今日はハロウィンの日。
愛美たちは生放送し始める
「はーい!みんな!こんばんはー。今日は!ハロウィンなので!俺たち、ハロウィン仮装しております!」
カメラに向かって手を振りながら愛美は元気よく挨拶した
「えー?なになに?あら?」
視聴者たちは、愛美たちの仮装に興味津々だった。彼らは、リアルタイムでの生放送に感動しながら、愛美たちの仮装をチェックした。
「あいみん~、カワイイね!」
「柊翔くーん!かわいー!」
「俊くん、葵唯くん、カッコよすぎ〜」
と、次々と視聴者からのコメントが届いた。
「ありがとう!この仮装、みんなで考えたんだ♪♪」
と、愛美は黒猫コスプレを見せてニコッと笑い言った。
「みんなでたくさんのアイディアを出し合って、この仮装を考えたんだ〜」
他メンバーもカメラに向かって仮装を紹介し始めた
ーーー数分後ーーー
「なにする?みんな」
愛美はそう言ったあとに愛美の前に座ってた葵唯を抱きついた
「ちょい!響!だきつくな!」
「んー、俺はなんでもいいよ〜」
「……俺もなんでもいい」
「じゃあさ〜!王様ゲーム、やらへん?面白そうじゃん?」
といきなり玲哉が立ち上がってそう言った
「え?男9人で?」
稲坂はそう言うと
「いいじゃん!やろうよ!ねぇ?稲坂さん。みんなもいいだろ?」
柚雪が稲坂の腕を組む
「あぁ」
「全然ええで!」
「えっ、王様ゲームやんの?男だけで?」
葵唯はそう言いながらも王様ゲームに参加するである
葵唯たちは、紙に書かれた番号を引き、王様の人に従って指示を出すというルールのゲームを始めた。
ーーー30分後ーーー
「さあ!これが最後になるかもしれないけど、今見てるみんな、最後までみてね!」
最初は平和に進んでいたゲームだったが、次第に指示が過激になっていった。
「王様だ〜〜れだ!」
みんなはそう言った後
「あ、俺は違う!」
「…俺は違ぇ」
「俺もやわぁ〜」
「僕も違かった」
「おじさんも違うよぉ〜」
「あーい!俺でした〜♪じゃあお題出すでぇー」
「次はなんだろね…」
瑠依はドキドキしながら響葉の顔を見てそう言った
「さあ〜?なんやろね」
「………。」
俊は無言でお題を出すのを待ってた
「楽しみ〜なんだろ!」
「なぁんか、嫌な予感…」
葵唯と柊翔たはそう言いながら玲哉の顔を見つめる
「……なにかなぁ」
「…じゃあ!〝1番が4番に愛の言葉を囁く〟!」
玲哉はそういった後
「あ、良かった俺じゃねぇ」
「俺もー2番だった」
「僕も」
「あー俺もやなかったわ」
「おれもだわ…ってことは…あいみんと葵唯?」
柚雪はそう言った後に愛美と葵唯の顔を見る
「え〜??俺が1番だわ…しゅんが良かったのに…」
愛美は落ち込んでるところに葵唯が
「げっ、デブに愛の言葉囁されるとか…」
余計なことを言ったせいで愛美は変なスイッチが入った
「…ふーん?葵唯、そういうこと言っちゃうんだ?」
「デブはデブでしょ〜」
葵唯と愛美はそんなやり取りしてる中
「あ…、あいつの…顔が…」
「ん?瑠依?どうしたん?」
「あーぁ、葵唯、余計なことを言うからあいみん、キレてんな…」
瑠依、響葉、柚雪はそう話してた
「………。」
俊は黙ってみんなを見てた
「僕の葵唯……」
「みんな!行くよ〜!」
愛美はそう言ったあと咳払いして葵唯の頬に手を当てながら
「…葵唯…その…僕、愛してるよ///」
そう言いながら愛美は反対の手で他メンバーに見られないように口元を隠してキスしようとした
「……っおま…」
葵唯は愛美の行動に戸惑い、焦って逃げたくてもあいみの手が葵唯の体を強く掴んでたから逃げられなかった
「……は?」
「…え」
お互いの恋人は唖然してた
「「あ……」」
「あらら…」
「……ふぇ?あいみん?!」
「…おぉ…やったなこれ」
他のメンバーたちが驚いた表情で二人を見ていた。
「……なに、してんの!このバカ!」
葵唯はそう言いながら愛美を突き飛ばした
「…いっ…たいな。突き飛ばさなくても…いいじゃんか!」
突き飛ばされた愛美は葵唯に睨みつけた。それを見た瑠依は
「あ、やば……さあさあ!今日は…ここまで!今見てるみんな!ありがとうね!また生放送するからその時にきてね!じゃあね!みんな!おやすみ!」
と言ったあとカメラを止める
「くだらねぇ…俺は帰る」
そう言ったあと俊は私服に着替える
「え?ちょっと待て、まだこれからじゃん!」
「……だまれ」
俊はそう低音で言った
「……っ」
愛美は怒られてビクッとする
「「「「「「「……」」」」」」」
愛美と俊のやり取りを見守りする7人
「……はぁ」
ため息つきながらこの場を後する俊
「アイツ、どうしちゃったの?」
「はぁぁ…響が俺に変なことするからだろ」
葵唯はキレ気味で言うと
「…は?いや、薄塚が変な命令するし、それに葵唯がいちばん悪い!」
「…僕、帰るね。葵唯、ごめんね」
2人がやり取りしてる時に柊翔が2人の間に入ってそう言う
「え?ちょっと待て。なんで?」
葵唯は柊翔の腕を掴んで見つめる
「離して?葵唯」
柊翔は泣きそうになりながら葵唯は腕を振り払った
「……」
葵唯が黙り込んで、それをみて柊翔は自分の家に帰ってしまう
「…あー、これやばくない?」
「そうなんよな…またあの2カップルが喧嘩したらめんどくさくなるもんな」
遠くにいる瑠依と響葉はそんな話してた
「…薄塚、なんで無茶な命令したんだい?」
「……生放送みてるオタクちゃん達が欲しいのかなって…思った、だけやで?」
カメラを片付けながら稲坂と玲哉はこんなこと話してた
「こんなことになるのわかってたのに?」
「……見たかった。」
そう言われた玲哉は小声で言う
「なんか言った?」
稲坂には聞こえなかった
「いや、なんも言ってへんよ?生放送おわったし。俺、先に帰るで」
カメラを片付けた玲哉はみんなの方に向かってそう言って準備してこの場からでた
「「「「「「わかった」」」」」」
「……」
葵唯は不機嫌な表情で玲哉を見つめながら何かを考えてた