「…降ってきたな、雨。傘持ってきて良かったわ」
俊は響葉と瑠依の家から帰ってる途中、雨が降り始めて傘を差す
「アイツら上手くいった、よな?俺やさし〜」
雨の音が響いてる中、俊はそう呟きながら歩いてると向こうから誰かが歩いてきた
「…ん?あの姿、愛美…じゃね?」
その人が近づいてやっぱり愛美だった
「…おい、愛美。雨ん中でなにしてんの?」
俊は愛美の前に立ち、愛美に傘を差す
「…あ、しゅん…。…ううん、れ、練習帰りだよ。いきなり雨降り始めてさ…」
あははっと愛美は俊に嘘をついた
「…ふーん?まぁいいや。家まで送るよ」
そう言って俊は愛美の腕を引っ張って愛美の家に行こうとした
「あっ、い、いいの!1人で帰れるから!」
愛美は俊の腕を振り払った
「は?なんで?いつもなら…」
(いつもなら嬉しそうにするのに…)
「い、忙しいの!別に俊が嫌いになったわけじゃないから!」
夜でも構わず、大声でそう言った
「……愛美?」
俊は、そう言いかけたが、話を遮った
「と、とりあえず!1人で帰れるからまた明日ね?俊」
そう言って愛美は逃げるように帰った
「……」
(これ、完全に避けられてる…よな、え?何した?俺)
数分間、俊はなんで避けられてるのか考えてたが
「…避けられる理由はねぇじゃん!」
とそう呟いて愛美の家に向かった
ーーー愛美の家にてーーー
ピンポーンと玄関のチャイムを鳴らした
「あーい…って…な、なんで来たの…?しゅん」
(なんで、なんで来たの…?合わせる顔無いのに…)
愛美はドアを開けて俊が立ってるのを見て驚く
「なんでって、お前が避けてるから、なんで、避けられてるのか考えた。けど、避けられる理由ねぇじゃねぇから、理由聞きに来た」
と俊はそう言って愛美を見つめた
「…だ、だから、さっき言ったじゃん!忙しいって…」
俊にそう言われて愛美はムキになって言い返した
「それ、嘘、だろ?お前は忙しくても「会いたい会いたい」って言ってるじゃねえか!それなのに…」
俊はそう言いながら不安そうな表情で見つめた
「……と、とりあえず…中入って?」
(そんな顔見せたら…追い出されないじゃん…)
愛美は俊の不安そうな表情をみて部屋にあがらせた
「なあ、なんで、俺を避けてんの?」
俊は不安そうな声でそう言った
「…理由は…ない、けど…」
愛美は喉に言葉が詰まらせながらそう言った
「…俺はもう用済みになったから、もうどうでもいいって…?」
(やっぱり、俺の事…嫌いに…)
俊はそう言った瞬間、愛美が
「違う!それは絶対違う!ありえない!」
そう叫んだ
「なら…なんで?いつものお前なら…休みの日でも忙しい時でも会いたがるじゃん」
俊は愛美が叫んでも冷静にそう言う
「…ほ、ほら…明日横アリじゃん?もう一緒に、練習したり公演したり出来なくなるじゃん?そう考えると…なんか…病んじゃって…合わせる顔がなくて…」
ポツポツと避けてる理由を話した
「…はぁ。そんな事かよ…来いよ」
俊はそう言って愛美の腕を引っ張って抱きつく
「うっわ…なっ…いきなりなに…っ!」
俊に腕を引っ張られて抱きしめられて驚く
「不安になって損したわ…。」
俊は抱きしめながら普段やらない愛美の頭を撫でた
「…なによ。それ」
「1回しか言わねぇから、聞けよ?愛美」
頭を撫でながらそう言った
「…え?」
「俺がグループやめても俺はお前のこと愛してるし、愛美のこと誰にも離さねぇし、愛美が会いたい時、寂しい時に俺んとこに来い。いいな?」
俊は普段言わない言葉を使う
「……ふぇ?い、いまなんて言っtっ…」
愛美はポカーンとしたがハッとして聞き返したが
「言わね。1回しか言わねぇって言ったじゃねぇか」
そう言って俊は愛美のおでこをデコピンした
「いたい…ちゃんと聞いてなかったもん…お願い…言うて?俊」
「言わねぇよ!つか馬鹿のお前でもちゃんと聞いたろ!」
俊は愛美の頬を引っ張りながら少し睨む
「…まぁ聞いてたけど…もう1回聞きたいじゃんか…」
「はぁ…うるせえな…愛してる、ってつってんだろ?何回も言わせんな」
俊はそう言って愛美を黙らせるためにキスした
「んっ!」
「…ふん。満足した?」
唇から離れるとニヤリと笑う俊
「…満足するわけ…ねぇだろ?」
愛美はそう言ってベッドに俊を押し倒した
「うっわ…ちょっ、いつもいきなりなんだよ…ったく」
俊は押し倒されて驚いたが、冷静だった
「あのね、俊…俺ね…」
愛美は見下ろしながら俊の頬を触る
「…なんだよ」
「不安なだけなんだよ…俊が卒業した後、俺は上手くいくか…」
不安げにそう言って俊は
「…だから言ったじゃねぇか。俺んとこに来いって」
そう言いながら愛美の手を触る
「…しゅん…ほんとにいいの?」
愛美は申し訳なさそうにそう言った
「ん。いいよ?俺はいつでも大丈夫だから」
そう言って俊はニコッと笑う
「ありがと…俊」
そう言ったあとに愛美は俊にキスした
「…え、今日は俺が下?」
俊はそう言ってクスッと笑った
「俊が…いいなら…ね?」
