寺とはこの寺
今年は辰年。
昨年末のゆく年くる年で除夜の鐘を
ゴーン
と鳴らしていたのはこちらの龍泉寺だったのですよ。
長男が産まれた頃、九年前くらいですかね。
大好きなラジオ【日天】で中澤由美子アナが
40歳になったので、滝に打たれたいと思い、滝行をしてきました。
と、大変美しいお声でエピソードトークをされていて。
当時30歳だった私は
40になると滝に打たれたくなるのか。。
とぼんやり思いながら聴いてました。
そしたらそのラジオを聴いたすぐ後に、おそらく中澤由美子アナと同世代の姉が
なんかさあ、、滝にでも打たれたいよね。。
と言い出して。
その頃から40になったら滝行という、偏った思想を抱くようになりました。
そんな折、こちらの龍泉寺を知り、
なんと滝行を体験できるとのこと
偶然は必然とはこのことでしょうか。
今年、辰年に40になる私。
打たれるでしょ。滝。
その下見に、母の日の特権を使い家族を巻き込んで龍泉寺に行って参りました。
で、母の日当日。
安定の
雨☔️
私がいつも行きたい!と意思を持って出かけると雨。
本当は日本三大稲荷である最上稲荷からてくてく歩いて龍泉寺まで登って行きたかったんですけど、仕方なく車で龍泉寺駐車場までびゅーん。
(私信:また最上稲荷にフラれました)
なんとか小雨で傘をさすほどでもなく、滝を見に行ったら
オレも滝行したい
と言い出した長男。
最近彼は鬼滅の刃を読み返していて、中でも柱稽古の話が好きらしく、おそらく滝を見て悲鳴嶼さんの柱稽古を思い出したんだと思う。
ここに来るまで
寺なんか行きたくないつまんない
とぶーたれてた長男の心を入れ替えるほどの滝。
写真は
無い
iPhoneのストレージ不足により
龍泉寺のサイトをご覧ください。
龍の口から滝。
その後本殿を参拝して龍王池を回り、
この池がすごく良かった。
3時間くらい水面を見ていられる。
静かな池。
なんだけど
←どっちが傘を持つかで喧嘩をしてうるさい二人
充分に静寂を味わうこともできず
池の周りを散策していたら
奥の院の表示。
最上稲荷の奥の院、一乗寺への道が。
(雨で最上稲荷にフラれたと思ったけど奥の院に来れるならおいでという煽りだったのかも狐さんツンデレ)
雨も降ったり止んだり傘をさすほどではなかったのと、800mとの表示だったので行ってみることに。
吉備の国を一望に見下ろす・・・
というだけあって
登る登る。
800mとナメてたけどずっと登り坂の800mでした。
途中で子どもらが
おなかがすいた歩けない
と言い出して。
でもなんとか登り切ったのです。
帰りはおんぶしてあげるからもう少し頑張ろう、と言って。
人も少なく、静かで綺麗なお寺でした。
吉備の国が一望できて景色も素晴らしい!!
と、書きたいところですが
ほら、雨だったから。
桜の木に生えててた可愛いきのこの写真はちゃっかり撮った
次回に期待。
で、帰りは約束どおり、夫と私で子どもらを手分けしておんぶして下ることにしたのですが
ここで雨が本降り☔️☔️☔️
子どもらに傘を持たせて、雨の中子を背負い石段と山道を下りながら
母の日に母の修行をしにきたのかな
改めて滝行しなくてもいいのでは
と思いました。夫は巻き込まれ事故
私達が穢れすぎてて浄化の雨だったのかもね
雨に濡れた新緑が美しく、雨だからこそ緑と土の濃い匂いに包まれて、雨で身体も浄化されてすっきりした母の日でした。
次回はいよいよ予約をして長男と滝に打たれに行く予定!!
7月くらいかな!!楽しみ!!
長野にいた時はそんなに神社仏閣に行こうという気にならなかったのに、岡山に来てからは神社仏閣に行きたいなって思うようになった自分の変化を感じます。
年齢もあるのかもしれないけど、長野では毎日こういう濃い緑の中にいたから、わざわざいく必要がなかったんだなって。今思うと。
(有名どころの戸隠神社も、忍者村のついでに寄っただけだし、諏訪大社も諏訪湖の帰りにたまたま見かけて寄っただけだった。けど行っておいて良かった。)
人間って自然から離れては生きていけないのだなと感じます。