朝ふと思った。
自分は案外に嫉妬深い。
普段はそんなに表には出てこないけど、というか、自分の嫌な部分なので見て見ぬふり、臭いものに蓋をしているが、ふいに
ジェラっ



と、馴染みのある不味い感情が湧いてくることがある。そうだな、色で例えると赤紫っぽくもありちょっと黄色もある黒い感じ。味で例えると、腐りかけのみかんをギリギリのところで食べたような水っぽい甘さにダメな苦さのある、あ、食べちゃあかんやつ、と本能で感じる味。
特にここ数日、それを感じる。
これが勢いづくと非常に疲れる。
ところでこの嫉妬という感情は、四柱推命の通変星というものに当てはめると何になるだろうか、と考えてみた。
欲しがり劫財、寂しがりや傷官、心配性の印綬あたりもあるだろうか。
星に当てはめてみるにはっもっと細かく嫉妬を分解してみる必要がある。
一言に嫉妬と言っても、それを構成する成分はいろいろで
あの人が好き
あの人が嫌い
あの人が羨ましい
あの人を独占したい
あの人みたいになりたい・・・・
それらを細かく見ていくと、
私の場合は、
「自分の思い通りにしたい」
「自分のことをわかってほしい」
の2つの欲求にたどり着くな、と思った。
そこでおや?と気づく。
ああ、今月の私
食神・帝旺
食神・・・自分のことをわかってほしいかまってほしい
帝旺・・・自分に決定権がないと嫌
月運まんまだった。
自分で書いててもこじつけ甚だしくよくできすぎてる話だなと思うがこういうことが良くあるのが四柱推命なのでやめられない。
なんなら年の甲とともに食神・傷官のダブルタッグで命式内の子・丑が亥と揃って帝旺に加勢。
もともと気質として持ってるやきもちやきの種が膨らむ要素満載。
うん、これはもう、
仕方ない。
なんとかしようとしない。保留。そのうちまたしぼむ。
苦手な感情は否定せずに理解してあげようとすると大人しくなる、と、ここ2年くらいで学んだ。
感情を細かく素因数分解してみるとその根っこにあるものが見えてくる。正解か不正解かはどっちでもいい。自分で腑に落ちれば何かよくわからないもの相手に振り回されずに済む。いや、振り回されてるな、と俯瞰することができる。
「きょうのわんこ」を見ながら


って犬にまで嫉妬してる自分に気づいたときはほんとドン引きだったわよ。
優しいお金持ちに飼われているきゅるんとしたおめめのトイプードルに私も生まれたかったなあ。