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歴史探索・文明研究の記録

DOCUMENTARY SERIES
THIRD PERIOD – 60
 
世界を動かす「力」は、
私たちの暮らしのどこにあるのか
― 家・街・店・車・仕事、当たり前の一日から見えてくる世界の仕組み ―
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序章|朝、いつもの一日が始まる
AN ORDINARY DAY
朝。

カーテンを開ける。
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電気をつける。
冷蔵庫を開ける。
水を使う。
テレビをつける。

そして――
玄関を出る。
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何も特別なことはしていない。

いつもと同じ、
ごく普通の朝だ。
しかし――

この一日の中に、
いったいどれだけの仕組みが
重なっているのだろうか。
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電気。
水。
家電。
食品。
服。
スマートフォン。
車。
情報。
まだ何も特別なことをしていない。

それなのに――

私たちはすでに、
数えきれない仕組みの上で
一日を始めている。
第三期-59では、

工場。
都市。
交通。
電力。
通信。
技術。

それらが結びつき、
一つの巨大な「基盤」へと
広がっていく姿を見た。
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しかし――

その基盤は、
発電所や工場の中だけに
あるのではなかった。
THE WORLD IN ONE DAY
朝起きた瞬間から――

私たちは、
その「基盤」の上に立っていた。
家。
街。
店。
車。
仕事。
そして――
世界。
では――

世界を動かす「力」は、
私たちの暮らしの
どこに現れているのだろうか。
第1章|「家」の中には、世界が入っている
FROM THE OLD HOME TO THE CONNECTED HOME
昔の日本の家。

ちゃぶ台。
白黒テレビ。
黒電話。
扇風機。
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冷蔵庫は、
今よりもずっと特別な家電だった。

家の中にある道具は、
今ほど多くはなかった。
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そして1970年代。

カラーテレビ。
洗濯機。
エアコン。
自家用車。
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高度経済成長を経て、
日本の家庭には、
新しい道具が次々と入ってきた。
白黒テレビ。
↓
カラーテレビ。
↓
パソコン。
↓
スマートフォン。
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そして現在。

Wi-Fi。
大型テレビ。
IH調理器。
ロボット掃除機。
スマート家電。
家の中の道具は、
単に便利になっただけなのだろうか。
昔の家と、今の家。

大きく変わったのは、
家の「外の世界との距離」だった。
昔は、
家の外にあった情報やサービスを、
今ほど家の中から直接利用することは
できなかった。

電話。
テレビ。
新聞。
店。
銀行。
学校。
そして現在――

通信を通じて、
その多くが家の中から
利用できるようになった。
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THE CONNECTED HOME
家が変わったのは――

モノが増えたからだけではない。
家の外にあった世界との距離が、
縮まったからだった。
その変化を支えているのは――

電気。
通信。
半導体。
情報。
サービス。
それらは、
家の中に「見える形」で
置かれているとは限らない。
そして家を出ると――

その世界は、
一人ではなく、
無数の人間を同時に動かしている。
第2章|「街」は、巨大な機械だった
THE CITY IN MOTION
朝。

駅に人が集まる。
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電車が到着する。
改札を人が通り抜ける。
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道路では車が動き始める。
交差点の信号が変わる。
店が開く。
学校が始まる。
病院では診療が始まる。
企業では仕事が始まる。
昼になり、
夕方になり、
やがて夜が来る。
朝の駅。
↓
昼の交差点。
↓
夜の都市。
時間が変わっても、
街は動き続けている。
しかし――

誰か一人が、
「街を動かせ」
と命令しているわけではない。
それでも、
無数の人と仕組みが、
ほとんど同時に動いている。
電車が来る。
↓
人が乗る。
↓
道路が流れる。
↓
店が開く。
↓
仕事が始まる。
一つひとつは、
別々の出来事に見える。
しかし――

それぞれの動きが重なり合うことで、
一日の街が形づくられている。
だからこそ、
一つの動きが止まると、
別の場所にも影響が広がることがある。
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THE CITY AS A SYSTEM
街は、建物の集合ではなかった。
無数の人と仕組みが、
同じ時間の中で動いている。

