瑠依は卒業してからしばらく休んでたが仕事をやり始めた日から響葉と最近全然一緒に過ごす事が少なくなってた。
響葉も練習だったり公演で遠出してるから、お互い顔合わせることが無くなってた頃…。
(瑠依が仕事やり始めてから、一緒に過ごしてへんな…このままやと…)
「…はぁ」
響葉は遅くまで稲坂と玲哉で練習し終わって思わずにため息を出してしまった
「どうしたのかい?でかいため息をついて」
ため息をついた響葉に稲坂は気づいた
「あー…なんもないで?大丈夫」
(やば…。こいつらにいらん心配をせんようにしてたつもりやのに)
稲坂にそう言われた響葉はそう言いながら首を横に振った
「そうかい?」
「違うよ稲坂さん。響葉がため息着く時は…大体いつもは瑠依の事やからな」
そう言いながら玲哉は稲坂の肩をポンッと叩いた
「え?そうなのかい?燐道」
稲坂はそう言って首を傾げた
「薄塚…お前余計なこと言うなや…」
そう言って響葉は頭を搔いた
「燐道、俺たちに話したら?」
そう言った稲坂は響葉の肩をポンッと叩いた
「いや、大丈夫や。迷惑はかけたくないからね」
響葉はそう言ってニコッと笑って帰る準備した
「燐道…話したら楽になるよ?」
「そうやて、響葉」
稲坂と玲哉はそう言ったが
「大丈夫。じゃあお疲れ様、二人とも」
(この問題は自分で解決しやんとな)
響葉は2人に話をしないでレッスン室からでた
「ちょっと、燐道!」
稲坂がそう言いながら響葉を引き留めようとしたが無視された
「ありゃりゃ…行っちゃったね。稲坂さん、どうする?あいつ」
玲哉は隣に居た稲坂にそう言うと稲坂は玲哉の方を見て
「俺が行きたいが、おじさんやることがまだ残ってるから。薄塚、お願い出来る?燐道のこと」
稲坂はニコッと笑いながらそういった
「えー?なんで俺なん〜???」
玲哉は嫌そうな顔をしながらそう言ったが
「リーダーでしょ??玲哉は」
ポンッと玲哉の肩を叩いてそう言った
「はぁ…わかった。それじゃ、追いかけてくるわ」
そう言われた玲哉はため息つきながらも響葉の後を追った
ーーー外にてーーー
「ちょ…待ってや、響葉!」
響葉の後を追いついて腕を掴んで引き留めた
「…なに?まだ俺に用なん?薄塚」
引き留められた響葉は振り向いて嫌そうな表情でそう言った
「さっきの、当たってるやろ?」
そう言いながら玲哉は首を傾げた
「…はぁ?さっきのて…当たってるけどお前らには話すことやないから、手ぇ離してぇな」
響葉はそう言ってじっと玲哉を見つめた
「離さんで?リーダーとして話を聞いてあげるから、ね?」
そう言いながら玲哉は近くの公園に連れて向かう
「ちょぉ…どこに…っ」
腕を引っ張られて抵抗できなかった
「公園やで。そこで話して?」
数分後、2人は公園に着いて玲哉は響葉をベンチに座らせた
「話はしない。そこ退いて?」
響葉は立ちながらそう言った
「なんで?話すだけで楽になるかもしれんやんか」
そう言いながら玲哉は響葉をまた座らせて自分も座った
「…意味無い、けど、わかったよ。話す」
(意味無いのにな…まぁええか)
こうして響葉は最近、瑠依との時間が少ないことを玲哉に話した
「そかぁ…瑠依との時間が合わへんのな…。んー…明日休む?練習」
話を聞いた玲哉はそう言ったあとニコッと笑った
「…は?それはダメやろ。私情で休むとか」
響葉はそう言って立ち上がった
「でも、響葉はそれでええの?このまま瑠依とすれ違ってもさ」
立ち上がった響葉の腕を握って玲哉は見つめた
「でも…」
「でもだってやないよ!あたしらが困るんや!あんたが、元気ないとあんたのファンも母ちゃんも心配なんやで?!せやから明日は休め!ええな?!」
玲哉は立ち上がって響葉の肩を持ってそう言った
「…薄塚、お前…」
そう言われた響葉はハッとした
「ね?明日はあんたはあいつとの時間を作って?」
玲哉はそう言ってニコッと笑った
「…おん。ありがとな?薄塚…」
響葉は感謝をしながらニコッと笑ってこの場を去ろうとした
「いえいえ。大丈夫やよ。んじゃまたね」
玲哉は手を振りながらそう言った。すると
