とある日、練習後、先にメンバーたちは帰ってしまった。残った俊はまだ練習したい気持ちがあった。そこで、俊は一人で練習を続けた。
ーーー2時間後ーーー
かれこれ俊は練習をし続けてたするとレッスン室の扉が開いた。誰かが入ってきた
「…あれ、俊?まだおったん?」
そこには玲哉が入ってきた
「はぁ…はぁ…。あれ?薄塚…?」
俊は練習して、休憩しようとした、玲哉に声かけられて振り向いた
「遅くまで、練習?」
そう言いながら玲哉は近づいた
「…あぁ、もうすぐ卒業するからな…精一杯頑張ろうかと思って」
椅子に座りながらそう言って飲み物を飲んだ
「そうなんか。でも無理しやんでな?」
そう言いながら玲哉も椅子に座る
「ところで、お前はなんでここに戻ったの?」
俊はそう言って玲哉の方を見る
「あー、一旦帰ったで?コンビニ行こうかと思ったらまだここの電気が付いてたから消し忘れかなって」
「ふーん?俺はまだ練習していくけど…薄塚は?」
そう言いながら俊は立ち上がる
「えー?もう遅いで…?明日は休みやからってちゃんと休まらな…」
玲哉はそう言って俊の腕を掴んだ
「……」
俊は何も言わずに、玲哉から腕を引き離した。
「だめや。ちゃんと休んで?あいみんも心配になると思うで?俊」
玲哉はそう言ったが
「大丈夫、休んでるから。もう少しだけ…」
と俊はそう言ってニッコリと笑った
「…だめ!副リーダーとしてとめるよ。今日は練習終わり!分かった?」
「…はぁ…。わかった」
(もっとやりたかったけど、まぁいいか)
ため息してそう言って帰る準備した
「うん、よろしい。俊、この後暇?」
帰る準備してる俊に玲哉は尋ねた
「え?暇っちゃ暇だよ?どうしたんだ?」
俊は振り向いてそう言いながら首を傾げた
「これから飲みに行かん?」
言いながら玲哉は俊を飲みに誘った
俊はしばらく考えたが、やがてうなずいて答えた
「……いいよ、行こうか?なんか話あんだろ?」
「……話はないんやけど、たまには…ね?ええやないの」
そう言って、玲哉たちは、近くの居酒屋に向かった。店内は、にぎやかな雰囲気で、様々な人々が騒いでいた。
「何飲む?俊」
「んー、レモンサワー?」
と俊はメニュー見ながらそう言った
「俺は…どうしよかな、ビールしよ〜っと」
すると、玲哉は店員を呼び、レモンサワーを注文した
「そういえば、俊って、酒弱いんやっけ?」
「うん、まぁ…そう、だね。俺はあまり強くないんだよ」
そう言われた俊は玲哉の問いに答えた
「ごめんな、誘って」
「いや…いいよ。俺も久しぶりに飲みたかったから、別に気にしないでくれ。」
しばらくして、注文した酒が運ばれてきた。
「さあ!飲もー?カンパーイ」
玲哉は酒を手に取り、俊と一緒に乾杯した。
「ゴクゴク…はぁ…」
「くぅ〜…練習後の酒は美味いな」
二人は、酒を呷りながら、気持ちよさそうにため息をついた。
「久しぶりに飲むと、やっぱりいいな」
と俊は、レモンサワーを飲みながらつぶやいた。
「でも、俊飲み過ぎないように…な?」
玲哉は心配そうにそう言った
「大丈夫、大丈夫。俺は飲みすぎないよ。」
と俊は笑いながらそう答えた。
「……ならええねんけど…」
「大丈夫だってそこまで弱くないよ」
俊はそう言いながらニコッと笑う
「そういえば…俊ってさ、あいみんのどこが好きになったん?」
玲哉は酒を飲んでそう言った
「え?あいつのどこが好き…?そう…だな、いつも優しくて…俺にとってとても大切な存在だから、自然と好きになったんだよな……」
考え込んだ後、俊は答えた
「ふーん?でも…俊、あいみんが瑠依とイチャイチャしてるのところ見て嫉妬にならへんの?」
「いや……?嫉妬はするよ?けど…愛美は聞かねぇから…その時にしっかり叱るだけだしな」
と俊はそう言って酒を飲み干した
「しっかり叱る…それって…体で?♡」
にやにやしながらそう言うと
「当たり前だろ?口で言っても聞かねぇからな。…あれ?もう空っぽだ…。」
俊はニヤリっと笑った後、唖然とした顔をして、グラスの中身を確認した。
「早い!もっとゆっくり飲んでや…俊」
玲哉はそう言ったが
「…もう1回頼むわ」
俊はそう言ったあと店員を呼び、同じものを注文した
「……ったく、ペース落として?」
玲哉はため息つきながらそう言った
「大丈夫だって…まだ酔ってないし」
「帰り、あいみんに迎えきてって言おか?」
「いや、いい。1人で帰れる」
そう言うと注文した酒が運ばれてきた。
「そう?ならいいけどさ…」
ーーー2時間後ーーー
俊たちは、飲み続けていた。時が過ぎるにつれて、俊と玲哉はますます酔っ払っていった。
「ねぇ、俊、もう帰ろうよ。このままじゃ、家に帰れなくなっちゃうで?」
とほろ酔いの玲哉はそう言った
「大丈夫だってば…まだ飲めるって…」
俊は、呂律が回っていない様子でそう答えた
「ほら…かなり酔ってるやんか……。帰るで」
玲哉はそう言ってその後、彼は店員を呼んで支払いを済ませた。
「ありがとうございました〜」
「ほら…歩ける?俊」
その後、玲哉は酔っ払っている俊を支えて、道路を歩いていた。突然、俊は道路の真ん中で立ち止まった
「……休憩、したい…」
俊はそう言って気持ち悪くなっていた
「言わんこっちゃない…あれだけ飲みすぎないでって言うたのに」
玲哉は、俊が倒れないようにしながら、近くにあるベンチまで連れて行った。
「ごめん…」
座りながら笑い、そう言った
「やっぱりあいみん、呼ぶ?」
「いや…いいよ。あいつに迷惑かけるから」
俊がそう言ったあとしばらく沈黙が続いた
「俊、ちょっと待っててくれる?」
と玲哉は沈黙を破って言った。
「……ん」
と俊は首を傾げた
「水買ってくるから」
玲哉は、近くの自動販売機から飲み物を買いに行った
「やっぱり、これあいみんに連絡しなきゃだよね…」
玲哉は愛美に連絡してから水を買って俊のところに戻った
「はい、水。これ飲んでもう少ししたら帰るよ?」
と言いながら玲哉は水を俊に渡した
「……ありがと。薄塚」
とお礼を言って水を飲んだ
ーーー数分後ーーー
まだ酔ってる俊をとある場所へ連れていく
「ほら……俊、ちゃんと肩掴まって」
「ん…」
俊はまだふらついており、歩くこともままならない状態だった。
「少しで着くから、頑張って」
「……ん、ここ…俺の家から……遠いじゃん」
と俊は周りを見渡して俊は自分の家から遠いだと気づいた
「うん、そうやよ?だって、あいみんの家に向かってるから」
そう言いながら玲哉は俊を連れてってた
やがて、愛美の家に着いた玲哉たちはチャイムを鳴らした