\ピンポーン/
「……?」
ある日、稲坂は自宅でくつろいでいた。その時突然チャイムが鳴った
「誰だろ……こんな時間に」
そう言いながら稲坂は玄関に行ってドアを開けた
「あ、起きてた…。」
そこには柚雪が立ってた
「輝春?どうしたの?こんな時間に…」
稲坂は首を傾げながらそう言った
「…散歩してたらここまで来たから…寄っただけ…」
と柚雪はモジモジしながら稲坂にそう言った
「そうなのか…。中入るかい?輝春」
稲坂はそう言いながら柚雪の手を伸ばした
「…稲坂さんが、いいなら…」
柚雪はそう言いながらも稲坂の手を握った
「俺はいいよ?入って?」
稲坂は柚雪の手を引っ張って部屋に連れていく
「…何してたの?」
部屋に連れかれた柚雪は稲坂にそう言った
「ん?本読んでただけだから大丈夫だよ。少し待っててね。」
と稲坂は柚雪に優しくそう言いながらニコッと笑う
「分かった。」
柚雪は、稲坂の言葉に少し安心した。稲坂がお茶を入れてくれる間、ソファに座って待つ
すると、稲坂がお茶を持ってやってきた。
「お待たせ。はい、お茶」
と稲坂はそう言いながら柚雪にお茶を渡した。
「ありがと。稲坂さん」
と柚雪はそう言ってお茶を受け取って飲んだ
「いえいえ。」
と言いながら稲坂は柚雪の隣に座り込んだ
「……」
急に柚雪は、黙ってしまった
「どうしたの?輝春」
稲坂は柚雪の顔を覗き込んだ
「なんでもない」
と柚雪は少し考えた後つぶやいた。
しかし、稲坂は柚雪が何か言いたそうにしているのを感じた。
「分かるよ。君が何か悩んでいるのは、わかる。俺たちは恋人だから、何でも言ってくれればいいんだよ」
と稲坂は優しく言った。
「……じゃ、言うよ?甘えていい?」
柚雪は恥ずかしそうに聞いた。
「…さっき、散歩してたらここまで来たって言ってたろ?でもそれは違って、本当は甘えたいから来たんだろう?ほら、来て?」
そう言って稲坂は両手を広げる
「…わるい?俺だって…甘えたい時はあんだよ…///」
柚雪は稲坂の元に歩き寄り、稲坂の両手を取ってそして、柚雪は稲坂に寄りかかった
「いや?可愛い子だなって…おもって」
稲坂はそう言った後、柚雪を優しく抱きしめる
「可愛くないやぃ…」
柚雪は、稲坂の胸に頬を寄せ、その温かい腕の中で安心感を覚えた。
「可愛いよ?俺の輝春は」
そう言いながら稲坂は柚雪の頭を撫でる
「…うるさいな…もう黙ってよ…恥ずい」
柚雪は、稲坂の優しい手つきと言葉に、胸がドキドキと高鳴っていた
「いや、黙らないね。だってこんなに可愛いんだから」
そう言って稲坂は柚雪の顔を取り、ニコッと笑う
「……っ///」
柚雪は赤面して稲坂の目を見つめた。柚雪は、稲坂の優しさに包まれて幸せな気持ちになった
「ね?俺は君と居れて幸せだよ。輝春」
稲坂は柚雪を見つめながら、柚雪に言った。
「…俺も、稲坂さんと…居れて幸せです…///」
柚雪は、照れくさそうに目を逸らしながら、小さな声で答えた。
「ふふ、かわいい。照れてる輝春♡」
「…だから、可愛くないってば…」
少しムッとしたような表情を見せながら、恥ずかしそうに言った。
「はいはい。」
と稲坂はそう言いながら柚雪の頭を撫でた
「分かってねぇだろ…あんた///」
「分かってるさ。そんな怒んないで?輝春」
そう言って稲坂は笑い、柚雪にキスした
「んぅ…稲坂さん…///」
柚雪は甘い声で稲坂の名前を呼んだ
「ん?どうした?輝春」
「…えっと…」
「もしかして、もっとキスしたいのかい?」
稲坂は、柚雪が何かを言いたそうにしていることに気づいて柚雪の唇をなぞる
「……だめ?俺もっと稲坂さんと…キスしたい…です///」
柚雪は照れながらそう言った
「あら…今日は甘えん坊さんだな…。いいよ、もっとしようか」
稲坂は、柚雪の瞳に熱い情熱を感じて甘いキスをした
「んぅ…んふっ…///」
柚雪は稲坂の舌が入ってきて自分の舌と絡み合う
(頑張ってるねぇ…輝春)
稲坂は柚雪の目を見つめながらキスをし続けた
「んんぅ…んぅはぁ…んぅっ…///」
柚雪は稲坂のキス応えながら次第に感じてしまう
「んはぁ…どうした?そんなとろけて」
稲坂は唇から離して柚雪を見つめた
「…っ、な、なんもない!///」
柚雪は顔を手で覆いながらそう恥ずかしそうに言った
「……クス」
稲坂は何かを察したような笑い声を漏らした。
「……///」
柚雪は、稲坂の笑い声に対して、ますます顔を赤らめてしまった
「大丈夫だよ。誰だって気持ちよくなる瞬間はあるから。」
稲坂は優しく柚雪を見つめ、耳元で優しく囁いた