「あ、そうや。薄塚もあんまり無理しやんでや?」
(こいつはこいつで色々と一人で抱え込んでるからな…詳しくは知らんが)
響葉は振り向いてそう言ってから自分の家に帰ってった
「…え!どういう…って行っちゃった…」
ーーー響葉と瑠依の家にてーーー
「ただいま、と…さすがに今日も寝てるよな…」
そう言いながら響葉はゆっくりと部屋に入った
「あ、おかえり。響葉」
そこにはいつもこの時間に寝てるはずの瑠依が起きてた
「うぉ、瑠依起きてたんか」
(珍しいな…この時間はいつも寝てるのに…)
響葉は驚きながらもそう言った
「うん。寝れなくて…起きてたんだ」
瑠依はそう言いながら頬をポリポリと掻いた
「どしたん?寝れないて、悩み事でもあるんか?」
響葉はそう言って瑠依の隣に座った
「悩み…なのかな…」
瑠依は浮かない顔をしながら顔を下に向いた
「言うてみ?」
響葉はそう言いながら瑠依の顔を上げた
「…なら、いうよ。俺たち…一緒に住むのやめよ…?響葉」
瑠依は響葉に無理をしてそう言ってニコッと笑った
「…は、はぁ?なんで急に…」
響葉は急に同棲解消を切り出したことに驚きをかくせなかった
「…だって俺たち…最近、顔合わせてないじゃん?お互い忙しいし…」
瑠依は一瞬悲しそうな表情をしたが、顔を隠した
「だからって…同棲解消することやないやんか!それに…っ!」
響葉はそう言いかけたが
「ううん…邪魔だよ、俺は」
響葉の話を遮ってそう言った
「ちゃう!お前が邪魔とか1度もない!それに…明日休みを取ったんやで…?」
響葉は瑠依の肩を持って必死に説得をしてそう言った
「でも…それは、体を休むのためでしょ?」
瑠依はそういってニコッと笑った
「ちゃう。リーダーに明日瑠依のために休むようにそう言われたから…。最近、一緒に過ごすこと少ないやん?せやから明日一緒におる、どう?瑠依。それでも一緒に住むのやめる?」
そう言った響葉は首を傾げた
「……それは、…えっと」
そう言われた瑠依は言葉が喉に詰まって出なかった
(瑠依がこんなこと言うなんて…ちょっと確かめるか…)
「瑠依がそう決めたんなら、引き留めない」
そう言いながら響葉は立ち上がった
「…やだ」
瑠依は小声出そう言いながら立ち上がった響葉の腕を掴んだ
「え?今なんて?」
腕を掴まれた響葉は振り向いて首を傾げた
「やだ…っ!ほんとはヤダなの…でも…響葉との時間が少なくて…寂しいだけなの…!」
振り向いた響葉を見つめながら泣きそうにそう言った
「……なら、なんでそんなこと言うん?最初から正直にそう言えばよかったやんか」
(やっぱり、同棲解消って言うのは…嘘やな…ほっとしたわ)
泣きそうになった瑠依を見た響葉は跪いで頬を触りながらそう言った
「…響葉は、練習や公演で忙しいみたいだから、遠慮してただけ…」
響葉に頬を触られた瑠依は目を逸らしてそう言った
「はぁ…。遠慮なんてしやんでもええのに?俺らは恋人やろ?」
そう言って響葉は真っ直ぐな目で見つめた
「響葉……」
そう言われて瑠依は涙目で見つめた
「せやから、なんでも言え、な?瑠依」 
響葉はニコッと笑ってそう言った
「…響葉…っ!ごめん…あんなこと言って…」
瑠依はバッと響葉を勢いよく抱きついてそう言った
「ったく…」
抱きつかれた響葉は瑠依の背中をポンポンと優しく叩いた
「ごめん…響葉…」
そう言いながら瑠依は響葉の肩に顔を埋めた
「ええよ。気にしないで?明日は仕事休み?それともある?」
響葉は瑠依の背中をポンポンと叩きながらそう言った
「明日?…明日もある…けど…今は、響葉のことだけを考えたい…」
瑠依はそう言ったあと響葉にキスをした
「ンっ…。久しぶりにお前とキスしたわ」
そう言って響葉は指で口を拭いた
「響葉…」
瑠依は甘えるように響葉の名前を呼んだ
「んー?どうしたん?瑠依」
瑠依に名前を呼ばれて響葉は首を傾げた
「甘えたいな…?」
瑠依はそう言って響葉を見つめる
「ええで?おいで」
そう言った後に響葉は瑠依の腕を掴んでベッドに押し倒した
「うわっ…響葉?」
