2022年3月4日(金)
こちらの続き。
昼間からかなりの距離を歩いている。
結局、チーラボ見て回ると偕楽園を1周している。今日は、偕楽園を2周したことになる。帰ったら、18000歩を踏破していた!
台風(1964年)で倒木となった次郎杉。大木の幹の内側の腐り落ちた空洞に、花々が永遠に咲いては散っていく。花々は、誕生と死滅を永遠に繰り返し続ける。
倒木に映った花々。ちょっとわかりづらいけれど、倒木の空洞に映されている。
こちらの太郎杉は、樹齢約800年と言われている巨木(樹高約35m、根本の周囲約17.2m)。二郎杉と同じように花々が永遠に咲いては散っていく。
いろんな花々が咲き、次の花も咲く。
こうやって花々は、季節ごとに咲き誇り、永遠を繰り返す。
偕楽園の湧水を地形の高度差を利用して集水した湧水泉が吐玉泉(とぎょくせん)。
禅における書画のひとつ「円相」(円形を一筆で描いたもの)を空間に一筆(空書)で描いている。
偕楽園の孟宗竹林(もうそうちくりん)沿いを、肖像群が歩き続ける。禅の言葉に「歩歩是道場(ほほこれどうじょう)」という言葉がある。作品の登場人物は、いろいろな出来事に対峙しながら、終わりなく歩き続ける。
この作品は、あらかじめ記録された映像を再生しているわけではなく、永遠に変化し続け、今この瞬間の絵は二度と見ることができない。
なにかの仕掛けで、花びらが飛ぶようになっているみたいだけど、暗すぎてわからなかった
なかなかの暗さで、すでに一眼レフでは撮れなくなっている。
動きがあるものを撮っているのでブレがあるけど、スマホすごいわ
梅のライトアップが躍っているよう。
残念なことに、スマホのレンズカバーが反射をするらしく、画像、動画ともに、光が入ってしまっている。(日光では、耐えきれなくなってカバーを外した)
昼間に咲いてなかった梅。
咲いているところにライトアップで満開にも見える。
チームラボは、梅の開花を堪能できなかったのえまろに、梅の花の夢を見せてくれた・・・。
前半にもリンクした動画。
※人が写らないようにカメラワークが激しく見づらいかもしれません。また、スマホのレンズカバーが光に反射して余計な光が入っています。ごめんなさい。
15分弱のイッキ見せ。BGMは会場のものとは別設定で、音量注意。
#チームラボ偕楽園光の祭 #DigitizedKairakuenGarden偕楽園は、国の史跡及び名勝に指定された江戸後期(1842年)の借景式庭園で、金沢の兼六園、岡山の後楽園とならぶ「日本三名園」のひとつ。2022年に、開園180年を迎えます。
庭園には約100品種、3,000本の梅が植えられ、梅の名所として広く知られています。 様々な品種があるため、「早咲き」「中咲き」「遅咲き」と長期間にわたり梅が咲き渡り、「水戸の梅まつり」が120年以上に渡って開催されています。
チームラボは、「Digitized Nature」というアートプロジェクトを行っています。非物質的であるデジタルテクノロジーによって、自然を破壊することなく「自然そのものが自然のままアートになる」というプロジェクトです。
人間は、自分の人生より長い時間を認知できないのではないか、つまり、長い時間の連続性に対する認知の境界があるのではないかと考えています。
長い年月をかけて自然がつくる形や、長く続いてきた人と自然との営みによる造形、その形こそが、長い時間を知覚できる形そのものであると考え、それらを使うことで、長い時間の連続性に対する認知の境界に対する模索をしたいと思っています。
「チームラボ 偕楽園 光の祭」は、時期によって様々な種類の梅が変わりながら咲き渡る春の偕楽園を、人々の存在によって変化するインタラクティブな光のアート空間に変えます。