「…ばか…誰のせい、だよ…っ///」
柚雪はそう言って少し睨みつけた
「輝春は…どうして欲しい?」
稲坂はそう言って首を傾げる
「…なんもしなくていい…っ!もう帰る!」
あまりにも恥ずかしくてそう言って立ち上がろうとした
「だめだよ?輝春」
そう言って稲坂は柚雪の腕を掴んだ
「…なに…?離してよ…っ///」
恥ずかしながらそう言って手を払い除けそうとした
「その状態で帰すわけないだろう?」
と稲坂は言いながらベッドに押し付けた
「…どう…状態…だよ…っ///」
柚雪は顔を隠しながらそう言った
「…勃ってるだろう?輝春」
稲坂は見つめながら柚雪の下の方に手を伸ばした
「………っ///」
柚雪は身をよじらせ、恥ずかしそうにした。
「クス…。どうして欲しい?」
稲坂は柚雪の反応を見て、ますます意地悪をしようと思った。
「…言わなきゃ、だめ…?///」
柚雪は、恥ずかしそうに頬を染めながら、小さな声で答えた。
「んー?だめ、ちゃーんと言わないと。ほら言って?輝春」
そう言いながら稲坂は足を触り始める
「んぅ…い、いなさか…さん…///」
甘い声を漏らしながらビクッと反応する
「ほら、言って?」
稲坂はその様子を見ながら、触り続けた。
「………だ、抱いて…ください…////」
柚雪は小声で稲坂を誘った
「いい子だ。いいよ、抱いてあげる」
そう言って稲坂は柚雪の下を脱がせた
「………////」
柚雪はあまりにも恥ずかしくて黙り込んだ
「あら…やっぱり勃ってる」
そう言ったあと入れ始めた
「んんぅっ…あっ…」
柚雪は口を押さえながら、快感に身を任せて甘い声を漏らす。
「好きだよ、輝春」
と稲坂し言ってキスしながら腰を動かした
「んぅ…んんぅっ…」
柚雪は頑張ってキスを応えた
「んは…やっぱりかわいいね…そそる…」
甘い香りが漂う中、稲坂は腰を動かし続けた。
「あぅんっ…あっ…かわ…いくないっ……///」
しかし、柚雪はそう言いながらも快感に身を任せていく
「かわいいよ?甘い声が出てるよ、輝春」
稲坂は見つめながらそう言って唇をなぞる
「んぁっ…あぅっ…はぁんぅあ…///」
柚雪は声を抑えられず、部屋中に甘い声が響き渡った
「ほら…♡」
そう言いながら稲坂は柚雪がイクまで腰を動かした
「あっ…だめ!…んあぁっ…あぅんっ…///」
そして柚雪はイッてしまう
「あ…っ。おれも…」
稲坂は抜いて柚雪のお腹に、稲坂の精液が飛び散ってしまった
「はぁ…はぁ…」
「はぁ…ごめん…。お腹に出しちゃった…」
と稲坂はティッシュを取って柚雪のお腹を拭いた。
「…顔にもかかった…じゃん…///」
そう言って柚雪は顔にかかった精液を取ってぺろりっと舐めた
「あぁ、ごめんごめん。輝春」
そう言って稲坂はティッシュで柚雪の顔を拭く
「…べつに、いいよ…。風呂に入りたい…///」
柚雪はそう言って起き上がる
「じゃあ、一緒に行こうか。君の手伝いをするよ。」
稲坂は柚雪の手を取り、優しく引っ張った。
「…手伝い…」
柚雪は素直に稲坂に従い、二人で風呂場に向かった。
二人は体を洗い、湯船に浸かった。湯船の中で、柚雪は稲坂に話しかけた。
「…ねぇ、稲坂さん…」
柚雪は稲坂の前で体育座りして見つめる
「ん?なんだい?」
稲坂はニコッと笑う
「…あの…やっぱり、なんもない…///」
柚雪はそう言って黙り込んだ
「どうした?輝春」
稲坂はそう言って頬を触る
「なんもないです!…ただ」
そう言いながら稲坂の手を触る
「ん?」
「…俺ら、ずっと一緒…ですよね…?」
そう言いながら柚雪は恥ずかしそうに稲坂を見つめる
「え?当たり前だろう?…なんで今さらそんなことを言うんだい?」
稲坂はそう言いながら首を傾げる
「……」
黙り込んで何かを言いたかったが…喉に詰まって言えなかった
「輝春?何か言いたいのかい?」
稲坂はそう言って柚雪が口を開くまで待つ
「いや、ちょっと…思ってたことがあってさ。今言わないと後で後悔するかもって思ってさ。」
「…うん?何?」
「俺、卒業するじゃん?…それで、卒業しても会いに行って…いいかな…って」
柚雪は、稲坂に向かって思い切って言葉を口にした
「…それの事か…。いいよ?全然。輝春が会いたい時にここ来ても構わないよ」
そう言って稲坂は柚雪の手を引っ張って優しく抱きつく
「いいの?…稲坂さん」
柚雪は小さな声で答えた。
「心配しなくていいよ。俺も会いたいから」
稲坂は柚雪の頭を優しく撫でながら、柚雪にそう囁いた。
「…うん…///」
柚雪は稲坂の言葉に心を安らげ、稲坂に抱きしめられたまま、稲坂との時間を過ごした。