「ふぅ…疲れたぁ〜」
と誕生祭が終わって楽屋に戻った柊翔
「あ、おつかれさま!柊翔」
そこには葵唯が椅子に座ってる姿があった
「…え、来てたの?葵唯」
「まぁ…恋人だから?」
柊翔の間抜けな顔に葵唯はクスッと笑った
「…あ、ありがと///」
「今回も可愛かったよ。柊翔のダンス」
そう言いながら立ち上がって柊翔を抱きつく
「……かわいいって…俺は男なんだけど…///」
そう言われて柊翔は恥ずかしそうに言った。
「いいの。柊翔は可愛いんだから」
葵唯はそう言ってニコッと笑った
「…もぅ…ばか…///」
「さあさあ、さっさと着替えて行こ!」
「え、どこにだよ…」
「この前言ってたことです。ほら早く」
葵唯が柊翔を早くそう促した。
「わかったから。待って」
早く身支度を整えてる間、葵唯はそれを見つめる
「……」
「……な、なに?」
柊翔は葵唯に恥ずかしそうに話しかけた
「ううん、なんも無いよ?着替えた?」
葵唯は微笑みながら首を振った
「うん、着替えた」
「よし、行こ」
と葵唯は柊翔の手を繋いで楽屋から出てホテルに向かった
「……俺、出番は無しか…」
壁に隠れてた玲哉は葵唯たちを見てそう呟いた
「うん、幸せでええ!」
と言って玲哉はこの場を後にする
ーーーホテルにてーーー
「…ここって…ホテル…?」
柊翔は建物をみてそういった
「まぁ、朝イチに行くから今日はここ」
そう言いながら葵唯は柊翔の腕を引っ張ってホテルの中に入る
「…うっわぁ…夜景すご…」
部屋に入ると柊翔はそう言いながら窓から見える夜景を眺めた
「すごいよね、ここからの見える夜景」
葵唯は柊翔の背中に近づき、窓から外を見た
「でも高かったんでしょ?ここ」
「そんなこと気にしないで、柊翔」
そう言いながら柊翔を後ろから抱きつく
「うん、わかった。でもありがとうね葵唯」
「柊翔の誕生日なんだから。おめでとう柊翔」
そう言って柊翔の前に立ち、キスをする
「んっ…ありがと…///」
「今日は疲れたと思うからゆっくりしな?」
と葵唯は優しく言いかけると
「うん、葵唯も休も?」
柊翔はそう言った後、葵唯の手を繋いでベッドへ
「柊翔、愛してる」
葵唯はそう囁くと
「俺も…だよ///」
柊翔は葵唯の頬に手を添えて葵唯の唇にキスをした。二人は、深い愛情に包まれたまま、夜を過ごした。
ーーー翌日ーーー
「んー…」
「スースー…」
先に起きた葵唯は隣に寝てる柊翔を見ながら
「クスッ…可愛い寝顔」
そう言って寝てる柊翔の頬を触る
「んっ……?あおい…?」
柊翔は眠そうな目をこすりながら、葵唯を見る
「あ…ごめん、起こしちゃった?」
と葵唯は柊翔に謝ると、柊翔はにっこりと笑って返してくれた。
「大丈夫だよ。葵唯と一緒に居れて、嬉しいよ」
と寝ぼけながら柊翔は言った。
「ゆっくりしてからいい所に行こうか。柊翔」
そう言いながら葵唯は柊翔の唇にキスする
「んっ…寝起きで…やだぁ…///」
恥ずかしながら柊翔はそう言った
「…だめ?」
葵唯は柊翔の上に乗る
「…だ、だめ…じゃない…けど…///」
「相変わらず、寝起きでやられるの恥ずかしがるよね…柊翔って」
クスッと笑いまたキスし始める
「んぅ…ちょ…あお…んむっ」
柊翔は葵唯のキスに応える
「…かわい。」
とそう言って葵唯はどんどんキスを深める
「んんぅ…んふぅっ…」
葵唯の舌が柊翔の口の中に入ってくるのを感じながら、柊翔は甘い吐息を漏らした。