それが――
私たちの暮らす「街」だった。
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私たちは毎朝、
その巨大な「同時進行」の中へ
入っていく。
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そして街を歩いていると――

今度は、
世界そのものが
棚の上に現れる。
店頭に並ぶ商品だった。
第3章|「店」に入ると、世界が見える
THE WORLD ON THE SHELF
コンビニに入る。

ただ、それだけ。
ペットボトル。
弁当。
おにぎり。
冷凍食品。
乾電池。
スマートフォン関連商品。
衣類。
日用品。
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どれも、
日本で暮らしていれば、
見慣れたものばかりだ。
しかし――

その一つを、
少しだけ深く見てみる。
どこで作られたのか。
何からできているのか。
どんな技術が使われているのか。
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食品には、
農業や加工技術がある。

日用品には、
素材や化学工業がある。

電子機器には、
半導体や精密部品がある。
そして製品の後ろには――

素材を作る企業。
部品を作る企業。
機械を作る企業。
ソフトウェアを作る企業。
素材。
部品。
半導体。
製造装置。
ソフトウェア。
電力。
研究開発。
金融。
販売網。
人。
一つの商品が店頭に並ぶまでに、
多くの産業が関わっている。
その中には――

日本の技術。
中国の製造。
台湾の半導体。
韓国の部品。
アメリカのソフトウェア。
ヨーロッパの技術や規格。
もちろん、
すべての商品が、
同じ国々で作られているわけではない。
重要なのは――

一つの商品を入り口にすると、
国境を越えた産業の広がりが
見えてくることだ。
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BEYOND THE FACTORY
世界の産業は――

遠い工場の中だけに
あるのではない。
毎日、
店頭に並んでいる。
第三期-59で見た、
「世界の工場」という姿。

その工場の広がりを、
私たちは商品という形で
目にしている。
商品を一つ手に取るだけで――

その後ろにある、
世界の産業地図が
少しだけ見えてくる。
そして――

その複雑な産業のつながりが、
一台の機械に集まっている。
自動車だった。
第4章|「車」は、もう一つの街になった
FROM MACHINE TO INTELLIGENT SYSTEM
昔の車。

エンジンがあり、
ハンドルがあり、
アクセルとブレーキがあった。
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もちろん、昔の車にも、
高度な技術は使われていた。

しかし時代とともに、
車の中へ電子制御が増えていった。
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エンジン制御。
↓
カーナビ。
↓
ディスプレイ。
↓
カメラ。
↓
レーダー。
↓
通信。
↓
電動化。
そして現在の車は――

ただ走るだけではない。
走る。
見る。
情報を処理する。
周囲を認識する。
つながる。
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なぜ、車はここまで、
コンピューターに近づいたのだろうか。
安全性を高めるため。
運転を支援するため。
電力を効率よく使うため。
そして――
車を外の世界とつなぐため。
その内部には、
半導体がある。
センサーがある。
通信がある。
ソフトウェアがある。
電池や電力制御の技術がある。
さらにEVになれば――

充電設備。
電力網。
電池材料。
モーター。
ソフトウェア。
車は、
道路を走る一台の機械から、
外部の産業やインフラとも結びつく
巨大なシステムへ変わりつつある。
車の中にも、街と同じように、
電力・通信・情報・人をつなぐ仕組みがある。
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THE CAR AS A SYSTEM
一台の車の中に――

