ダニエル・キイス氏逝く。 | 猫と病気と頭ン中と。

猫と病気と頭ン中と。

*    *     *   
猫、病気の事、日々の出来事などなど。

普段本を読まない人でも一度はタイトルを耳にしたことがあるんじゃないかと思う本、
『アルジャーノンに花束を』の作者、ダニエル・キイス氏が昨日亡くなったそうです。

私は氏の著書は1冊しか持っていないけれど(勿論『アルジャーノンに花束を』)、
『24人のビリー・ミリガン』も『ビリー、ミリガンと23の棺』も、『5番目のサリー』も、
『心の鏡』も『クローディアの告白』も読みました。

全部、『アルジャーノンに花束を』でさえ最初は図書館で借りて読みました。
本を買い込む癖があって、こっちに出て来た時は1個だった本棚を最大4個まで増やしたことのある私には(全て90×180センチサイズ)、
場所取り過ぎるのでハードカバーなんてとても買えず、
しかし人気があるのか中々文庫にならないこの本を、
大好きな作品だったけれど文庫になるまで何年も待ったものでした。

いつぞや、某質問サイトで「お勧めの本を教えて下さい」との書き込みを見て、
「『アルジャーノンに花束を』 ラスト2行で号泣」と答えた私。
あの時の方、ベストアンサーに選んでくれたけど読んだかな。


ダニエル・キイス・インタビュウが載ったSFマガジンがどうしても処分出来ません。
氏のご冥福を心よりお祈りいたします。