葵唯と柊翔は横浜アリーナ公演が終えて、メンバーと色々して…そして、葵唯達は一緒に帰ってった。そこで、葵唯が…
「柊翔、今までお疲れ様」
と隣で歩いてた柊翔にそう言った
「あ、ありがと。葵唯」
泣きはらした柊翔はニコッと笑った
「…今日は、どうする?柊翔」
葵唯は歩きながらそう言った
「…え?どうするって?」
柊翔はそう言いながら首を傾げた
「このまま、自分の家に帰るか、俺の家に行くのか、だよ?」
ニコッと笑いながら葵唯はそう言った
「え…っと、ぎゃくに葵唯はどうするの?」
そう言った柊翔は葵唯の袖口をギュッと握った
「…ん?俺?…まぁ、帰る、けど…」
柊翔に袖口を掴まれた葵唯は気づいても気付かないふりした
「…あ、そう、だよね…じゃ、かえrっ…」
「…で?なにこれ?なんで掴んでんの?」
葵唯は柊翔の話を遮ってそう言いながら自分の腕を上げた
「あ…いや、その…っ///」
そう言われた柊翔は焦って、葵唯の袖口を離して目を逸らした
「クス…。素直じゃねぇな…。素直に言わねぇと分かんないぜ?」
目を逸らした柊翔に葵唯は耳元に近づいてそう呟いた
「ふぇ?…あ、い、いや…その…///」
そう言われて柊翔は言葉が喉に詰まってしまった
「なんもないってか?なら、いいよ?俺は帰るよ。おやすみ」
葵唯はそう言って柊翔から離れそうとした
「あっ…まって…」
柊翔は離れようとした葵唯の腕を掴んだ
「うぉっ…と、なに?」
腕を掴まれた葵唯はびっくりしながらも振り向いて首を傾げた
「…行きたい…」
柊翔は顔を下に向けながら小声でそう言ったが
「え?なんて?」
葵唯は柊翔の言ったこと聞き取れなかった
「だから…葵唯ん家…いきたい…!///」
今度は柊翔はちゃんと葵唯の顔をみて恥ずかしながらそう言った
「ふっ…。ほんとに素直じゃねぇな。いいよ、来な?」
と言って葵唯はクスっと笑って柊翔の手を絡めて自分の家に帰った
ーーー葵唯の家にてーーー
「アイドル卒業おめでと、柊翔」
そう言った葵唯は柊翔の方を見つめた
「…ありがと。でも、まだ不安だよ。俺らがグループ抜けて葵唯たちが上手くいけるのか…ってね」
柊翔は不安げにそう言って頬を掻きながら見つめた
「柊翔…、大丈夫だよ。俺らは。多分」
不安げになってた柊翔に葵唯は柊翔の頭を撫でた
「…うん。応援してる…」
柊翔はそう言ってニコッと笑った
「はぁ…。お前ってほんとに心配性だねぇ…」
葵唯は柊翔の引きつってる顔を見て頬を触った
「…だって、心配だもん…」
そう言って柊翔はまた下に向いてしまった
「…しゅーと?顔上げて?」
葵唯はそう言いながら顔を自分の方に向けてキスした
「んッ…。あお…い…///」
不意にキスされた柊翔は照れた
「照れてる?かわいいな」
「葵唯が…い、いきなりキス、するから…///」
柊翔は照れながら目を逸らした
「…不安になってたから、かな」
ニコッと笑いながら葵唯はそう言った
「そりゃ…心配だよ。俺が居なくなってうまkっ…」
「おっと、それ以上に言ったらだめ。さっき言ったろ?大丈夫だって」
葵唯は柊翔の話を遮ってそう言った
「…ごめん…」
柊翔は顔を下げて謝って来た
「いいよ。それより…柊翔、おいで?」
葵唯は手を伸ばしてそう言った
「え、うん…ぅわっ!」
そう言って葵唯の手を握った瞬間
「柊翔、大丈夫だから…大丈夫」
柊翔の手を引っ張って抱きついた
「…あおい…」
抱きつかれてびっくりしたが、あおいの背中に手を回した
「柊翔はなんも心配は要らないから…柊翔はお前の決めた道に行けばいいんだよ。俺らは俺らで頑張るからさ」
そう言いながら柊翔の背中をポンポンと優しく叩いた
「…うん、分かった」
そう言った柊翔は葵唯の肩に顔を埋めた
「まぁ、今は俺の事だけ考えて?柊翔♡」
と言いながら悪い顔をして柊翔の服の中に手を入れた
「あっ…ちょっと…なにして…///」
柊翔はいきなり葵唯に服の中に手を入れられて止めさせようとした
「良いじゃねぇか、減るもんじゃねぇだろ?柊翔」
そう言いながら葵唯は柊翔の体を触りながら耳元で囁いた
