俊を自分の家に上がらせた愛美は
「…俊、燐道と何してたの?」
俊をソファに座らせてからそう言う
「居酒屋に連れてかれただけだよ」
そう言いながら俊は愛美を見つめた
「…何もされてない?」
愛美は心配そうな表情でそう言った
「大丈夫。なんもされてない」
ニコッと笑いながらそう言った
「よかった…」
そう言って愛美はその言葉に安堵して抱きついた
「なぁ愛美、俺って冷たい?」
俊は抱き締め返してそう言うと
「冷たい…うんそうだね、冷たい」
愛美はそう言い返した
「ごめんな、アイツらみたいになれなくて…」
「ううん、俺は冷たい俊でも…好きだよ」
愛美はそう言って俊の唇にチュッとした
「んっ…あいみ」
「けど、たまには素直になって欲しいけどね♡♡」
今度は俊の口元をぺろぺろする愛美
「ちょ…愛美、なにしてんの…?」
「んー、俊不足ですけど?」
そう言ってソファに押し倒した
「……あの〜?愛美さん?」
「なぁに?俊さん?♡♡」
愛美は俊を見下ろしながら自分の唇を舐める
「…今お前…オスになってるんだろ…」
「…あんたが襲わないからでしょ?俊?」
愛美はそう言いながら髪をかきあげて見つめる
俊は黙って、愛美をじっと見つめた。そして
「……ったく、俺だって我慢してんだよ」
と俊はそうつぶやいた。
「だったらなんで…っ!」
愛美は俊の胸元を軽く叩く
「わかんねぇの?愛美」
俊は真っ直ぐな目で愛美を見る
「…は?わかんないに決まってる」
「俺は愛美が好きだから大事にしたいんだよ。分かるだろ…バカ」
と言ったあと俊は愛美の首に手を回して唇にキスする
「んッ?!し、しゅん??!」
愛美は驚いたように声を上げた。
「なに?成海とはしてるのに俺はダメってか?」
俊は不満げな口調で言った。
「それは…違うけど…っ!」
「なら何?」
「…瑠依はただのメンバー。なんもしてない」
「ふーん?」
「それに俊だって…最近冷たいから…癒しを求めて…」
そんな愛美を見た俊は、不機嫌そうに言った。
「だから成海のところへ?何それ。」
「…俊が悪いでしょ?構ってくれないし…」
愛美が言った瞬間、俊が切れた
「だからってそういうことしてるからだろ!」
と言いながら押し返して睨む
「……っ」
「…はぁ…もういい。帰る」
俊は呆れて愛美から離れようとする
「…っ、まって…っ」
腕を掴んで引き留める
「なに?」
俊は愛美に手を掴まれて振り向くと
「…帰らないで」
と愛美は泣きそうになってた
「……」
黙って見つめた俊
「…しゅん?ほんとに…帰っちゃうの?」
愛美は涙を出しながら見つめる
「…泣かない。愛美」
と言いながら愛美の涙を手で拭いた
「だって…」
「いるから、大丈夫。」
「…ほんとに?」
「ほんと。帰らない」
そう言って俊は愛美にキスした
「んッ…俊…もっと…もっとして」
愛美は欲しそうに言った
「仕方ねぇな」
そう言いながら馬乗りして今度は深いキスする
「んッ…ふぅんっ…はぁ…」
愛美は甘い吐息を漏らしながら見つめる
「エロい顔…」
俊は言いながら愛美の頬を触る
「んッ…」
愛美は、彼の手に触れられた瞬間、ビクっと身体を震わせた。
「触っただけで敏感になったな、愛美」
彼はにやりと笑いながら囁いた
「……言わないで…っ」
愛美は顔を赤らめて小さくつぶやいた
「なら…もうしない?愛美」
俊は意地悪そうに言った
「…意地悪しないで…バカ」
「あぁ、ごめんごめん。あまりにも可愛くてつい…」
そう言いながらニコッと笑う
「……可愛くないし…」
愛美はそう言って顔を手で覆う
「愛美、顔隠さないで?」
「やだ…っ!」
「そう…」
俊は言ったあと愛美の服の中に手を入れて触った
