こんにちは。
きのこです。
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子どもの時、マグカップに入った黒い液体をコーヒーだと思ってぐいっと飲んだら希釈前の麺つゆだったことがある。
脳みそがパニックなった。
あの時の脳パニックを思い出させてくれたのがこちら。
おしゃれな蕎麦猪口。
ではない。
コーヒーカップである。
バリスタの世界大会で優勝した人が使ったものと同じやつらしい。
麺つゆ文化のない文化圏の人たちにとってはちょっと変わったコーヒーカップだね、とすんなり入ってくるのだろう。
日本で生まれ日本で育った私の脳にはこういった形状のものに入っている黒い液体は麺つゆと判断する。認知バイアスである。
コーヒーとわかっていても、実際に舌が触れるまで麺つゆではないか、と過去のトラウマからかそわそわしてしまう。
なぜコーヒー用のカップがこのような形をしているかというと、舌の触れる位置で味わいが変わるのを楽しむためらしい。
味覚の分布図はこちらを参考にどうぞ
舌の先は甘みを感じるエリア。
舌の中央は塩み。
舌の奥は苦みとうまみ。
つまりこのカップは飲み口を変えると同じコーヒーでも味の違いを楽しめる、というもの。
実際に飲んでみるとその違いは明瞭である。
うっわ
全然ちがう…!
と感動する。舌ってすごい。
これで日本酒とか飲んでみても面白いだろうなと思う。味覚の秋を楽しみたい。
ただこのカップの難点は取手がないところ。
取手がないから熱いコーヒーを飲むことができない。
取手がないから蕎麦猪口にしか見えない。。
幼い時のマグカップ×麺つゆのトラウマがここまで深いと思わなかった。
どうか世の中の親御様にお願いをしたい。
マグカップにコーヒー以外の黒い液体を入れてその辺に放置しないでほしい。
結局何が主題だったのかよく分からないいつも通りっちゃいつも通りの記事。☕️