第三期のここまでが
詰まっている。
第三期-56。
半導体。

第三期-57。
AI・通信・センサー。

第三期-58。
電力。

第三期-59。
産業生態系。
ここまで来ると、
車は単なる「製品」ではない。
一つの機械の中に、
複数の産業と技術が
重なっている。
そして――

機械が変われば、
その機械を使う人間の側も
変わっていく。
第5章|「仕事」は、どこへ変わったのか
HUMAN WORK AND NEW TOOLS
人間の手。

道具。
機械。
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人間は、
自分の力だけでは難しい作業を、
道具によって可能にしてきた。
手作業。
↓
機械化。
↓
NC工作機械。
↓
産業ロボット。
↓
コンピューター。
↓
AI。
昔の工場では、
人間が道具を手にして作業していた。
やがて機械が入り、
作業の一部を引き受けるようになる。
1970年代以降の日本の工場では、
自動化やNC工作機械、
産業ロボットが広がっていった。
そしてコンピューターが職場に入り、
製造だけではなく、
設計、事務、物流、販売まで
仕事の進め方を変えていった。
工場。
↓
オフィス。
↓
店舗。
↓
病院。
↓
農業。
場所が変わっても、
技術は少しずつ
人間の仕事の中へ入ってきた。
そして今――

ロボットやAIが、
人間の仕事に加わり始めている。
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では、AIは、
仕事をなくすための技術なのだろうか。
一部の作業は、
自動化されるかもしれない。
一方で――

新しい仕事や役割が生まれ、
人間が担う作業の内容も
変わっていく。
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HUMAN AND MACHINE
技術は、
人間の仕事を消してきただけではない。
人間がする仕事の「中身」を、
何度も変えてきた。
第三期-49で見た、
戦後の「作る力」。
そして第三期-56から59で見た、
半導体、AI、電力、産業基盤。
それらは、
工場や企業の中だけに
存在しているのではない。
人間が働く場所そのものを、
少しずつ変えている。
そして――

その変化は、
私たちが手の中で使う
小さな画面にも現れている。
第6章|一つの「便利」の後ろには、何があるのか
FOLLOW ONE MOMENT OF CONVENIENCE
スマートフォンを開く。

地図を見る。
目的地を入力する。
画面に道が表示される。

そして――
小さな点が現れる。
現在地 ●
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ほんの数秒。

私たちにとっては、
ごく当たり前の操作だ。
しかし――

この小さな「●」は、
どこから来たのだろうか。
スマートフォン。
↓
半導体。
↓
通信。
↓
測位。
↓
地図データ。
↓
道路。
現在地を知るためには、
衛星測位などの技術が使われる。
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その一方で、
スマートフォンは通信網につながり、
地図サービスは道路や建物などの
膨大なデータを利用している。
その情報を支えるのは――

通信設備。
サーバー。
ソフトウェア。
電力。
測位システム。
地図を整備する人々。
画面に映るのは、
一本の道路と、
小さな現在地の印だけだ。
しかし、その小さな印の背後では――

異なる場所にある技術や設備が、
一つの情報として
重なっている。
THE HIDDEN SYSTEM
巨大なシステムは――

私たちには、
「小さな画面」として見えている。
画面に現れるのは、一瞬。

しかし、その一瞬のために――
世界では、いくつもの仕組みが動いている。
便利さは、
一つの機能だけから
生まれているのではなかった。
小さな「●」の後ろに――
巨大な世界がある。
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そして、その世界は、
一つの国の中だけで
完結しているとは限らない。
第7章|世界は「一つの国」では動いていない
THE INTERCONNECTED WORLD
日本で暮らし、
日本の店で買い物をする。
使っているのは、
日本の製品かもしれない。
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しかし――

その製品を支えている技術まで、
すべて一つの国だけで
作られているとは限らない。
一つの製品の中には――

素材を作る企業。
部品を作る企業。
半導体を作る企業。
製造装置を作る企業。
ソフトウェアを作る企業。
それを運ぶ企業。
販売する企業。
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そして、それぞれの企業が、
さらに別の企業や地域の
技術や資源を必要としている。
技術。
↓
素材。
↓
部品。
↓
製造。
↓
物流。
↓
ソフトウェア。
↓
市場。
一つひとつを見ると、
それぞれの強みがある。

しかし――

それらは、
孤立しているのではない。
ある国の技術が、
別の国の部品を必要とする。

その部品を作る企業が、
さらに別の国の素材や装置を必要とする。
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だからこそ――

