、本堂のとなり。画像の右端の見切れているお堂。

こちら、最強パワースポットだったらしいが、さらっとでスルーしてしまった!!

 

勝道上人が日光山を開いた時、中禅寺湖の波の上に現れた大黒天を祀る。「波の上を走る」が「安産」を連想させ、安産の御利益があるとされる。また、「波に乗る」「波の上にとどまる」が「足止め」と解され、出征者や家出人の帰還、恋人や配偶者の浮気防止の御利益があると云われる。

 

これで、ダンさんが、浮気せーへんなゲラゲラ

 

 

  君といつまでも

 

そして、この記事を書きながら、輪王寺のHPに見つけたのは、これ!

 

どうやら、加山雄三の映画のロケ地でもあったらしい。

7月22日除幕式だって!

 

 

ハート愛染かつらで縁をむすぶ

ハート愛染明王が愛欲と煩悩を悟りに導く

ハート波之利大黒天でNO浮気!

ハートそして「君といつまでも」記念碑でふたりの永遠の愛を穏やかに語る。

 

これはもう、最強恋愛パワースポットラブラブではないか?!

 

最強の愛で幸せになりたい人!!

中禅寺にGO恋の矢
 

知らない日光、お得な幸せ情報満載やゲラゲラ

 

知らない日光@中禅寺は最強恋愛パワースポット?!