『漱石の未発表俳句、和歌山で見つかる
同僚教師に手紙
文豪・夏目漱石の未発表の俳句を添えた手紙が
和歌山市内の旧家で見つかった。
教師として愛媛県尋常中学校に赴任する同僚だった教師に宛てた手紙に添えられていた直筆の句。
手紙の末尾には俳句がしたためられ、
俳句1句ずつを記した2枚の短冊もある。
この3句のうち2句が未発表とみられる。
これらは封筒とともに掛け軸に貼られた状態で、和歌山市の猪飼弘直さんの自宅で保管されていた。
猪飼さんの祖父、健彦さんは、小説「坊っちゃん」の舞台として知られる愛媛県尋常中学校で漱石と同じ時期に教鞭を執っていた。
漱石の手紙は健彦さんに宛てたもの。
お別れの挨拶に漱石を訪ねたが会えなかった健彦さんが手紙を送り、それに対する返礼だという。』
ニュースから抜粋。
未発表と耳にすると、どうも弱いと申しますか
強く関心をそそられるものです。
本日朝一のニュースらしく、あまり詳しくは記載されていないのは仕方ないのですが、
もう少し知りたく思ってしまうのは、わたくしだけでしょうか?
漱石さまの名言でこのようなものがありますね…
『人間はね 人が困らない程度内でなるべく人に親切にしてみたいものだ』
『のんきと見える人々も 心の底をたたいてみると どこか悲しい音がする』
ご本人、病弱でありながら心もかなり繊細でいらした。
人への思い遣りが見受けられる気がいたします。