「んぁ…んぅ…ちょっと…まって…先にシャワー…っ!///」
柊翔はそう言って葵唯の胸元を押し付けたが
「んー?いいよ、このままで…♡」
そういった後に葵唯は柊翔の首を舐めた
「んんっ…俺は…やだぁ…///」
そう言われた柊翔は恥ずかしながら首を横に振る
「んーん、だめ。俺はこのままがいいの」
葵唯はそう言って柊翔を押し倒した
「…どうしたの?今日…」
押し倒された柊翔は心配そうに葵唯を見つめた
「どうしたの、って…?さあ?どうしたんだろね♡」
そう言って葵唯は柊翔の服を脱がして自分のも脱いだ
「あの…葵唯さん?シャワー…浴びたい、んですけど…///」
柊翔は手で顔を覆って恥ずかしそうにそう言った
「どうせ、汚れていくんだから…後ででいいじゃねぇか」
葵唯は自分の指を舐めながらニヤニヤした
「…んなっ、なに言って…///」
柊翔は葵唯の行動を見て恥ずかしがった
「お前の精子で汚れるんだよ、柊翔♡」
葵唯はそう言った瞬間、柊翔のケータイが鳴った
「…あ、ケーtっ…」
柊翔は起き上がってケータイを取ろうとした
「だめだよ。今は、俺との時間、だろ?」
と、葵唯はケータイを取り上げた
「で、でも…なんか用事が…」
「だ〜め!」
それでもケータイが鳴り続けた
「返して…?葵唯」
そう言って柊翔は葵唯からケータイを取り返そうととした
「……」
黙って葵唯はケータイを切ってしまった
「なにするんだ…葵唯…」
とそう言った柊翔は睨みつけた。またケータイが鳴る
「言ったろ?俺との…はぁ。しつけぇな…、分かった。出ろ、柊翔」
と葵唯はケータイが鳴り続けたことにイラついて柊翔に出るようにそう言った
「あ、もしもし?稲坂さん、ごめんね。」
柊翔は電話を出てそう言った後に、向こうの声は…
『あっ、柊翔?玲哉見かけてないか?家にも、いつもの場所にもいなかったんだ』
稲坂だった。が、稲坂の様子がおかしかった
「え?!玲哉が居ない?!僕も探しにいkっ…」
(…柊翔を行かせるわけにはいかねぇよ)
柊翔は稲坂の言った事に驚きを隠せなかったが、葵唯が
「……あ、稲坂さん?柊翔は忙しいんだ。それに見かけてない。それじゃ。」
柊翔からケータイを取上げ、稲坂にそう言って電話を切ってしまった
「ちょっと!葵唯…っ!なんで勝手に…」
葵唯に電話を切られて柊翔は葵唯に不思議な顔で見つめた
「玲哉のことなんてほっといてもいいだろ?今は俺だけを見ろ」
そう言って葵唯は柊翔の顎をグイッと掴んだ
「…っ、いや…でも、行かなきゃ…」
柊翔はそう言って行きたいという顔で葵唯を見つめる
「ふーん?なら、行けばいいじゃん?今、この家から出たら…別れる。さ、選んで?柊翔」
(…こう言えば、コイツはあの野郎のとこに行かねぇだろ)
葵唯はいつもよりも低音でそう言って柊翔を脅した
「……っ、で、でも…葵唯…?玲哉は大事なメンバー…だよ?葵唯は違うの?」
(なんで…葵唯は玲哉を目の敵するのかな…)
柊翔は寂しそうな表情しながらそう言った
「…は?いや、もちろん?あいつも大事だよ?けど…俺よりアイツなの?柊翔」
葵唯は不機嫌な表情で見つめ続けた
「いや…そういう事じゃないんだよ、葵唯。俺はリーダーだよ?一応…」
柊翔はそう言って立ち上がって着替える
「もう卒業したんだから、柊翔はリーダーじゃねぇよ?もう関係ないと思うけど?」
葵唯は着替えた柊翔の腕を掴んだ
「玲哉は仲間なんだよ?なんでそういうこと言うの?」
(葵唯…なんでなんだ…今までこんなことなかったのに)
腕を掴まれた柊翔は葵唯の言い方に気に食わなかった
「それは分かってる。けど、他の奴らに任せたらいいんだよ。どうせ…………」
葵唯はそう言ったあと小さくグチグチと言った
「葵唯がそういうやつだと思わなかった!もういい!俺は玲哉を探しに行く!」
柊翔はそう言って葵唯の腕を振り払って稲坂のとこに行ってしまった
「おい!まっ…チッ、はぁぁ…。なんなんだよ…!」
(ただ俺は…また怖い思いさせたくねぇだけなのに)
葵唯は柊翔の事を引き留めようとしたが、もう柊翔は居なくなった。そして、葵唯は髪の毛をぐちゃを掻いた