こんにちは!

美容家の林美保です!!!


ご好評いただいている『ミルフィーユ塗り』の記事。


今日は第四弾です!


第一話
乾燥したお肌を驚異的によみがえらせる美容家的コツ☆彡
~乾燥肌にオススメなミルフィーユ塗り~

第二話
ミルフィーユ塗り2『化粧水の前に乳液をぬっても大丈夫なの?』
~化粧水の前に乳液を縫っても大丈夫なの?~

第三話
ミルフィーユ塗り3『美容液はどのタイミング?』


ミルフィーユ塗り第二弾(こちら★)
化粧水の前に乳液をぬっても大丈夫な理由をお伝えさせていただきました。


でも単に大丈夫という以上に、
ミルフィーユ塗りで化粧水の前に乳液をぬることを推奨する理由があります。


乳液を先に塗る理由1


乾燥しきって砂漠化してしまったお肌には、
水分だけを与えても上手に吸収ができません。



ここで、ちょっとイメージしていただきたいのですが、

塗れた新聞紙が乾いた状態。


全部のページがカチカチに固まってしまってページがめくれませんね。


これを一枚一枚はがすのには、
どうしたらいいのでしょうか?


水に濡らすと、綺麗に一枚一枚がはがれるというより、
ボロボロになってしまいます。


ところが、油に浸すと、
するっと一枚一枚が破れずにするっとはがれます。


乾燥しきって砂漠化してしまったお肌はこのような感じです。


水分をいきなり与えても、
上手に浸透することができず、
表面の角質細胞だけが吸ってふやけてしまうばかり。


ですが、水分ではなく、油分の含まれた乳液をぬることで、
砂漠化してしまったお肌の奥の方の細胞まで
ふわっと柔らかくしてあげることができます。


お肌が乾燥していないときは、
まず化粧水でもOKなのですが、

お肌が乾燥しているときは、化粧水よりまず乳液!
が有効なわけです。



乳液を先に塗る理由2


それが乳液のヴィークル効果です。



「ヴィークル(vehicle)」とは、伝達や伝達手段を意味します。


化粧品のヴィークル効果とは、
「他の成分が肌内部へ浸透させる(引き込む)のを助ける効果」
を言います。


油には肌を柔軟にさせる(上記理由1)以外に、
化粧品のヴィークル効果があります。


つまり、先に乳液を塗布しておけば、
その後にぬる化粧水、美容液、乳液、クリームなどのスキンケアアイテムに入っている有効成分をより浸透させることができるというわけです。



上記の2つの理由から、
乾燥しきって砂漠化してしまったお肌には、
洗顔後すぐに、
化粧水よりも先に、
乳液をぬることが有効的というわけです。



同じ理由から、
スクワレンなどのオイルも洗顔後すぐ化粧水の前にぬるといいのですよ。


詳しくは次記事でご紹介させていただきますね。