響葉に押し倒された瑠依は驚いた
「たっぷり可愛がってやるよ」
そう言いながら響葉は馬乗りしてニヤリっと笑った
「ん…久しぶり…だから、や、優しくして…///」
響葉に上に乗られて瑠依は顔を真っ赤にしてそう言った
「それはどうやろね…♡♡」
そう言って響葉は瑠依の首をスーッとなぞる
「…ンっ…」
首をスーッとなぞられて瑠依はビクッと震わせた
「るい…愛してる」
響葉はそう言った後、キスしながら瑠依の服の中に手を入れて触り始める
「んっ…んぅっ…」
ビクビクと震わせながらも響葉のキスに応える
「んは…キスだけでなんで蕩けてんのや?瑠依?」
響葉は瑠依の唇から離れてそう言った
「ちが…っ」 
瑠依はそう言って顔を手で覆う
「違わないやろ?そんな顔をしてるのに」
響葉は瑠依が顔を覆った手を外しながらそう言った
「……っ、お、響葉が…っ////」
瑠依は恥ずかしさで言葉が上手く出なかった 
「んー?俺が、なに〜?♡」
ニヤニヤしながら瑠依を揶揄う響葉
「…な、なんも、ない…っ!」
瑠依はムッとして目を逸らした
「言わんとこの後の続きやらんよ?どうする?」
目を逸らした瑠依の顎を持ち上げて見つめた・
「…響葉が、わるい…あんな優しくキスされたら…ああなるに決まってるやろ…///」
響葉に顎を持ち上げられた瑠依は恥ずかしながらそう言った
「え?キスしてほしそうにしてたから?♡」
クスッと笑い、自分の服を脱いで瑠依の下も脱がした
「…ちょ///」
いきなり自分のを脱がされた瑠依は恥ずかしがった
「あれ?ここ、もう濡れてる…?何故かなぁ?」
響葉は瑠依の下を触りながらそう言った
「あっ…ンっ…そ、それは…んぅっ」
ビクビクとしながら瑠依は言いたくても気持ちよくすぎて言えなかった
「あ、俺のせいか♡♡」
そう言いながら響葉は瑠依の中に自分のを入れた
「あっ…あぁンっ…ちょ、いき…なり…っ///」
いきなり入れられた瑠依は大きく震わせた
「ふふ…♡ええやんか…責任とらないと…な?」
そう言った後、響葉は腰を動かした
「ンっ…はぁんっ…あっ…んッあ…っ♡///」
瑠依は甘い声を出して恥ずかしさで押し殺してた
「かわい、瑠依。もっと聞かせてや、な?」
響葉は瑠依を見つめながら手を絡めた
「あっ…んぅっ…やっ…そん、なに…したら…っ///」
瑠依は涙目でそう言って見つめ返した
「そんなにしたら…イッちゃうから?」
ニヤニヤしながら腰を激しく動かしてみた
「んあぁっ…だめぇ…おと、は…♡///」
激しく動かされた瑠依は我慢が出来ずにイッてしまった
「…ちょっと締めすぎて…瑠依」
響葉は瑠依の中が締めすぎてイきそうになりながらも未だに動かし続けた
「まっ…イッたばっか…あっ…ンぁ…ヤッんぅ…っ////」
瑠依の甘い声が部屋中に響き渡る
「ふふ…瑠依のあへ顔かわいい…」
瑠依のアヘ顔を見た響葉は瑠依の中に出してしまった
「あっ…なか…っ///」
瑠依はそう言った後、恥ずかしがった
「もう1回ヤる?瑠依」
響葉はそう言いながら頬を触る
「まだ足りない…もっと愛して…?♡♡」
瑠依は響葉の手を触ってそう言った。この後も二人は愛し合った
ーーー翌日ーーー
「ん…腰痛い…」
朝になって起きた瑠依は目をゴシゴシっとこすった
「あ…起きたか、瑠依」
隣には先に起きてた響葉が居た
「おはよ…響葉。…仕事、行かなきゃ」
と言って瑠依は起きあがった
「今日は休んどけや、瑠依」
そう言いながら響葉は瑠依の手を掴んだ
「ふぇ…?で、でも…」
手を掴まれた瑠依はそう言ったが
「せっかく、俺、休み貰ったんや、お前も休んで?♡♡」
ニコッとわらった後、響葉はベッドに押し倒した
「……し、仕方ないな…。いいよ、休む」
そう言って瑠依は会社に連絡をした
数分後
「これでいい?響葉」
電話を終わった瑠依は首を傾げた
「うんうん、それでええよ♡さぁ、おいで」
響葉はそう言いながら手を引っ張って自分の膝に乗せた
「うわ…っ!…ったく、いきなりだな…いつも」
そう言って瑠依はギュッと抱きしめた
この後は二人の甘い時間を過ごしたであるだった