こんにちは。


きのこです。


ご訪問いただきありがとうございます昇天




チューリップ赤チューリップオレンジチューリップ黄



夕方5時。

日が延びてまだ明るいこちら西日本。



次男が公園に行きたい、というので自宅裏の住宅地内にある小さな公園に行った。



小さな公園は、ブランコと砂場と鉄棒があるリビングと、滑り台があるダイニングキッチンとに道路を挟んで分かれている。LDKの例えは規模感を掴んでもらえれば、と思ったが逆に分かりづらい人はとにかく小さい公園が道路を隔てて2つに分かれている、と思ってもらえればいい。



角地にある住宅を曲がったらすぐにブランコがあるリビングが目に入る。



その日はそのブランコで、カップルがキッスをしていた。



そう、一つのブランコにカップルが向かい合わせに座り、キッスをしていた。(桑田佳祐風にキッスと書かせていただく。キスとキッスの違いは接している時間の長さだと私は思っている。)



キッスをしている、と気づいたが時すでに遅し。躊躇なく飛び込むうちの次男、2歳8ヶ月。目を伏せて何も見てないですよ〜というオーラを放って次男を追いかける母親38歳。



こちらに気づいた男子が、女子の肩をたたいて、2人は離れた。



カップルと次男を隔てるものはブランコの柵一本。



これは気まずい



できるだけ爽やかに何も見てない気持ちで



にっこりこんにちは〜



と、挨拶をするべきかどうかわからないまま挨拶をする母親。



にっこりねえ、向こうのおすべりしよう?



と、道路を挟んだ向こう側までさりげなく距離をとろうと試みるも



不満や。おすな、しゅる。



といってその場から離れない。



次男は人が好き。皆が自分を可愛いと思っていると思い込んでいるので、いつも通りその日もカップルの前で自分の存在をアピールするように小躍り歩くを始めた。

やめろ、やめろ、、アピールすんな



にっこりねえ、おすべりしたい、って言ってたじゃん、おすべりしよ?



なんとか説得をして、道路を挟んだ滑り台エリアに連れ出し、やれやれ、と思っていたら、滑り台の上にあがって




ほんわかぶらんこちたかったなあ



と、いまだブランコにいるカップル(横並びで座ってる)に向かって大声で呟いた。



次男よ、、頼むから今この時だけは、、



エアーをリードしてくれないか


母さんもうこの気まずいエアーに耐えられない。


なんとかその後、お兄ちゃんがおうちで待ってるから、とか、母さんとおうちまで競争しよう、と説得、交渉をして、ブランコ欲から引き離すことに成功。



長い長い10分間だった。