一つの場所で起きた変化が、
遠く離れた場所にも
影響することがある。
部品が不足すれば、
生産が止まることがある。

物流が滞れば、
製品が届かなくなることがある。

輸出規制が変われば、
企業の調達先が変わることもある。
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技術や市場をめぐる競争は、
企業だけではなく、
国どうしの関係にも影響する。
つまり――

「どの国が一番強いか」
だけでは、
現代の産業を説明できない。
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THE NEW INDUSTRIAL MAP
世界の「力」は――

足し算だけではなく、
つながりとして存在している。
一つの国。
一つの企業。
一つの技術。

それだけでは、
現代の暮らしを説明できない。
第三期-59では、
中国が「世界の工場」から、
広い産業基盤を持つ国へ変化した姿を見た。
しかし――

現代の世界を、
中国だけで説明することはできない。

アメリカだけでも。
日本だけでもない。
いくつもの力が重なり、
互いに依存しながら――
現代の暮らしを支えている。
では――

私たちは一日の中で、
その仕組みと、
どれほど深く関わっているのだろうか。
SPECIAL|あなたの「一日」を追ってみる
ONE DAY — ONE WORLD
朝から夜まで。

ここまで見てきた仕組みが、
私たちの一日の中で
どこに現れているのかを追ってみる。
07:00 スマートフォンを見る。
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08:00 家を出る。
08:30 移動する。
12:00 店で昼食を買う。
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15:00 コンピューターで仕事をする。
20:00 帰宅する。
23:00 AIに質問する。
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スマートフォン。
家。
街。
店。
車。
仕事。
情報。
一つひとつは、
ごく普通の一場面に見える。
しかし――

その一瞬ごとに、
電気。
通信。
半導体。
交通。
産業。
人。
いくつもの仕組みが、
同時に動いている。
ONE DAY — ONE FOUNDATION
私たちは一日中――

世界の「基盤」に
触れながら暮らしていた。
朝も。
昼も。
夜も。

それは、
特別なことではなかった。
終章|世界の仕組みは、いつ作られたのか
FROM FOUNDATION TO HISTORY
第三期-59では――

世界を動かす「力」が、
工場から基盤へ広がる姿を見た。
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工場。
↓
都市。
↓
交通。
↓
電力。
↓
通信。
↓
技術。
↓
産業生態系。
↓
基盤。
第三期-60では――

その基盤を、
暮らしの側から見つめ直した。
家。
↓
街。
↓
店。
↓
車。
↓
仕事。
↓
一日。
↓
世界。
上から見ると、
巨大な産業構造だった。

下から見ると、
いつもの暮らしだった。
しかし――

その二つは、
別々のものではなかった。
FROM FOUNDATION TO DAILY LIFE
工場だったものが――
都市になった。

都市だったものが――
ネットワークになった。

ネットワークだったものが――
私たちの暮らしの中に入ってきた。
そして私たちは――

その「基盤」の上で、
毎日を生きている。
けれど――

ここで、
もう一つの疑問が残る。
今、私たちが暮らしている世界。

国と国が結びつき、
企業が世界へ広がり、
技術と資源が国境を越え、
巨大なネットワークが動いている。
この仕組みは――

最初から、
そこにあったのだろうか。
いつ。
どこで。
誰によって。

この世界の仕組みは、
作られてきたのだろうか。
第二次世界大戦が終わったあと――

世界の国々は、
新しい秩序を作ろうとした。
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国家の安全保障。
通貨。
金融。
貿易。
技術。
同盟。
国際機関。
しかし――

それは、
最初から完成していたわけではない。

協力があり、
対立があり、
介入があり、
戦争があり――
人々は、その都度、
新しい選択を迫られてきた。
今、私たちが当たり前だと思っている
世界の仕組みも――

過去の出来事と、
無関係ではない。
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THIRD PERIOD – 60
では――

この世界の仕組みは、
いつ、どこで、
どのように作られてきたのだろうか。
第三期-61へ――