「んぁ…ちょ…なにして…っ!」
「なにって…触ってる」
俊は愛美の反応を楽しむかのように、
「んッ…ぁん…やめ…バカ俊…」
愛美は甘い喘ぎ声を漏らしながら、俊の愛撫に身をよじる。しかし、愛美はまだ拒み続ける。
「…辞めないよ?こういうの好きだろ?な?愛美」
俊は触りながら愛美の耳元で囁く
「……っ、バカ…っ」
「いや…馬鹿なのはお前だろ?バカたん」
そう言いながら俊はメガネを外す
「……っ」
愛美は恥ずかしくて目を逸らした
「なに逸らしてんの?」
俊は目を逸らした愛美を見つめる
「…べ、べつに…」
愛美は逸らしたままそう言った
「ぷっ…もしかして…いつも眼鏡してないから…惚れた?」
「…ちがっ」
「なぁ、もういいだろ」
いつもより低音でそう言うと
「ふぇ…?」
と愛美は間抜けな声を出した
「さっき、言ったじゃねぇか…我慢してるってな」
「……それって、その…」
愛美は恥ずかしながら俊の目を見る
「こういう事です。愛美さん?」
そう言いながら俊は愛美の下の方に手を伸ばした
「んんっ…おま…っ」
「なに?俺とじゃ嫌か?それとも…成海としか?」
「違う…けど…ハズイ」
「なら、いいだろ」
そう言いながら俊は愛美の下を脱がした
「…しゅん、はずかし…」
愛美は顔を手で覆う
「相変わらず、愛美っていい体してんだよな…」
俊はそう言って愛美の体を触り始める
「んんっ…あっ、ちょ…んぁっ」
愛美は声を押し殺しながらびくつく
「可愛い…いいよ愛美」
俊は愛美の触り続けてたが…
「…しゅん、もう…ほしい…」
愛美は甘い声で俊に囁く
「……」
俊は愛美の熱い視線に気づき、手の動きを止めて愛美を見つめる。愛美が求めるものが何か俊はすぐに理解した。
「…しゅんの、これ…入れてほしい…」
愛美は恥ずかしながらそう言って俊のを触る
「…ん、わかった」
俊はそう言いながら愛美の中に入れ始める
「…あっ…んあぁっ…しゅん…っ♡」
「…動くな?」
そう言って俊の腰を動かし始める
「んぁ…あぁん…っ、んぅっ…っ♡」
甘い吐息しながら愛美は体をビクつかせてた
「可愛い声出せるんだな…愛美」
俊は腰の動かしながらそう言う
「やっ…んぁ…んんッ…」
「初めてだな…お前の喘ぎ声を聞くの」
興奮した俊は愛美の耳元で優しく囁いた
「だめ…耳元で、囁かない…で…」
愛美は感じながら涙目になる
「なんで?好きでしょ?愛美」
そう言いながら腰の動きを止めずに俊は愛美の首を舐める
「あっ…んやぁっ…そこ…は…っ」
「…別に減るもんじゃねぇだろ?」
俊は愛美の言うことを聞かず首に思いっきりキスマをつける
「ひゃっ…あっ…なにやって…っ!」
キスマを付けられた愛美は戸惑いと俊から漂う甘い香りに頭が回らなくなり
「なにって…〝お前は俺の物〟っていう印つけた」
「…しゅん…もっとあいして」
愛美は感じながら俊の首に手を回して彼の体温を感じながら、もっと俊の愛を求めた。
「…好きだよ、愛美」
「あっ…だめ!そんなに激しく…したら…っ!」
そう言った瞬間、愛美はイッてしまう
「あっ…ちょっ…俺も…っ」
続いて、俊もイッてしまう
「「はあはあ…」」
と息を整えながら、二人は恥じらいながらも微笑んでいた
「…はぁ…んぅ…俺は初めてなのに…ばか」
愛美は恥ずかしながら顔を手で覆ってそう言った
「ラッキー。お前の初めてを貰った」
俊は嬉しそうにそう言った
「…ばか…///」
愛美は言いながら、照れくさそうにそっぽを向いた。
「愛美、愛してる」
そう言いながら俊は愛美の顔を自分の方に向かせて唇にチュッとした
「俺の方が世界一愛してるもん」
二人は、仲直りしてそんな幸せな時間を過ごすことができた。