愛美は髪をかきあげながらそう言った
「…髪掻きあげたってことは…スイッチ入ってるだろ…」
髪をかきあげた愛美に呆れたが俊は受け入れた
「べつに?お前が不安になるのも珍しいからな…♡♡」
愛美は俊の声真似して俊の服の中に手を入れながらそう言った
「んぅ…おま…っ」
「なんだ?俊?」
声真似を辞めずに俊の体を触り続ける
「んぁ…おま…ぇ。その声…やめろ…はず、い…っ!」
自分の声を真似されて恥ずかしそうに口を抑える
「んー?嫌って言ったら?」
ニヤニヤしながら愛美は俊の下の方に手を伸ばした
「こっ、の…っ!辞めたら…す…きにしていいから…」
そう言った俊は、愛美にキスした
「…クス。わかったよ。俊、好きにしていいよね?♡♡」
愛美は服を脱ぎながらそう言った
「……しかたない…。いいよ」
俊は服を脱いだ愛美にじっと見つめた
「んー?どうしたの?そんな見つめてさ?」
そう言いながら俊の足を触る
「…っ、なん…も、ない」
ビクッと体を震わせながら目を逸らした
「ふーん?ねえ、入れていい?俊」
愛美は俊の足を触りながら耳元で囁いた
「んっ…いわせ…んなっ…へんたいが…///」
俊は恥ずかしそうにそう言った
「かわい〜〜。普段恥ずかしがらない俊…かわい…好きだよ俊♡♡」
そう言いながら愛美は俊の中に入れ始めた
「んあっ…はあんっ…」
俊はビクビクと体を震わせた
「ふふ…久しぶりの…俊の甘いこえ…そそる♡♡」
そう言って愛美は腰を動かし始めた
「んっ…はぁっ…あんっ…」
少しずつ俊は声が我慢できなく…
「なに、声抑えてんの?聞かせて?久しぶりに…なぁ?俊 」
愛美は動かしながら低音でそう言って俊の手を押さえる
「…んなっ、おま…んぅあっ、んぁっ…///」
俊は抵抗をしようとしたが愛美の手が離れなかった
「ふふ、かわいいよ。俊。もっと見て?俺の事♡♡」
そう言った後、徐々に愛美は激しく動かす
「あっ…あぁんっ…ちょ、あ…あいみ…はげしすぎ…って…やっ…///」
俊は恥ずかしそうに愛美を見つめる
「かわい…。とろけてる俊…もっととろけて?♡」
愛美はそう言って動かしながら横にある酒を取り口に含んで俊に口移しで飲ませた
「んっ?!んんぅ…ゴクンッ…。はぁ…なに…して…っ///」
「ん?もっと見たいなってお前のとろけた顔」
そう言いながら腰を動かしてニヤニヤする愛美
「んあっ…やっ…あっ…ぁんぅっ///」
部屋中、俊の甘い声が響いた
「いいね、俊…。えろい声…♡」
ますます腰の動きが激しくなる
「あぁっ…んぁぅ…あぅ…んああっ…やめ…あい…っ///」
ビクビクと体を震わせながらイッてしまう
「あぁ…イッちった?まぁ…やめねぇけど」
俊がイッても愛美は腰の動きはやめなかった
「まっ…イッ…た!あぅん…っ、まっ…て…っ!」
涙目でやめるように言ったが
「待たねぇよ?何言ってんの?もっと欲しい…んでしょ…っ!」
愛美は俊の話を聞かないで奥まで突いた
「あぁっ…んぁ…あい…み…っ///」
どんどん俊の理性が壊れかけて愛美の首に手を回した
「クス…どうした?もっと欲しくなった?」
愛美は見下ろしながらそういった
「…あいみ…ほしい…」
俊はもうなんも考えられなくなって普段見せない顔をする
「……しゅん♡♡」
今度は何かを自分の口に含んでまた俊に飲ませた
「んっ……ゴク。はぁ…あいみ…なにのま…」
「ん?ううん?もっと気持ちよくなるクスリ?♡」
そう言って愛美はニコッと笑う
「……あつい…ほしい…はや、く…っ♡♡」
「効くの…はやぁ…♡いいよ」
お互い理性がぶっ壊れて明日のこと忘れてた
「やっ…んあっ…あぁぅっ…んやぅ…♡♡」
俊は気持ちよくすぎて喘いでた
「しゅん…愛してるよ…ずっと俺の傍にいて…んっ」
愛美はそう言ってキスしながら腰を激しく動いた
「んっ…んんぅっ…まっ…んぅぅっ…」
「んっ…」
俊があそこを締めて愛美は中に出してしまう
「はあはあ…」
「んぁっ…はぁ…あいみ…♡♡」
数分後、俊は中に出されても愛美の首に手を回して唇を舐めた
「んっ…まだ足りない?俊♡」
クスと笑いながら俊の頬を触る
「あいみ…まだ、おわ…りたくない…♡♡」
俊はそう言って愛美の手を触る
「んー…どうしよかなぁ…♡♡」
意地悪をしながらにやにやしてた
「だめ…?もっとシたい…」
「だ〜め。またあしたね?明日、横アリあるんだよ?お互い腰が死んだら動けんよ?」
理性が戻ってた愛美はクスクスと笑いながらそう言った
「ケチ…。」
俊はそう言ってムッと拗ねた
「そう拗ねんなよ…な?あしたたっぷり可愛がってやるから♡♡」
愛美は、そう言ってキスした
「もっと…あいみを感じたいのに…!」
俊はずっとムッとした表情で見つめた
「まぁまぁ〜。今日はさすがに泊まるでしょ?できない分、甘えていいから♡♡」
(明日になったら俊、忘れてるんだろな…)
そう言って愛美はムッとした表情の俊の頭を撫でた
こうして、俊の不安感は消えて、あいみに甘えて過ごした