こんにちは。
きのこです。
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長男(小4)の学級懇談にて

とのアナウンスがあった。
我が家の長男は夏休みの宿題で割り算の筆算をやっていたのを見ていたので

と思いながらも、念の為、できるかどうか確認してみた。
358÷55 みたいな3桁÷2桁の計算。
結果
全然できてねえ

は?どうしたの?へ?夏休みのあれは何?二桁だったから??
そして齢40の母、久しぶりに割り算の筆算をやってみた。
今まで何気なく感覚で解いていたけど、確かにこれは
四則演算の総合格闘技
割り算はもちろん、掛け算からの足し算の繰り上がり、からの引き算の繰り下がり…
なるほど。桁数の多い割り算は1年生からやってきた算数の集大成。なかなかにゴツいエリアボスみたいなヤツだわ。
四則演算以外にも桁の概念も使う。商を立てるのがどの桁なのか、一つずれるとちんぷんかんぷん。
そして概算、というテクニックも必要になってくる。
商のあたりをつけるのに、ざっくりこんくらい、あ、多かった、じゃあもう一つへらすか、の作業。
なんとなく感覚で解いてたけど、なるほど分解すると躓きポイントが無限にでてくる。

と、とりあえず自画自賛して、さて、どうするか、と一人でYouTubeをみたり、実際に何問か筆算を練習してみた。
その結果わかったことはなかなかにゴツいエリアボスではあるけれど、今までの計算の基礎がしっかりできていれば必ずできる。作業量が多いだけでひとつひとつの計算は難しくない。ザコが塊になって襲ってくるからややこしく面倒くさいだけで、ザコはザコである。
だってこの私ができているのだから

掛け算、足し算、引き算はどれだけミスなくできるかはもう反復でしかないとして、(それが難しいのだが。)
まずは商を立てる桁を絶対間違えないことと、概算のやり方を中心にやっていくことにした。
3÷2
みたいな暗算でもできるようならものから筆算でやってみる。
33÷2
33÷4
という感じで増やしていく。
そんな風にして
333÷22
までいって、やっと、概算に登場、みたいな感じ。
数字がゾロ目なのは見た目で うわぁ
とならないようにという配慮。

321÷12 より、333÷22 のほうが簡単に見える。
5以上の数字を使わないこともポイント。
999÷77 より、 333÷22 のほうが簡単に見える。
ような気がする。のは私だけかもしれないが。
ということを積み上げたらなんとかできるようになった。
まだスピードは遅いけど、商を立てる位置がずれるとか、見当違いな商がたつ、なんてことは減った。
さすが、小学生、脳が若い。
だがしかし、筆算を反復して一つ分かったことがある。
長男…
掛け算九九が怪しい

なんなら私も九九が怪しい。とっさに しちは? が出てこなかった。使わない筋力は衰える。答え:しちはごじゅうろく
計算なんて機械がやるからべつに自分で正確にできなくてもよいのだけどさ
大人になるとティッシュ1枚当たりはどっちが安いのかをすっと計算できるとちょっと得した気持ちになれるんだよ。計算機を使わなくても良いようなどうでもいい計算ね。
…いや。
息子にはティッシュ一枚当たりのちまちました計算なんかしなくても生活が立ち行くよう稼げる子になってくれないと。そのためにこんな割り算で躓いてもらっては困る。
なんにしても
算数まではちゃんとできるようになろうぜ
って話。
本人の希望により塾なし方針の我が家だけど算数だけは公文ありなのでは、って気になっている。
(夫は公文推し)