「とろけてんな…柊翔」
口から離してそう言って見つめる葵唯
「…だれの、せい、だよ…ばか…///」
「あはっ。ごめんごめん。つい可愛くて…」
葵唯は柊翔の頬を触りながらそう言ってニコッと笑った
「…んもぅ、あさから…///」
「まあまあ…柊翔が可愛いのが悪い。まだゆっくりする?それとも行く?」
「…こんなことして…こんな状態で…いけないでしょ…///」
柊翔はとろけた顔で見つめる
「ん〜?んじゃ、なに?」
葵唯はニヤリと笑う
「…っ、わかるでしょ…」
柊翔は葵唯が意地悪をしてることに気づく
「言わんと分からんよ?言うてみ?」
「……///」
ぷいっと顔を逸らしてしまう
「クスッ…。かわい…。そんなにやられたいんだ?」
ニヤニヤしながら柊翔の首をツーっと指でなぞる
「んぅ…」
柊翔は葵唯に首をなぞられて体を震わせた
「どうなの?柊翔」
「…シたい…です…///」
柊翔はそう小さく呟いた
「ほんと、かわいいね。柊翔」
葵唯は柊翔の首を噛んだ
「んあっ…いっ、たい…何すんの…っ///」
柊翔は驚きながらも、快感を感じていた。
「…クス」
葵唯は柊翔が感じる快感に興奮してますます首を噛み締めた
「……っ///」
柊翔は、言葉にならないくらい痛みと快感が入り混じった感覚に陥っていた。
「お前を独り占めしたい気分…」
「ふぇ…今、し…てるやん…」
甘い吐息しながらそう答える柊翔
「……」
葵唯は黙り込み、そして手が柊翔の下の方へ伸ばして
「ふぇ…んぅ…あ…っ」
「…もっと、俺を感じて?柊翔」
葵唯の手が柊翔のを触り始める
「んぅ…ぁん…ふっ…///」
柊翔は体をビクつかせながら口を手で押さえてしまう
「…声抑えてんの?かわいい」
葵唯は柊翔が口を抑えてるのを見ながら手の動きが激しくしてみた
「んんぅ…はぁん…っ…ぁん…」
柊翔はますますとろけた表情になっていった
「いい顔…とろけた顔…そそる♡」
葵唯は珍しく自分の下唇をぺろっと舐める
「そ…んなに、見ないで…やだ///」
「大丈夫だよ。柊翔のとろけた顔、好きだよ」
葵唯は柊翔の耳元で優しく囁いた
「だめだめ…イッちゃ…っ///」
そう言いながらイッてしまう柊翔
「あらあら…イッちゃった」
そう言いながら手を止めて自分の指を舐める
「…はぁ…はぁ…なめ…ないでよ…きたない…///」
「汚くないよ。柊翔のだから気にしない」
ニコッと笑って立ち上がる葵唯
「……恥ずいじゃん///」
「さぁ、いい時間やし、風呂入って、出かけよ?柊翔」
葵唯はそう言って、柊翔を抱き上げ、風呂場に連れて行った。
「ちょ…恥ずいて…」
柊翔は、恥ずかしさと幸福感が入り混じった気持ちで、葵唯の胸に顔をうずめた
「俺以外誰もいないから恥ずくない恥ずくない」
二人は、風呂場でお互いを洗い合いながら、会話を楽しんでその後、彼らは風呂場を出て、着替えて玲哉から貰ったディズニーランドのチケットで行った
「え、ここ…ディズニー?え、チケット取れたの?」
「まぁ…取れたね!さあ!今日はいっぱい遊びまくって、次の公演頑張ろ!柊翔」
「葵唯…ほんと、ありがとう!うれしい!」
そう言って柊翔は葵唯に抱きついた
「おぉ…良かった良かった!」
そう言って葵唯は抱き締め返した、そして
葵唯たちは魔法のような雰囲気に包まれたディズニーランドで、夢のような時間を過ごした。