こんにちは。
きのこ母さんです。
先日、長男(小2)の授業参観がありました。
科目は算数。
水のかさを表す単位を知る
という授業で、リットルについての授業でした。
AさんもB君も、バケツ4つ分の水を持ってるけど、それぞれのバケツの形が違うから、どっちの水が多いか分からないよね、そういう時には、世界みんなが知ってる単位、リットルを使います。
という内容。
先生が、リットルますを使って、
牛乳パックとかペットボトルとか色々な形の容器の中の水を測っていくのを、興味津々に見つめる子ども達。何リットルになるのか、ワクワクする空気が、教室の後ろに立ってる私まで伝わってきた。
液体という形のないものを数えるものに名前がある、液体という形のないものを数える、という概念を初めて知る瞬間に立ち会えて、その瞬間がなんとも瑞々しくて、なんか泣きそうになった。
知らないことを知る、って
楽しいことなんだな。
そして、長男の担任の先生が、
新任とは思えないくらい堂々としてて
授業も分かりやすくて、
声もよく通ってて、
細くて可愛らしいのになんとも頼もしくて
先生かっこいい!って思った。
私じゃあこんなふうには長男にリットルの概念を教えるのは無理だ。
授業の終わり、
1.5リットルのペットボトルの中の水を測ってたら、リットルますの半分で水がなくなってしまって、
これじゃあ、リットルますではこのペットボトルのお水のかさは測れないよね、だから、明日は、リットルより、もっと小さい単位を勉強しまーす!
To be continued...
みたいに授業が終わろうとしたとき、
デシリットルやろー!!
と、盛大なネタバレ発言をする1人の男子。
それを後ろで聞いてて
おいおいだまってろよ、今先生が次が楽しみになるように予告流したのにネタバレすんなや
と、思ってしまった大人げない大人がここに1人。
先取り学習も良いけど、しない方がワクワクしながら授業を楽しめるのかな、と思った。
先取り学習するなら、教室のでのネタバレ禁止にしたい、と、思った私は、絶対学校の先生に向いてない
ネタバレに憤りながら、
デシリットルってひっさしぶりに聞いたな、
デシリットルってなんだっけ。と宇宙に思いを馳せる小2以下の大人がここに1人。
遠い記憶を掘り起こしながら
10デシリットルで1リットル、
1000ミリリットルで1リットル、、
合ってる、、???
と、ひとり頭の中でもんもん。
ああ、
フランス語で
dix=10
cent=100
mille=1000
だから
合ってる。だろう。
あとでぐぐろう。(答え合わせしないと不安)
と、私の中の最大の知恵を振り絞って
どうにか大人の威厳を取り戻した。
小2にはまだ負けん。
ここまで全部1コマ45分の間、
私の頭の中での出来事です。
現実には一言も発してません。
(発してたら大問題)