小学校のSNS講座に潜入!そこでわかったこと | 【絵本×性教育de子育てをもっと楽しく】とにかく明るい性教育*パンツの教室*インストラクター/いとうみさき

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先日、小1息子が通う小学校で、高学年向けのSNS講習会があり、お願いをして参加させていただきました。

 



 

題して【SNSとの正しい付き合い方】



元警察官のスクールサポーターの方が登壇されていました。

 

 

小規模校なので、4・5・6年生合わせて50名が参加。

 

 

・自分専用のスマホを持っている→2割

・家族のスマホを利用している→2割

・自分のゲーム機を持っている→ほぼ全員

・インスタのアカウントをもっている→1割

 

 

ざっとですが、こんな割合でした。

やっぱり今はスマホを持つ年齢も本当に下がっていますね。

都会より少ない割合なのかもしれませんが、予想より多くて驚きました。

 

 

ネットの特徴としての【危険性】のお話がメイン。

 

 

・何が個人情報なのか

・写真をネットにあげるということはどういうことなのか

・間違った情報もあること

・パスワードは簡単に想像できるものにしない

 

 

などなどで話が進んでいきました。

 

 

私が一番、意外に感じたのは、小学生のリアルな反応に出会った瞬間でした。

 

 

自撮り被害の例としてこんなお話が。

 

 

☆推し活のグループで出会った小6女の子と中1男の子。

☆チャットで関っていく間に、女の子は男の子のことを好きになってしまいました。

☆ある日。やりとりの中で男の子から「下着の写真送って」とメッセージが。

☆好きだったし、嫌われたくないと思って、自撮りをして下着姿の写真を送信。

☆送ったら急に怖くなって、親御さんに相談したとのことで、警察が関わることに。



このケースでは、相手は本当に中学生で

拡散されることなく、写真を回収できたそうです。本当によかった。

 

 

どの中でのリアルな反応というのが「下着姿の写真を送信」の部分。

 

 

私は、ひょえーー(こわい!)と思ったのですが、会場は笑い声に包まれました。

「えーーーそんなのバカじゃん!」というニュアンスなのかな、と思います。

 

 

そうか!!!小学生のリアルな反応ってコレなんだ!!と本当に勉強になりました。

 

 

なかなか自分事としては捉えられないのかもしれません。

 

 

でも、リアルで本当にお付き合いしている彼氏から下着姿の写真を要求され、好きだから送ったら、グループラインに転送されてしまった、という事例もあります。

 

 

送ってしまった写真は取り返せないこと。

玄関に貼れない写真や言葉は送ってはいけないこと。

子どもたちに伝えていかないとですね。

 


スマホを持つ前に伝えておきたいネットリテラシーは

【パンツの教室】中級講座でお伝えしております!

 


もう一つ忘れてはいけないのは、要求をした中1男の子の方。これは話には全く出てきませんでしたが。



まさか警察沙汰になるとは思ってなかったでしょう。

その親御さんの気持ちは??

 

 

性被害は、被害者の親もつらいですが、加害者の親になることを想像すると、、、

ぞっとします。(私が性教育をきちんと学ぼうと思ったきっかけはココです)

 

 

そして、やっぱり家庭での性教育を広めたいと強く感じたこと。

そう。学校の性教育では足りないとひしひしと感じたのです。

 

 

お話の中で度々出てきた『わいせつ行為』『性的被害』『性犯罪』というワード。

 

 

その単語が意味することを、この子たちはどのくらい理解しているんだろう?

私の率直な疑問でした。

 

 

それが意味することがわからないと「ネットで知り合った人に会いに行っちゃいけないよ」の本当の意味がわからない。

 

 

お話の最後は『困ったことがあったら必ず相談してください。子どもだけでは解決できません。』

と締めくくられました。助けを求められる機関の紹介もありました。

 

 

でも。子どもが一番に助けを求める相手が『お母さん』であってほしい。

そう強く願うと共に、性教育を広めく決意をさらに固めた日となりました。

 

 

長文読んでいただきありがとうございます。

性教育っていきなり性交渉のこと話さないといけないの??と思った方!

そんなことはありません。



明るく楽しく!!が大切です。

【伝える順番】と【伝え方】を知るだけで、ぐぐっとハードルは下がりますよ♪

 

 

 

 

 

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