こんにちは。
きのこです。
ご訪問いただきありがとうございます😊
長男の夏休みの宿題のお付き合いが大変です詳細お察し下さい
ということを昨日の記事で書きました。
まあそうなるであろうことは100年以上前から分かりきっていたので、夏休みに入る前から手を打っていました。
【高校生のお兄さんお姉さんが小学生にお勉強を教えてくれるよ!!】
という学習会に申し込んでいたのです。
高校生の社会貢献の一環としての取り組みだそうです。
高校生は内申点が上がり、小学生は夏休みの宿題が捗り、小学生の親はフリータイムゲットというwinwinwinで素晴らしい企画。
長男には2日間各日2時間だけとはいえ少しでも家と小学校以外の空気を吸ってきて欲しい。
勉強の仕方は多様だということを知って欲しい。
異年齢の人と交流してほしい。
一人でもうちに居る人を減らしたい←
などの思惑で申し込んでいました。
本人には事後報告で。
だって参加したいか聞いたら絶対嫌だと言うから
それがまずかった。
夏休みに入る少し前に、こういうイベントに申し込んだよ、と伝えた時は
えー、、まあいいけど
という感じだったのでヨシヨシ!と思っていたが
学習会当日の朝になって突然
おれは高校のやつ行きたくない絶対嫌だ
と泣き始めた。
泣くほど嫌?
母さんに勝手に申し込まれたのと、知らない人と会うのが嫌だ
という主張。
知らない人と勉強するくらいなら家で母さんと勉強する!
と。
わかったわかった、まずは勝手に申し込んだことは謝ろう、ごめんなさい。次からはちゃんと確認するね。
全く自慢にならないが、私が長男の勉強をみるときは無惨様か私か、というレベルでまあまあイライラしている。
こんなことを書いているのにね
褒めて伸ばす方法もあるのは知っているしそうしようと試みてはいるが、だんだんとなんでこんなこともできないのか!?の感情が膨れてくる。
なぜお前達は弱いのか!!?の勢いでなぜ一年生の漢字が書けないのか!!?となる。
自分でもこれでは良くないと分かっている、分かってはいるが職業教師ではないただの母親なので感情がどうしても乗っかってしまう。ただの母親なのに無惨様である。こわい。
だから、私から離れて勉強する機会を少しでも、と思いこの学習会に申し込んだのに、よその人から褒められておいで、と思ったのに、それでも無惨様の方が良いとはさすが我が血を分けた子である。
母さんに教わるより、高校生のお兄さん達の方が優しいし、同じ目線できっと接してくれるよ、もしかしたら勉強なんかしなくていいからドッチボールやろうぜーってなるかもよ、ずぇっったい行ったら行ったで楽しいから。
などいくら言葉を尽くしても長男が一度嫌と言い出したら聞く耳は芳一くらい無い。
小一時間説得したがすっかり長男の心は行きたくないで固まってしまった。
こんなに嫌がっていては高校生にも迷惑だから参加は辞退しようとしていたところに一報が。
今日の学習会にテレビ取材が入りますが映っても大丈夫でしょうか?
という確認の電話が仕事中の夫にかかってきた。
映ってもいいんですけど、ちょっと参加するかどうか迷ってて欠席の可能性が濃厚です、、
と伝えたよ、と夫からのLINEで知り、長男にそのことを告げた。
高校にテレビがくるって。うつるかもしれないって。どうする?
テレビかぁ、、どうしよっかなあ、、、///
え?
食いついた?
よしもう一押し、、!
ザリガニは水面から引き上げる時が肝心
前に磯田先生のやつでテレビ映った時、じいとばあが喜んでたじゃん。
またテレビに映ったら喜ぶよ!
お友達にもきのくんテレビに映ってたー!!って言われるかもよ
まあ100人近く参加するらしいから映るかどうかはわかんないけどここはふっかけとこ(心の声)
うーん、、そうかなあ、じゃあ行こうかなあ
まさかのテレビ取材で長男の心が氷解するとは、、、
人見知りでもマザコンでも下弦の鬼でもなく
ただのミーハーな目立ちたがり屋だった
我が子の意外なやる気スイッチの場所を知った夏。
朝あんなにメソメソしていたのに、午後の集合時間に受付へ行ったらテレビ来てるね〜と言いながらニコニコしてこちらを振り返りもせず鈴鹿央士くん似の高校生と校舎へ入っていった。
そして2時間後迎えに行ったら
明日も行く!
テレビにインタビューされちゃった。
高校生の女の人と呪術廻戦の話もした。
ホワイトボードに夏油の絵描いたら褒められた←勉強は?
と、ほくほく顔である。
だから言ったじゃないか!!
行ったら行ったで楽しいよって。
なんでもかんでも最初にイヤイヤするイヤイヤ期はいつまで続くのかな、、
夜、夫に
母さんの鬼舞辻学習と高校どっちが良かった?
と聞かれて
高校生のほうが楽しかった
と即答していた。
うちに高校生常駐してくれないかな。
この企画毎日やってくれないかな。。
朝のあの説得に費やした時間は一体何だったんだ
でもきっと息子はよその人ではなく母親に褒められたいんだよね。それも分かってるんだ
鬼達も無惨様に褒めてもらいたかったんだ
そしてその日の夕方テレビの地方ニュースでちゃんと長男のインタビューが放送されていて親子で笑った
いい思い出になりました。高校生の皆様テレビ局の方ありがとうございました