こんにちは。
ポテンシャルコンディショニング療法協会のmihoです。



コロナ渦で、顎関節症の症状を訴える患者さんが急増しているといいます。



顎関節症とは、顎の痛み、口の開けづらさ、口の開け閉め時の雑音
といった症状を起こす状態で、
元々日本人では二人に一人が一生の中でかかると言われるほど悩んでいる方の多い症状ですが、
コロナ前の3年前に比べて患者さんの数が2割増と、急増していることが報告されています。


その大きな要因となっているひとつが、マスク。




マスクをつけていると、顔がたるむことを気にされる方も多いですね。

その理由はあまり表情筋を動かさないという理由がよく上げられるのですが、
マスクで顔がたるむのも、実はもっと大事な原因があります。

それが今回の顎関節症の大きな原因にも繋がっています。


マスクを着けていることで、マスクのゴムを引っかける耳が斜め前(前下方向)に引っ張られます。
マスクを常用すると、常に耳も引っ張られぱなし。


これを、解剖学的に見てみると…


耳は耳介筋が繋がっています。
余談ですが、草食動物などはこの耳介筋を使って耳を動かし、音や波動に敏感に反応できるようになっていますよね。
人間にもこの耳介筋が付いていて動かせるようになっていますが、
退化してしまって耳を自在に動かせる人はほぼいません。。。

ですが、うまく使えないだけで今でもしっかり付いていて、
それが、頭部で大きな面積を占める側頭筋に繋がっています。


その側頭筋が、口を開閉したり、ものを嚙んだりする時に使う咀嚼筋に繋がっています。
(ちなみに、咀嚼筋はいくつかの筋肉の総称ですが、ここでは細かい説明は端折りますね。)



つまり、マスクで耳介筋が常に引っ張られることで、
側頭筋、咀嚼筋が必要以上に負荷がかかり緊張し、萎縮してしまいます。


前回の 揉めばもむほど逆効果? と同様
硬く萎縮した筋肉は悪循環に。


歯ぎしりや歯の食いしばりで咀嚼筋が固まり、
顎関節症になるのと、同じですね。


咀嚼筋が固まることによって、えらが張って顔も大きく見えますし、
もちろん、口の開閉も、咀嚼もしにくくなります。


側頭筋や咀嚼筋が過緊張により、萎縮してしまうということは、
顎関節症にとどまらず、全身の骨格に影響を及ぼします。


また、軽視されやすいけれど、
耳の周りは、聴覚、嗅覚、味覚など、様々なセンサーが集まっていて、
五感を司る大切な場所でもあります。


もちろん、口腔は、
食べること、呼吸すること、喋ること、菌のブロック、頭を支えること、
など結構大事な機能を担っていますよね。


マスクの弊害は様々お話してきましたが、筋肉の成り立ちから見た弊害も忘れてはいけません。


サロンにいらしていただいている皆様は、
サロンでお伝えしているセルフマッサージを是非活用させて
顔周りの筋肉をしっかり柔らかく解きほぐして、
リフトアップや顎関節症対策にも活用してみてくださいね。


テラヘルツを活用するのもおすすめです。


強い揉みほぐしは既述の通り、逆効果になりますので、おすすめ出来ません。


顎関節症対策や、顔のたるみ防止(フェイスリフトアップ)だけでなく、
呼吸が深くなり、
顔周りの血行もよくなり、
笑ったり、表情も豊かに。


マスク生活に慣れてしまって、
顔をさらすのが恥ずかしいと言ってマスクするのは、
ますます顔をたるませ、逆効果に。。。


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