恒例京都の花見(1)
毎年季節行事のように
出掛けている京都の花見
人が多いのは覚悟の上
なので6時にピックアップして貰い
車の多い京都の道は避け進む
醍醐寺は数年続いたので
今年は日曜日 清水寺に
開門時間は朝の6時
我々は7時過ぎに
少し離れた場所に停車し
緩い坂を歩く
朝早いが観光客はそれなりに
殆ど海外からの方ばかりだけれど
清水寺の舞台からの眺め
山側の桜は
吉野の一目千本をちょっぴり
思い出させる
清水の舞台と言えば
誰しもが思い出すこの風景
かつて私は何回飛び降りる覚悟で
買い物をして来た事か^^;
そんなに飛び降りとったら
とっくにこの世に居ないけれど(-。-;
行ってみて思ったが
清水寺は秋の方が良いお寺ね
そこから桜の名所 木屋町や白川通を
次に駐車場が直ぐに満杯になる
京都府立植物園
植物園は年がら年中
花があるので
どの季節に行っても美しい
そしてなんと此処には
180品目500本の桜が
植っているとのこと
10月から咲く桜もあるそう
桜にそんなに種類がある事すら
知らなかった
其処から次は哲学の道へ
哲学の道はただひたすら
小川の縁を歩くのだが
以前来た時より
周りにすっかりちょっとした
喫茶店などが増えていた
個人の家の方ですら
1階のリビングやテラスを開放して
臨時の喫茶店をしている
期間限定のお商売
と言った所だろうか
青紅葉の美しい
一服の清涼剤
そしてそろそろお腹が空いて来たので
予約していたノアノアさんへ
何でも何処でも良く知っている友人が
学生時代にも行ったと言うイタリアン
パスタセットとピザセットをシェア
味は悪く無いが
それより蔦の絡まる建物が
有形文化財だったり
テラス席から庭や桜が愛でられる
そんな好立地条件が良いと言う感じ
日差しが結構強かったので
一番奥のパラソル席を
私の席からの眺め
そこに真っ赤な上着に
ベージュの編み込み模様の素敵な
パンツを履かれた
白髪の女性がやって来て
花に水をやったり 客に
「お庭もご覧になってね」と
話しかけられていたが
それがこちらのオーナーマダムだと
直ぐに分かった
サングラスとマスクで覆われ
お顔は良く分からなかったが
洋館に相応しい素敵なマダムだった
そのあとお茶を飲みに移動
前回お休みで
伺えなかった喫茶店
ラ・ヴァチュール
食べ始めて気が付き
食べ掛けを写真を
白いのはヨーグルト
タルトタタンが有名らしい
久々に美味しいタルトタタン
食器も洒落ている
もう今は製造していない伊製らしい
友人はオペラ
店内はパリのカフェ風で
1つ1つこだわり抜いたものが
さり気無く飾られている
隣に座り1人で食していた
若い女性と話したら
上海から来て5年になると
とにかく京都がお好きならしい
剣道着を身に付け
ショートボブが可愛らしいが
凛とした雰囲気
直ぐ向かいの武道センターで
大会をやっているらしい
其処から1人抜け出し
こうしてスイーツを食べに来て
礼儀正しく
笑顔が素敵で
綺麗な日本語を話し
歯の矯正もしていた
それで大体の彼女のステータスが
わかると言うもの
お気に入りのお店が1つ増えた
そのあと平安神宮へ
続く