小4の長男の話。
金曜日の午後、学校から電話が。
📞きのすけ君が鬼ごっこをして膝を擦りむいてしまって。結構深く擦りむいたみたいで、お迎えに来て欲しいみたいです。
とのことだった。
迎えに行ったら足を引き摺っていた。保健室の先生からもあまりに痛がるようでしたら病院へ、と言われた。
しかし、土日を挟んでかなり回復したらしく、貼ってあったガーゼを自分で剥がしていた。まだ傷は痛々しいが、そのまま月曜日は普通に登校した。
そしてその日の午後、また学校から電話が。
📞お母さん、きのすけ君が下級生とぶつかって膝を擦りむいてしまって。先週と同じところをやってしまったみたいで。
📞もうすぐ帰宅すると思うので様子を見てあげてください。
とのことこだった。
えーー、、
かわいそうに。擦り傷の上を擦りむくなんて痛かっただろう。災難だ。
電話を切ったあと、すぐに長男が帰ってきた。
大丈夫?と聞いたら、
といって、怒りながら泣きだした。
こんなに荒れる長男を久しぶりに見た。ぶつかってきたらしい3年生に対してキレている。話を聞いた限りわざとぶつかってきたわけではなさそうだが、相当痛かったのだろう。
と、呪術廻戦好きの長男の気を紛らすつもりで言ったら
激おこである。
…その通りです。ごめん。母さんが間違った。
しばらく怒り泣き散らした後、長男はティファールでお湯を沸かし始めた。
何をするんだろう、と思ってみていたら、インスタント味噌汁を作り始めた。
そしてそれを一口すすって一言。
びっくりした。
さっきまで怒り散らしていたと思ったら、味噌汁で自分を落ち着かせていた。
長男は特に味噌汁が好きというわけではない。なんならいつも残そうとするのに。
いつからそんなスキルを身につけたのか。
長男に勧められるがまま、味噌汁を一口飲んだらたしかに、ホッとした。
小4男子が見出したライフハックにしては渋すぎるが、彼の成長が嬉しい。
後日、あの時なんで味噌汁飲もうと思ったの?と聞いたら
(インスタント味噌汁は非常時用にいつもはシンク下に仕舞っている)
