
家族で久しぶりに新幹線でお出かけの日。
ホームで新幹線の到着を待っていたらセブンのコーヒーを持ったサラリーマンが目の前を通った。
あー。コーヒー飲みたい。
新幹線到着までまだ数分時間がある。
コーヒー買ってくる、と夫に告げてホームにある狭いセブンにはいった。
レジで、コーヒーの一番小さいやつ、ホットでください、
と注文をした。
Sエスなのか、Rレギュラーなのか、ショートなのか、お店によってサイズ表記が違うから
一番小さいやつ
と、どこにいっても注文している。
セブンはRレギュラーがそれにあたる。
レジのおばちゃんからカップをもらって、
これまた狭ーい場所にあるコーヒーマシンの前に立ち、思った。
(いつも思うんだけど、これ、レギュラー(R)サイズ買ってラージ(L)ボタン押したらどうなるんだろ。お年寄りとかLとRじゃ間違えちゃうよね、沢山飲めちゃうのかな。)
(ま、やらないけど。)
と、思いながら、カップをセットしてボタンを押した。
ジュジュジュジュ…
とカップに滴る黒い液体をぼんやりみていたら
ちょっ!?あなた、間違ってるわよ!!
と、レジのおばちゃんが狭いレジから飛び出してきた。
え?私?(隣にもコーヒーを入れようとしてたお姉さんがいた)
と、私が目を白黒させていると
あなた、ボタン、L押したでしょ!?
え…? (頭の中では考えてたけど)
押したかな…?? (まさかね?)
こっち(レジ)でわかるのよ、押したボタンが!
どいてどいて!!やけどしちゃうから!
狭いコーヒーマシン前のスペースをおばちゃんとすれ違い、マシンがコーヒーを入れ終わるのをじっと待つ。
Rカップのスレスレまで注がれたコーヒーをおばちゃんが少し流して、カップの周りを拭いてくれた。
私は数秒前のぼんやりした自分を殴りたくなりながら、
ほんとにすみません💦お忙しい時間に💦
と、謝った。
いいのよ、やけどされる方が困るから!
はい、これで大丈夫。気をつけて行ってきてね!!
おばちゃんの頼もしさと優しさが沁みる。
ほんとうにありがとうございます…。
といってお店を後にしたら、新幹線がホームに着いていたため、急いで乗車した。
思考は実現する。
はからずも、Rのカップを置いてLボタンを押したらどうなるかがわかった。
数秒前の疑問の答えが目の前に提示された。
されなくても良かったのだが。
➖思考に気をつけなさい
マザーテレサのあの有名な言葉をこんな形で実感する日がくるとは。
そして乗車してから思った。
RとLの差額、払わないといけなかったのでは!?
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