「それでは皆さん頑張ってください」
体育委員長の挨拶と共に始まったスポーツ大会。
例の3年1組と2組は順調に勝ち上がり、準決勝まで残ることが出来た。
〜バレー〜
[準決勝 3年2組 VS 3年3組]
長「理佐!」
トンッ........バシンッッ
ねるがトスを上げると理佐は綺麗に相手コートへとスパイクを決める。
キャーーーー!!
「理佐先輩凄すぎる!」
「ねるちゃん可愛い!!」
「長濱先輩×理佐先輩とか最強すぎ!!」
25 - 2
圧倒的な強さを見せつけ、3年2組は決勝へ。
そして、3年1組も見事決勝進出を果たした。
理『決勝も頑張ろ』
そうチームに声をかける理佐がその場から去り、ねるはその後を追いかけるようにして去っていく。
長『決勝ではちゃんとしろよ』
梨「...っ...」
その時、ぽんと梨加の肩を叩いて、梨加にしか聞こえないくらいの声でねるはそう呟いた。
長「ちょっとドッジの方行ってくる〜」
理『ん?決勝までには戻ってきて』
長「は〜い」
〜ドッジボール〜
[決勝 2年4組 VS 3年1組]
「平手先輩かっこよすぎる...!」
「友梨奈ちゃん頑張れ〜!」
平「よ〜し、どこにしよっかな〜」
ボールを指でくるくると回しながらコートを見渡す。
まるで小学生の頃に戻ったように夢中になってプレイする平手。
...トンッ__
キャーーーー!!
平「よしっ!」
平手のボールが相手チームのメンバーに見事当たると一際大きな歓声がコートに響き渡る。
ピーーーッ
「試合終了!」
「...優勝は3年1組!!」
平「っしゃ〜〜!!」
平手がガッツポーズをきめると応援席からもわっと歓声があがった。
ドッジボールで3年1組は見事優勝を勝ち取った。
〜バスケ〜
[決勝 3年1組 VS 3年2組 ]
パシッ.....
織「愛佳!!」
ダムダムッ.....シュパッ...
キャーーーー!
「よし!決まった!」
「志田先輩かっこいい!」
「織田先輩ナイス!」
「小林先輩負けるな!」
由「っ...」
志「しゃっ!」
ダンダンッ.....スパッッ...
キャーーーー!
由「よしっ」
志「くそっ...」
「小林先輩やばい!」
「文化部なのに運動神経よすぎ!」
「志田先輩頑張れ!」
残り時間は30秒
このままいけば1組の勝利
ダンッダムダムッ...
テンポの良いドリブルの音が途切れた。一瞬の油断の隙を見て小林が志田のボールを奪ったのだ。
残り時間は10秒
ゴールの近くまで向かう時間はない。
小林は相手チームのゴール付近から自分のチームのゴールへと力いっぱいボールを放つ。
シュパッ.....ピーーーッ
小林の放ったボールは吸い込まれるようにしてゴールのネットへと入っていったと同時に試合終了の合図が鳴り響いた。
由「え、嘘...」
当の本人もまさか入ると思っていなかったようで目を丸くしてきょとんとしている。
結果は小林のミラクルプレーによる逆転優勝。
志「くっそ〜〜」
織「あれはびっくりしたよ」
志「あぁ〜悔しい〜」
織「ね〜あ、愛佳、茜が呼んでる」
志「何で?」
織「とりあえず行きなよ」
織田に背中を押されながら茜の元向かう愛佳。
志「何かあった?」
茜「お願い、バレー出てくれない?」
志「何で?」
茜「莉菜が準決勝で足捻挫しちゃって...人数合わないから急遽1人呼べって...お願い!」
志「私はいいけど...バレー部だけど出ていいの?」
茜「決勝だしいいって言われた」
志「わかった、出る」
茜「ありがとう!!」
バスケのリベンジもしたいし ね
こうして志田はバレーの決勝に出ることになった。
─続─