こんにちは。


きのこです。


ご訪問いただきありがとうございますにっこり



年末、関東の実家に帰省して



さらに古巣の長野県に日帰り弾丸旅行をしてきました。



年末年始もお仕事をしてくださったJRの皆様のおかげです。

感謝の運賃を貢がせていただきました。



2年ぶり



結婚して、子どもができて、産後うつっぽくなって、ワーママして、お迎え間に合うように暗くて寒い中凍った道爆走し←これ危ないから絶対やっちゃダメ




という、

人生のサビと言えるような時を過ごした場所。




長男は今でも言う。



しょんぼり保育園は地獄だった


しょんぼり学校の方が全然良い。



年長さんの時は行き渋りをしたけど

それまでそんな素振りみたこともなかったから

かなりいろいろ無理させてたんだなあって



(長男のいう地獄とは昼寝の時間だったらしい。寝たくもないのに寝ろと言われ、トイレに行きたくても行っちゃダメと言われてたとかそんなこと当時は一言も話してくれなかった悲しい)



今でも保育園時代の長男の頑張りを思うと時々切なくなる。


切なくなる必要はないんだけどね!


お友達も沢山できたし、うちではできない経験も沢山させてもらったし!


でも、あの頃の長男と手を繋ぐことはもうできないなって、その事実には、きゅっとなる。




年末に長野に帰った時にマックの前を通って思い出した。



ある日、長男がどうしても朝保育園に行きたがらなかった日に、



今日保育園終わったらマックでポテト🍟食べよう!!だから今日だけは!頑張ろう!



と言って保育園に連れて行った。


その夜は夕飯をマックで済ませた。

とても美味しそうにポテトを食べていた長男。



国道沿いのマクドナルド、ありがとう。




またある日は疲れすぎてご飯も作れず駅前の蕎麦屋で天せいろの大盛りを頼んで2人で分けて食べた。


その時飲んだ熱燗がむちゃくちゃ美味しかったのを覚えている。



駅前のお蕎麦屋さん、ありがとう。



毎日栄養満点のご飯を作るなんて本当に無理で、

仕事しながら今日の夕飯何にしようかな、もう地球の食べ物飽きたな、とか考えるくらいご飯が苦痛で。



食べるものに困ってないんだから贅沢な話だよ、とはすごく思うけど。




そして今はブックオフで買ったこちらを読んでます





もはや一汁一菜すら辛い時もある。

マックでも蕎麦屋でも良い。


誰かと一緒にご飯を食べた


という記憶は心の栄養になる。





この本のなかで、


とある高校生から

家庭料理のない家もあるのだから家庭料理の話をしないでくれ

という意見をもらった土井先生が

ご飯を作ってもらえないなら、自分で作ればいい、

と答えたところが心に残りました。


自分でご飯を作って体が温まれば自分が守られる。料理は自分を守ってくれる。


という料理人の言葉には説得力がある。

(でも土井先生はまあまあ裕福なボン)



去年、長男が勝手に一人でお湯に味噌溶いて味噌汁を作り出したのを思い出しました。

料理を作るって、教えなくても勝手にやり出すんだなと、人の成長に感心しました。



苦痛に思いながら作ってた私の料理でもこの子は育っている。



お湯と味噌だけでなんか不味かったからワカメスープの素を入れたと言ってたな。

今度出汁の秘密を教えてあげよう。

米も鍋で炊く方法を教えておこう。




ワーママでなくなった今でも毎日ご飯作るのは苦手ですが


生きることは食べること。


料理は念仏。


今日も頑張ってご飯作ります。


(でも外食もまあまあします)






いつも食に対して全く興味が無いというか生命維持できればなんでもいいくらいにしか考えてないのに土井先生の本を手に取るなんて珍しいなあと考えてたらそうだ今月食神運だわ🍙