じぃじとばぁばは、孫(?)の声を聞きたがる。 | 猫と病気と頭ン中と。

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猫、病気の事、日々の出来事などなど。


私は子供の頃から大の猫好きでしたが、実家にいた頃は、
どんなに頼んでも両親と祖母が許してくれず、猫を飼えませんでした。
父と祖母は「好きじゃない」って事しか解りませんでしたが、母は子供の頃犬に太ももを噛まれて以来犬が大嫌いになり、しかし何故かそれよりも猫が嫌いという徹底ぶりでした。

隣の家には茶トラのその名もまんま『トラ』という猫がいて、代わりに可愛がっていたものでした。


さて、私が猫と暮らし始めてから、すっかり猫好きになった私の両親ですが、
母は散歩に出ると出会った猫に挨拶をするようになり、
私からのメールに添付されたタマ(仮名)の画像や動画を毎日見ているそうです。
勿論ケータイの待ち受けは、可愛く撮れたタマ(仮名)。

私の妹には子供がいるから、それまでは孫を待ち受けにしてたようですが、なんですか、この変わりぶりは。

極めつけは、私と電話で話すと必ず、「タマ(仮名)の声が聞きたい」と言う事。
ご存知の通り、猫はよく寝る動物ですから、大抵タイミングが合わず私が「寝てるよ」と言うと、
「つねって起こして。やだ、冗談だって」と言ってくる始末。いや、半分本気だろ。

昨日も昨日とて、私に荷物を送りたいとかで電話を掛けてくれたのですが、
夜7時頃というタマ(仮名)が食後でいつも熟睡している時間だった為、声は聞かせられず。すると、「んもう~」と拗ねる母。

しょうがないので、その2時間後位に猫が「お夜食~」「遊んで~」と起きてきた時を狙い、
母に電話を掛けたら大喜び。

父まで、電話を代わって「タマ(仮名)、タマ(仮名)」「にゃーん」「おお、鳴いた。もう1回聞かせて」
とかやってるし。
終いには、母がこう言いました。「鳴いたら、いつでもいいから電話してきて、声聞かせてよ」

……しょーがないなぁ。


まだ見ぬ娘の同居猫を、自分たちの孫みたいに可愛がる(?)両親も、それはそれで微笑ましいけどね。




☆ おまけ ・ 今日の猫 ☆ そんなタマ(仮名)。お遊び中、一休み。


 
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