〜バレー〜
[決勝 3年1組 VS 3年2組]
長「呼ばれたよ〜」
理『はーい』
長「次も理佐なら余裕でしょ」
理『だといいけどね〜』
そう言った理佐の視線の先には準決勝まではなかった愛佳の姿が。
長「え、なんで?てかこれいいの?」
理『なんかOK出たみたい』
「志田先輩いる!」
「え、嘘?どこどこ?」
「こんな近くで志田先輩のバレー見れるとか最高かよ!」
周りも志田の存在に気づき始め、次第に騒がしくなっていく。
ピッという笛の合図とともに試合は始まり、サーブが打ち込まれる。
1-2
2-2
3-2
3-3
1組が1点取れば2組も負けじと1点取り返す。
そんな一進一退の試合が続いていった。
「入った!入ってますっ!!」
キャーーーー!
審判の生徒がそう叫ぶと、周りからは一際大きな歓声があがる。
志田の打ったサーブがエンドラインのギリギリのところに入ったのだった。
長「...っ今のは入ってないよ!」
理『ねる、いいよ。入ってる』
長「...っ」
少しずつ1組が優勢になりその差はどんどん広がっていく。
22-18
“私が理佐にバレーで勝てたら.....”
そんな時、懐かしい声が理佐の頭の中を横切った。
理『...っ...』
もしここで私が負ければ...
いや、もうこんなこととっくの昔に忘れてるよね
キャーーーー!
「追いついた!!」
24-24
あと2点どちらかが取ればそこで決まる。
バシンッッ...
織田が上げたボールを志田は力強く相手コートへと打ち返す。
そのボールは綺麗に誰もいないところへと落ち、打ち返されることはなかった。
25-24
志『...ふぅ...あと.....1点...』
志田はスゥッと大きく息を吸い、それを吐き出すと力強いサーブを打った。
バシッ.........トンッ.....タンタンタンッ.....
あまりのスピードに動けないチームメイトの間をぬって理佐はすかさずボールを打ち上げたものも虚しく、誰も打ち返すことは出来なかった。
床についたボールが小さく弾みながら転がっていく。
ピーーーッ!
志『...勝っ.....た』
理『.....っ』
志『しゃぁあ!』
志田が勢いよく拳を突き上げると、会場は大きな歓声と拍手に包まれた。
「おめでとう!」
「とってもいい試合だった!」
「お疲れ様!」
ハイタッチし合うクラスメイトの輪から抜けて、志田は帰ろうとする理佐の肩を叩いた。
志『...理佐!』
理『...』
志『楽しかったね』
理『...』
志『懐かしいね』
志田がそういうと理佐はハッと目を見開いて怯えた表情で志田を見つめる。
理『なんっ...で.....』
志『中学の時...あの時を思い出』
理『やめて、私はそんなこと忘れたから』
なら、理佐は私との約束も忘れちゃったのかな...
あれもなかったことにするの?
.....やっぱり、私の想いは届かない
─続─
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あまり運動しない私がスポーツ大会の記憶と体育の授業の記憶を頼りに書いたものなので不自然な点が多々あると思います。
かっこよく技の名前?を使ったものの間違った使い方をしているところがあるかもしれません😓
じゃあなんでこんなに長々と書いたんだよ...とはつっこまないでください(笑)
読みにくくてすみません(>_<)
もも🍑